銀河をさ迷える幽霊船
東銀河の伝説のひとつ。
銀河をさ迷う宇宙船があるという。
それは、先史銀河文明時代の宇宙船であるとも、宇宙大航海時代の船であるともされる。まるで乗員がいるかのように何かを探して目的意識があるかのように宇宙を流離っている。
だが、その宇宙船を見つけても乗り込んではいけない。
船内にはほんの数分前まで乗員たちが居たかのような生々しい生活跡が残っているものの、ひとの姿は誰ひとり見つからない。
幽霊船──。
そう気づいたときにはもう遅い。
乗り込んだ探索者は、二度と宇宙船を出ることは叶わない。
そして新しい乗組員を補充した宇宙船は、ふたたび暗黒の宇宙空間を新たなる犠牲者を求めてさ迷うのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます