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晴れた冬の朝、ベランダに出ると息が白かった。もうそんなに寒くなっていたのかと肌が震える。冷えた洗濯物を一枚ずつハンガーにかけていく。私のトレーナー、そして彼のトレーナー。水を吸った彼の服は重く、小さな私の手では干すのも大変だ。でも、不思議と悪くない。爽やかな空気の中、鼻歌交じりで一つひとつ干していった。
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