第5話
ハルトは山の上につくと、そろそろ授業の開始の合図を送るため、かばんの中から信号銃を取り出していた。
そして異常が起きたのはかばんから信号銃を取り出し、後は打つだけだったときだ。
突然なにか大きな音がしたのだ。
その音の場所からは赤の信号弾が打ち上がっており、何かトラブルが起きたことがわかる。
ハルトはすぐさまかばんから授業中止の合図の黄色の信号弾を空めがけて撃つ。
そしてそのまますぐに現場に直行した。
★
「クリストフ、注意しろ。なにか薬をしている可能性が高い」
「わかったよ」
クリストフはそれを聞くと戦いに集中するため、サティラとの【メッセージ】を消す。
「さて。後は担任が来るまでの時間稼ぎだな」
クリストフは腰の鞘から一本の刀を取り出す。
今日持ってきていた刀は神威(カムイ)だ。
先の決闘では出番のなかった神威だったが今回は使えそうだ。
リーベイツは立ち上がるとすぐに飛びついてくる。
クリストフはそれを避け、右足を切った。
リーベイツはそのままの勢いで木にぶつかり、また倒れ込んだ。
なかなか深く切れた右足からは止まることなく血が垂れていて、普通なら立てないだろう傷だった。
にも関わらずリーベイツは立ち上がり、またクリストフに切りかかってきた。
「ぐぅぁぁ・・・。グァァァァ!!」
先程まで喋れていたはずのリーベイツは唸り声しか出さなくなり、明らかになにかおかしい様子だった。
今度は切りかかってきたリーベイツを刀で止めようとしたが、その力は見た目に合わず、強かった。
クリストフは止めることをやめ、いなすことで攻撃を避ける。
次に左足を切るために姿勢を低くし狙いを定める。
その時、後ろから何かが飛んで来るのを察知したクリストフは後ろに飛んだ。
クリストフとリーベイツの間に刺さった大剣がクレーターを作っていて、その大剣の重さを物語っていた。
「先生!」
「大丈夫か、クリストフ。今助けに来たぞ」
クリストフはそれを投げたのは担任のハルトだと予想していたのですぐに声をかける。
飛んできたのはやはり生徒を心配して飛んできたハルトだった。
★
「大丈夫か、クリストフ。今助けに来たぞ」
「はい。大丈夫です」
ハルトはクリストフの言葉を聞いて安心する。
その後、地面に刺さった大剣を引き抜き、クリストフと対峙していた相手に剣を向ける。
「何だこいつは・・・」
ハルトはその相手を見て、小さな声で言う。
その姿はまるで、人の姿をしたモンスターのようだった。
そいつはなにの予備動作もなく飛び込んで切りかかって来る。
その攻撃を大剣を盾のように使うことで防ぐ。
そして横腹を思い切り蹴り、相手は飛んでいった。
蹴ったとき、確実に骨を折った感覚があったハルトはもう相手は立ち上がれないだろうと思っていた。
だが、敵は再び立ち上がっていた。
(この手のドーピングは身体への負荷が大きいはずだ)
ハルトはこれを見て、敵はドーピングを使用しているのだと判断する。
そしてそのどれもが身体への負荷が少なからずあり、酷いものでは身体の感覚が使用後、無くなるほどのものも知っている。
だがこれほど自我がなくなるほどのドーピングは見たことも聞いたこともなかった。
そのため、ハルトは相手のためにも早く終わらせるのが最重要だと判断した。
「クリストフ、ちょっと離れとけ。」
「わかりました」
クリストフからの返事と離れていく足跡を聞き、ハルトは相手に立ち上がる暇も与えずに無力化することに決めた。
立ち上がったばかりの敵を薙ぎ払いでまた吹き飛ばし、すぐにその到達点へと走り出す。
そして横たわっている敵の腹めがけ、走ってきた勢いを乗せたまま踵落としをかます。
敵を中心に踵落としをした場所には大きな凹みができ、あたりの木が倒れた。
先の攻撃よりも明らかに威力があったはずの今回の攻撃では何故か骨を折った感覚がなく、違和感を感じる。
その後、後ろに飛び、一度距離をあける。
(これでもまだ立ち上がるようなら、次は首をはねるしかない。)そう決めて次の行動を待った。
土煙の中に二つの赤い光が見え、それを目の光だと判断したハルトはその少し下を自らのスピードを乗せたまま思い切り切る。
これで敵は死んで終わると思っていたが、途中で大剣は止まる。
肉体を切った感覚はなく、受け止められた感じだった。
「!!!」
明らかにヤバい気配を感じ取ったハルトは大剣を放置し、柄頭を蹴って後ろに飛ぶ。
ハルトは空中にいる間に収納魔法でいつも使っている大剣を取り出し、土煙の中に向かって構える。
土煙の中からさっきまでいなかったはずの人物がおり、その人物はハルトの攻撃を片手で受け止めていた。
そいつはハルトの大剣を投げ捨て、話しかけてきた。
「王国所属の高位冒険者ハルト。お前のその力は惜しい。俺達のもとに来ないか?」
「何、なんかの勧誘か?」
ハルトはそれを眉をひそめながら聞く。
「あいにく俺はこの国が好きでたまらないんだ。それはできんな」
そしてそれを笑い捨てた。
「そうか。気が変わったらいつでも言ってくれ」
その人物は肩にさっきまで戦っていた相手を乗せ、そのまま帰っていこうとする。
「おい、お前。肩のやつは置いてけ。そいつは俺の生徒に手を出したんだ。」
ハルトはそのまま去っていこうとする人物に声をかける。
「それはできん。こっちも仕事なものでな」
「なら、力ずくで返してもらおうか」
ハルトは自分でかけれるだけのバフを掛けて準備を始める。
「お前とは今戦っても意味がない。逃げさせてもらう」
ハルトは残像ができるほどの速さで斬りかかるが、その攻撃は敵の体をすり抜けた。
「何!」
確かに当たったはずの攻撃が当たらず、ハルトはこのままでは逃げられると焦る。
後ろを振り返ると、まだその人物はおり、何故当たらないのかがわからない。
敵は何かを取り出し、それを中に投げた。
ハルトはそれを一瞬で閃光弾とわかった。
だが、そうだとわかっていても目を閉じるほうが遅かったため、突然の強い光に目を奪われた。
そして、次に目を開けたときにはすでにそこに人はいなかった。
「クソッ。逃げられた!」
ハルトはまんまと逃げられた自分の愚かさに苛立っていた。
★
クリストフはハルトから離れるように言われるとすぐ遠くに行き、人気のない、ある程度離れた森の中で収納魔法から仮面を取り出す。
そして自分の分身を学園に行かせ、仮面をつけるとすぐにUターンして、ハルトのもとに戻った。
戻るとハルトはすでにリーベイツを追い詰めており、一瞬で間合いを詰めて、トドメの一撃を放とうとしていた。
重要参考人を殺されてはたまらないクリストフはハルトの邪魔をしようとしたが、その二人の間に誰かが乱流したのがわかったクリストフはそのまま傍観した。
土煙が引いていき、そのトドメの一撃を止めた人物の服装を見て、なかなかにこの件はめんどくさそうだと思った。
その服装は帝国所属四帝のうちの一人、雷帝直属の部下と同じ服装なのだ。
そして胸には一ツ星がついており、その人物は一ツ星と呼ばれるものだろう。
その服装に誇りを持っているのか知らないが、クリストフはそいつのどこ所属か自ら言っているようなバカらしさに呆れた。
(ちなみにその服が雷帝直属の部下だと知っているものは一握りしかいない)
二人がなにか話していて、それが終わると、閃光弾でそのバカはリーベイツを連れて逃げていった。
クリストフはそれについて行ったら、もっと情報を得ることができるはずだと思い、後ろをついて行った。
★
そいつはやっぱりバカだった。
追跡されている可能性を考え、フェイクの拠点に帰ったり、わざと複雑な道を通ったりせず、直接本拠点に帰っていった。
その拠点はナガル領すぐ近くの森の中にあった。
そしてその拠点に着いたときにはもう辺りは暗くなり始めていた。
バカが中に入っていくのを確認したクリストフはその小屋の窓から中の確認をした。
中にはさっきのバカとそいつの服装を説教している二ツ星二人と三ツ星一人、それと別室にリーベイツの計五名が中にいた。
そして、三ツ星がずっと目を瞑っており、瞑想していた。
クリストフは中の様子確認が終わると、影となって扉の下を通って侵入する。
そして誰も見ていない間に別室で寝転されているリーベイツを影に入れ、小屋から出ていく。
その後、クリストフはその小屋全体を黒いドーム状のもので囲み始める。
今日は月明かりがないため、中の起きている三人組は何も異変を感じなかった。
そして囲み終わると何か異変を感じた三ツ星が目を開けた。
おそらくは外の音が聞こえなくなったのに気づいたのだろう。
三ツ星が状況を確認するために外に出ようとしたので、外に出られる前にクリストフは強襲を仕掛ける。
囲んだドームの内側に向かって幾千万もの針を打ち込み続ける。
これはドームから生成されているため、クリストフがやめるまで打ち込まれる。
その後、しばらくしてからクリストフが直々に中に入り、生き残っていたり、死に損なった奴がいれば直接殺す。
それは単純だが、確実に相手を殺す方法だった。
中に入って最初に見えた光景は潰れた小屋とそれの下敷きになったバカだった。
後の三人は見えなかったため、探すために瓦礫を回っていると、当然後ろの瓦礫から強い魔法を感じ、それに応戦する。
相殺した魔法は【ツインドラゴライトニング】。
【ドラゴライトニング】上位版、【ツインドラゴライトニング】は殺傷能力は雷魔法の中では上位に入ってくる。
そして、そんな高威力の魔法をを撃ってくるということは十中八九、三ツ星が生きているということだ。
クリストフは瓦礫に向かい、再び針の乱射を始めた。
次は瓦礫が粉々になるほどの大きさに変えていたため、針というより、砲撃に近くなっていた。
しばらくして瓦礫が粉々になり始めると、瓦礫の煙が立ち込み始めたので、視界不良になるのが嫌だったクリストフは攻撃をやめた。
そして中から、二ツ星二人を肉の壁としていた三ツ星が血だらけの姿で出てきた。
「君は帝国軍雷帝の親衛隊の三ツ星だね」
そうクリストフは声をかけた。
「その通りだ。貴殿は?」
「俺は執行官っていう奴さ。とりあえず今回の件について、君の話を聞きたいんだが、いいな?」
「無理だ。と言ったら?」
「周りを見たらわかるだろ」
三ツ星の両脇には死体が二つあり、そして、少し離れた場所には一ツ星の死体が瓦礫の下にあった。
「・・・そうだな、わかった。貴殿は強い。こちらに勝ち目はないだろうから教えてやろう」
そう言って三ツ星は話し始めた。
「我々帝国は来るべき聖戦のために実験を行っている。モンスターの血やエルフ等の上位種の血を利用した肉体強化薬の生成実験だ。今まではモンスターの血の薬しかなかったが、今回無事にエルフの血の回収に成功したことで、あと少しで完成といったところまできてる。後は臨床実験だけで、今回は安全性を考えて王国で行った」
「つまりエルフの誘拐は血が欲しかったから。ということだね」
「そうだ。本来ならば国に持ち帰り、拘束しておきたいんだが、それをすると竜王がくるからできない。だから王国に罪をなすりつけ、ついでに損害が出たらラッキーくらいでリーベイツという男に売った」
「それのついでで薬の臨床実験をしたのかい?」
「そうだ。力を欲していたから望み通りにくれてやった」
「そう。じゃあもういいよ。早くお帰り」
そう言うと三ツ星はすぐに逃げる。
そしてクリストフは逃げるその背中を土で飲み込んで殺した。
「土にね・・・」
クリストフは家の瓦礫と三人の死体を二つ星と同じように古代魔法【アースウェーブ】土で飲み込み、後処理の終了と任務の完了を確認してそのまま家に帰った。
★
家につくとサティラとバーグが待っていて、クリストフはそのままの姿でサティラの部屋で話を始めた。
「敵の目的はどうやら上位種の血やモンスターの血を使った薬によるドーピング。薬はすでに最終段階まできていて、今回は初のエルフの血を利用した実験を行うために誘拐して血の採取をしたみたい。あくまでも王国と竜王国との戦争を目的とした誘拐ではなく、それは副次的な目的に過ぎない、とのことだったよ」
「そう。それは明日、竜王にも報告してきて。それと、エルフたちは無事に祖国に帰ったわ」
「薬というと、坊ちゃまのことを襲ってきた輩が使っていませんでした?」
「そうだ。あれは実験で使われたらしい。単純な戦力でいったらあれは最上位冒険者くらいだろうが、理性がほとんどなく、ただのモンスターみたいなのだったから、しっかり連携の取れるものならそこまで苦労せずに倒せる。最悪なのはあれで理性を保てた場合だな。強くなかった奴が急に強くなる。それは戦争においてはひとりひとりの戦力が急に上がるということだ。それだけは怖いな」
「ですね。急務はその薬のサンプルを手に入れて解析することになりそうですね」
「そうだな。まあ、それは明後日からでもやるよ」
「そうですか。なら私はこれで失礼します」
バーグはやることが終わるとすぐに部屋から出ていった。
サティラとふたりきりになったクリストフは明日のことと学校のことを少し話して部屋を出ていった。
クリストフが自室に帰るために廊下を歩いていると、隣に【影狼】が出てくる。
「【影狼】、アポは取れたか?」
「取れたぞ。明朝、前と同じ場所で。あと次からはこういった確認もいらない。好きに来てくれ。とのことだ」
「わかった。明日うかがうとしよう」
★
翌朝、クリストフはラート国の中央にある世界樹のもとに来ていた。
そして
「いやー、悪いね、クリストフ。また来てもらって」
「対して忙しくないので大丈夫ですよ」
クローゼに歓迎されて、中で仲良くティーパーティーをしていた。
十分ほどお茶をしたところで本題に入ろうとクリストフは試みるが、またしてもクローゼに止められる。
「そういえば、学校はどうなの?入学早々こんな事件のせいであんまり行けてないんじゃないの?」
「いえ、そんなことはないですよ。大体のことは騎士団が動いていたんで、行けてます」
「そう、ならいいけど。ところでさっきから本題に入ろうとしているでしょ?」
「はい。わかっているならとさ、止めないでくださいよ」
「いや、リースが来る前に説明したら二度手間じゃない?」
「そうですね」
「だから来るまでは雑談しておこうよ」
「わかりました。そういうことなら」
「おい。我はもう来ているぞ」
クリストフは言われたとおりに雑談をしようとすると、外から声が突然聞こえてくる。
そして窓を蹴破って入ってきた。
「全く。クローゼは厄介じゃ。我が来ているのに気づいているくせに、窓を開けんとは。だから潰れるんじゃ」
「なにを言っているんだ、リース。窓は出入りする場所じゃないんだぞ。そろそろ玄関から入ってくれ。お前のせいで窓を何回も修理してるんだ」
「壊されたくなかったらずっと窓を開けておけばいいんじゃ」
「僕はここの国王なんだぞ。そんな不用心なことはできん」
「
クリストフはリースとクローゼの口喧嘩を横からずっと気まずそうに見ていた。
途中、口喧嘩からただの喧嘩になりそうになったときは流石に焦ったが、喧嘩になることはなかった。
「ごめんね。そろそろ本題に入ろう」
喧嘩を終えたクローゼはクリストフに話すように促した。
「今回の件の犯人は帝国軍雷帝の親衛隊でした。目的は上位種と呼ばれる亜人の血を使った薬の製作。すでにモンスターの血での薬の製作は終えているようです。王国に誘拐したエルフを送りつけたのはついでに戦争にでもなってくれれば、といったようでした」
「そう・・・。人間中心主義の国が別種の血での強化薬とは。愚かなことだね」
「面倒じゃな。前は完成する前に研究所をぶち壊したから大丈夫だったが・・・」
「前とは、昔もあったんですか?」
クリストフはリースの発言に質問する。
「昔な。一度だけあったんじゃ。そういった関係の研究資料は我らで全て廃棄したから無かったはずじゃから、人間は結局、同じ結論にいたったの言うわけじゃな」
「それはいつくらいで?」
「確か五百年前くらいかな。多分自分の国の資料を見たらわかるはずだよ。丁度王国から人間中心主義者たちが独立して帝国を作ったときくらいに空白の十年くらいあるはずだよ。その時だね」
「その時は副作用で数分間強化されたあと、身体が破裂して死んだはずじゃ。だから帝国の下っ端が何も知らされずに使っていたのじゃ」
「でも、今回私と戦った敵はもっと長い間戦ってました。でも数分したら唸り声しか出さなくなってました」
「それは人型のモンスターということかい?」
「まあ、それに近いと」
「その件は僕らに任せてくれないかい?助けが必要になったら言うよ。それでいい?」
「そうじゃな。学生の本業は勉強じゃ。それに今回の件は我らにも関係がありそうじゃし。クリストフ。とりあえずお疲れさま」
「わかりました。手が必要になったらいつでも言ってください」
「もちろんじゃ」
「もちろんだよ。それと今回の件はこっちとしてもあまり大事にはしたくないから、そうしてもらえたら助かるよ」
「わかりました。母に伝えときます」
話し合いが終わったクリストフはそのまま帰宅して、今回の話の内容をサティラに伝えた。
今回は相手が大事になるのを嫌がったため、大きくなることなく終わった。
この件が解決したことでクリストフの自由時間が戻り、街の治安維持にかける時間が戻った。
また、学園にも普通に通えるようになり、それが嬉しいようだ。
そして、今回の件で帝国の怪しげな動きに気づいたサティラたちは帝国の今後の動向を一層気にかけるようになった。
今回の事件を起こしたナガル・リスト・リーベイツは牢屋にぶち込まれているが、薬については何も知らないようだ。
一度詳しく検査されるようだが、おそらく結果は出ないだろうとクリストフたちは考えている。
リーベイツがしたことは数ある犯罪の中でも最上位クラスなので、かなり重い刑になるだろう。
領主は何も知らなかったため、特に罰は受けていないが、領主の責任を問う者たちが出てくるだろう。
今回の事件は内容が内容なだけに非公開にすることは難しいかと思われたが、この事件は国のトップだけにとどまった。
こうして、帝国への不安は残ることになったが、今回の事件は無事に解決した。
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