第6話 贖罪

高級レストランに行った時にはもう朝だった。


店に行くとそこに居たのはキョーコ、リオ、

そして眼鏡をかけた先輩の永人(ナガヒト)

そして名前も知らない女性先輩。

そして今日入社したスマホをずっと見ている後輩


「た、っ、たっ、助けて!」


「どーしたの葵ィ」


と陽気な感じを出していたキョーコの胸ぐらをつかみ


「このままじゃ全員死ぬ!!!」


とのこと


「ど、どうしたんだい朝日君·····」


と眼鏡野郎も馬鹿にするような目で見てきていた。


確かにしょうがない。あの時の虐めてきた奴らの目に似てきてそこで吐いてしまった。


「汚ったな」

と一言葵を見て後輩は言った。


葵は今までにないくらいの目で睨みつけた。


すると、客がひとり入ってきた。


厨房からその名も知らぬ先輩が出ると返事がなかった。


おかしく思い眼鏡が調理室のドアから除くと刀がドアを貫通して眼鏡の腹に突き刺さった


「ブォッブ!」


と言い血の塊をドボドボと落とした。


そのまま刀は腹から頭まで切っていき最終的には腹から上を真っ二つにした。


メガネは生きれる訳もなくそのまま火のついたホットプレートに頭を突っ込んで死亡した。


よく見てみるとレジ打ち場のレジにさっきの女性は頭を突っ込み死亡していた。


リオは泣き出し、リョーコは発狂し出し

葵は何も出来なかった。

ドアを蹴り飛ばしコーが入ってくると


葵に近づいてきた。


刀を振り上げると


調理テーブルの下からあの後輩がでてきて

足に包丁を刺し、頭をフライパンで殴り、オイスターナイフで背中を複数回刺した。


するとコーは膝をつき気絶した。


「アンタら行くよ!」

と後輩が言うとそのまま裏口から逃げていった。


その後リョーコとリオを送り返すと

葵とは隠れるために商店街のジャンクフード店に行った。


するとその後輩は服の中からノートパソコンを取り出し連絡をしだした。


「あのさ、花園さんって生きてんの?」

と葵が恐る恐る聞くと


「死んだ。あとアタシの方が年上よ。」

と秒で帰ってきた。

彼女は黄色のおかっぱ女性で退魔師情報部らしい。


「でも安心しなさい。あの黒服らは生きてるわよ。死にかけたけどね。」


「こ、これからどうするんですか?」


「私の友達を送り込むわ」


と言いエンターキーを大きく押した。




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