英霊紹介09
モリアーティ
シャーロック・ホームズの宿敵。善良な数学教授の裏の顔は、悪の組織を牛耳るフィクサーだった。狡猾かつ天才的な頭脳で盤面を支配する。
数学以外にも科学者としての側面を持ち、特に毒やウイルスなどへの造詣が深い。常に人体実験の対象を探している。
最近巷を賑わせているスラム街での連続失踪事件はモリアーティの指揮のもと行われている。
パッシブアビリティ:
⇒煙幕で視界が悪くなったとき、敵の位置が通常と同じように視認できる。同じ部隊の英霊にも貸し与えている。
スキル: 毒霧のステッキ
⇒ステッキを突き立てると、形状がみるみると膨らみ管型になる。敵が近づく、もしくは銃撃することで起動し周囲に毒ガスを噴霧する。
屈めば1人分の遮蔽として使えるし、毒ガスはスモークの役割も果たす。毒ガスは毎秒5ダメージを与え、10秒間噴霧し続ける。
モリアーティ自身と同じ部隊の者はダメージを受けない。敵のモリアーティもダメージは受けないが、同部隊の他の英霊はダメージを受ける。これはガスの成分が違うためと考えられている。
OD:
→毒ガスが詰まった爆弾を投擲できる。着弾と同時に破裂し、スキルよりも広い範囲に毒ガスを振り撒く。
このガスを吸った者はその毒性によって移動速度が低下してしまう。
効果範囲を抜けても5秒間は毒による継続ダメージが入る。
「さて諸君、今日の講義では先日紹介した定理をより深掘っていこうと思う。より実践的な内容だが、遅れることなくついてきてくれたまえ」
「やれやれ、呑気なものだ。数字遊びをして何がそんなに楽しいのか。まぁ、表の仕事もしっかりやらねば本業に差し障りが出るから仕方ない。最近あの探偵が嗅ぎまわっていて鬱陶しいしなぁ」
「そろそろスラムの犯罪者も減ってきてしまったか。ふむ、実験体をどうやって確保したものか」
「なんだね? 君は。今は講義の準備で忙しいんだ。後にしてくれたまえ。何? 失踪事件について聞きたい? さてはホームズの関係者か? いい加減にしてくれ。一体何を根拠に私を嗅ぎまわっているんだ。迷惑してるのでね、悪いが警邏を呼ばせてもらう」
「なるほど、素晴らしいじゃないか。いいだろう。契約しようじゃないか。そちらの方が研究が捗りそうじゃないか」
「ここか。たしかに設備も申し分ない。実験体には事欠かないというし、さっそく見に行ってみようか」
「やぁ諸君、私はモリアーティという。数学者をしていたが今日からこちらで研究をすることにした。いやいや、数学ではなくね。実は私は毒についての研究も行っている。私たちは死んでも死なないそうじゃないか。早速で悪いが、これをちょっと吸ってもらえないかね?」
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大会、すごかったですね。
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