第7話 ジャンクフード

「ところでここのポテト不味くない?」


と後輩さんに聞くと


「じゃあ私は食べない。あ、あとアタシの名前は光川(ミツカワ)。」


光川がブリトーを口にすると


「うげぇ何だこのマジィのは·····」

と言いテーブルに投げ捨てた。


「おい、いくらなんでもブリトーは··········」

と言いブリトーを食べた。


すると入口から血まみれの学ラン男こと

北村孝がやって来た。


いい事に客は長髪で目が隠れている女性1人だけだった。

コーが腰にかけている刀を抜き構えると葵の後ろから窓ガラスを割って、白スーツの天使が入ってきた。


名をミカエルと言うらしい


ミカエルは1本の刀と喋る贖罪男と言う

かつてキリストを縛ったとされる大きな十字架を持ち運んできた。


「ったくこいつ重いんだよ·····」


ミカエルが愚痴を吐く


「おいおい、天使が愚痴吐くな!」


贖罪男がつっこみをかます。


「アンタら緊張感無いの?」


と光川が言い腰から

エネルギーアサルトライフルを取り出した。


「葵サン、貴方は座っていてください。」

と長髪の女が言った。


「だ!っだ、だれ?」


「芦川(アシカワ)と言う退魔師情報部です」


「へ、へぇ」


「お前らと戦うつもりは無い。」


コーはこちらへ歩いてきながら言った。


するとコーの右手が飛んだ。


光川のエネルギー弾だ。


「ヴウィギッ·····?!」


コーが唸った。


その瞬間を見てミカエルが贖罪男を振り回しコーに向けて投げ飛ばした。


すると贖罪男こと十字架はコーを木の枝のようなものが沢山出てきて贖罪男の体内へ取り込んで行った。


「こんなんなのか·····」


とミカエルは呆れたように贖罪男を持ち上げ帰って行った。


芦川はそのまま紅茶を飲み始めた。


「よし、葵。帰っていいよ·····」


「あり、ありがとうございます!」


葵は椅子から立ち上がり家へと帰っていった。







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