第8話 もう一つの道-2への応援コメント
故郷に帰るのが億劫で仕方なかった京介さんでしたが、心の拠り所を見つけられたのですね。
加代さんのことは胸が痛みますが、黒猫になって生きていると信じておきます。そうすれば、京介さんはもっと故郷に帰りたくなると思いますので(^^)
作者からの返信
見付けてくださってありがとうございます!
応援のハートを見付けて思わず近況ノートに自慢しちゃいました(^_^)
京介がもう少し心に整理を付けたらきっと、黒猫の加代ちゃんに会いに行けるでしょう。
お時間を取って読んでくださってありがとうございました。
第8話 もう一つの道-2への応援コメント
読ませて頂きました!北海道が舞台ということで謎の親近感とともに読み進めました。留萌は海水浴ぐらいでしか行ったことないのですが、また行ってみたくなりますね。
切なさと温かさを同時に味わえる、素敵な文章だと思います。主人公に感情移入して、涙が流れそうでした。素敵な作品をありがとうございます。
作者からの返信
見付けてくださってありがとうございます。
玄米さんは北海道の方なのですね。親しみを感じます。留萌の町に立ち寄ったのは実は去年が初めてです。SNSで知った長田鮮魚店さんの海鮮丼に惹かれて向かったのですが、オロロンラインが長くて辛く、思わず小説にぶつけてしまいました。
今留萌は廃線前で人が多いかも知れませんが、あの寂れて静かな空気に心を惹かれます。今年は山道を通って尋ねていこうと思います。
文章を褒めてくださって、ありがとうございます。照れくさいながらも嬉しいです。玄米さんの心を少しでも揺らせたなら、これ以上の幸せはありません。
お時間を取って読んでくださってありがとうございました。
第8話 もう一つの道-2への応援コメント
こんばんわ。
ノートの方へコメントありがとうございます!
そちらにもお返事書いておいたのですが、通知行かないと思い、重要な所を付け加えてこちらへお返事として書いておきたいと思います。
レビューに書いた
「光の三原色のように色んな感情が交じり合って、真っ白になる事さえある」
この「真っ白になる事さえある」の後に、「いや、無色透明と言った方がいいのか…」と付け加えるか悩んだのです。
主人公・京介が、「名無しの権兵衛」という存在でありたい(?)とした時、「無色透明」と言った方がいいのかな?と思いを馳せました。(あくまで、言葉の表現としてですが)
でも、作中の舞台・場面は、北海道で。冬の海で。雪の白さや冬場の白波とか、やはり「白」のイメージを受けていました。
同時に、主人公が最後に少しだけ心の内に変化が起きたと思うので、やり直すという程ではないかもしれませんが。淀んでいた心に光が差し込んで、真っ白にリスタートできたのかな。って感じたので、「真っ白になる事さえある」と表現しました
。
完全に真っ白になるまでには、まだまだ時間が必要かもしれませんが…
最後のタイトルの「もう一つの道」に込められた意味を信じたいなぁと思います(^^)
長々と失礼しました。
作者からの返信
ご丁寧にありがとうございます。近況ノートも読ませて頂きました。自作がこんなに丁寧に読まれていたのだと思うと感無量です。そして、こんなにも丁寧に物語の解釈を伝えて頂いた事も初めてで、大変勉強になりました。
物語の解釈を色でたとえるセンスが素晴しいです。
すばらしいコメントをありがとうございました。私の宝物になりました。
第8話 もう一つの道-2への応援コメント
んん〜凄く、良かったです!
タイトルのカッコ良さに惹かれ、あらすじに面白さを確信し、そして読んでみて……「クローン」が、田舎の噂の一人歩きを絶妙に表したものだと分かり、落ちました。文に惚れます。
読み終える前に浸りたいと思って留萌の画像を検索しました。北海道の端から端という訳でもなく札幌から遠すぎない距離なのですね。(土地勘はゼロです) それがまたなんとも。心の距離を表しています。
黒猫に。飲み込みきれない突然さのタイミングで、映してしまうのも納得です。そして珠美お姉様のなんともさっぱりとして理解の深い潔さ。
誰とも似ない、と卑屈になっていたのが自分だけの見方、同級生も決して責めている訳ではないと手渡してくれた海鮮丼、見方が「少し」変わって、それでもやっぱり名無しでいたいと変わらない気持ち。そして時々の帰郷を思う変化。故郷と自分との関係をズドンと刺す、素晴らしい作品でした!
作者からの返信
お時間取って読んでくださり、丁寧なコメントをありがとうございます。
留萌は冬は毎日吹雪いている過酷な町です。そこに行く道中の長さに嫌気がさして考えた物語です。なので留萌に続く道が書かせてくれたのだと思っています。
物語で伝えたいと思った事を読み取ってくださって、すごく嬉しいですし自信になりました。
ありがとうございました。
第8話 もう一つの道-2への応援コメント
コメント失礼します。面白かったです!
地元に残るのと出て行くの、難しい問題ですよね。私は県外の大学に進学して、最初は誰も知らない土地で新しいことを始めるんだ!と意気込んでいましたが、すぐに息詰まりました…
地元は田舎で、外に出るとすぐ知り合いに会うみたいなことが多く、煩わしいと感じるときもありますが、とても安心する場所だなと改めて感じます。
温かい家族の存在が京介に希望を与えたのですね…!素敵な物語をありがとうございました。北海道の海鮮丼が食べたいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
田舎から誰も知らない土地に出て行く希望とか寂しさとか、思い出して頂けたことが嬉しいです。若いときは、希望しか持たずに旅立ちますよね。
田舎の距離感って窮屈で煩わしいけど、いざとなると頼りになると言うのも、凄くよく分かります。私は都会から田舎に来たので、最初は戸惑いました。
暗いお話しですが、希望をくみ取ってくださってありがとうございます。
北海道にお越しの際は、観光地からちょっと離れた場所で海鮮丼をお求めになることをおすすめします。
モデルになった留萌のお魚屋さんは、観光地の半値で鮮度バリバリの海鮮丼を食べることが出来ます(^_^)
お時間取って読んでくださってありがとうございました。
編集済
第8話 もう一つの道-2への応援コメント
クローンとは、そういう意味だったのですね…。
珠美さんが「家族は似る」と言った時、なんだか救われた心地がしました。
親密な関係性が築かれる場所で生まれ育ったなら、名無しの権兵衛になるのは勇気が入りますよね。
少しずつですが、彼なりの距離感で家族や地元とも向き合い、後悔のない暮らしをしてくれたらいいなぁとしんみりしました。
いつもながら、素敵な作品をありがとうございます!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
田舎町の息苦しさから逃れたいと思う人もいれば、出て行くことに怖さを感じる人もいるのでしょうね。息苦しさから逃げ出した京介の気持ちに寄り添って下さってありがとうございます。きっと彼ももう少し大人になれば、家族との向き合い方を変えることが出来るのでは無いかと思っています。
お忙しい中、お時間取って読んでくださってありがとうございます。
「砂竜使いナージファの養女」、最終回の更新が待ち遠しいような、終わって欲しくないような、そんな気持ちでそわそわしています(^^ )
第8話 もう一つの道-2への応援コメント
はじめまして。
育った場所に残る勇気はなくわたしも大きめの場所に出ました。
たまに帰ると小さな場所では脚色された自分が良い方面でも逆でも認識されていて
クローン……本当だそうだ、と冒頭からここまで拝読しました。
前のことだと知らされて知ってしまう大事なひとの死
胸が詰まりました
また、里に残る勇気を持つ人の存在のありがたさにも強く共感し、瞼があついです……
拝読できて嬉しいです。ありがとうございます。
作者からの返信
お時間をとって読んで下さった上にとても丁寧に感想を書いて下さってありがとうございます。
共感して頂けて、書いて良かったと心底思いました。
私は都会から北海道の田舎に住んで今窮屈さと温かさを両方感じております。
レビューもありがとうございました。
第8話 もう一つの道-2への応援コメント
初めまして。保紫といいます。
全8話、読み終えたところです。
正直にいうと、今ちょっと泣いています。
いや、本当に、良いものを読ませていただきました。
心から感謝申し上げます。
1話目から予感はあったのですが、それを上回る素晴らしさでした。
情景や心理描写が巧みで、かといって全くくどくなく、自然に京介とリンクさせてくれる筆力には感服です。
一万字に満たないとは思えない満足感でした。
作者からの返信
保紫様
この度はお時間を取って8話全て読んでくださり、素晴しいレビューまで書いてくださって本当にありがとうございます。本文よりも素晴しいレビューに身が引き締まる思いです。
稚拙な小説が保紫様の心に届き、嬉しいです。
過大なお言葉に恥じないようこれからも頑張っていきます。
保紫様の小説も読ませていただきました。
まるで映画を見ているような緻密で美しい描写に引き込まれていきました。
またお邪魔させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
第8話 もう一つの道-2への応援コメント
案外近いってのは実際の距離じゃなくって、心の距離についても言ってるのかな。
完結おめでとうございます。お疲れ様でした。
作者からの返信
仰るとおりで、この出来事で京介の中で故郷への心の距離はかなり近くなりました。
最後までお付き合いくださってありがとうございました。
第7話 もう一つの道-1への応援コメント
札幌でそれなら東京だとどうなってたんでしょうかね。なんてふとした思いつき。
もしかすると、訃報なんて知らずに一生過ごしていたのかも。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね、東京のような大都会だと、故郷との関係はもっと希薄になるのでしょうか。私も故郷に暫く帰っていませんが、知らない内に亡くなった友達がいるかも知れませんね・・・。
コメントを頂いて考えさせられました。
ありがとうございます。
第8話 もう一つの道-2への応援コメント
一気に読みました。
行ったことのない留萌が、不思議とほんの少しだけ自分の帰らない地元とかぶりました。
留萌、行ってみたいな。寒そうだけど。
希望のある終わりがとても良かったです。
作者からの返信
お時間頂きありがとうございます。
留萌は、どこにでもある地方都市かも知れません。海が美しく、魚が美味しく、夕陽が美しい町です。観光地の半値位でうまーい魚が食べられるので北海道にお越しの際は是非お立ち寄りください(^^)
暗い物語ですが、最後の希望を読み取って下さってありがとうございます。人は帰る場所が必要だと伝えたかったのです。
最後までお読み下さり、感想を書いてくださりありがとうございました。
第8話 もう一つの道-2への応援コメント
自分が都会に出て名無しの権兵衛になった時の不安感やワクワク感を思い出しました
作者からの返信
最後まで読んでくださってありがとうございました。
この話を読んで何か思い出したり気持ちが動いてくださったことが嬉しいです。
お時間を割いてくださってありがとうございました。
第3話 猫と海鮮丼-1への応援コメント
3億円の維持費って凄いですね。
確かにあそこの鮮魚店は人が多くて通路狭いですよね笑
作者からの返信
読みに来て下さってありがとうございます。
留萌の鮮魚店をご存じなんですね。親近感が湧きます。あそこの海鮮丼が美味しかったから作った小説です。
留萌の駅は3月で役目を終えるそうですね。殆ど人が乗らないのに過疎の町が三億円払えるわけ無いですよね・・・。
第8話 もう一つの道-2への応援コメント
故郷って心の中に懐かしい風景とともに帰る場所として見守っていてくれているけど、離れて暮らしていると当然その故郷にも時間は流れているわけで、次第に心の中の風景とは違ってきますよね^^;
いつも堀井さんの作品で北海道の情景に魅せられています。
完結お疲れ様でした!
作者からの返信
そうですね。風景も変わるし、人も年を取るし、心の持ちようも変わるし。でも故郷に待つ人がいると言う事は、必ず大きな支えになると思います。わかりにくかったかも知れませんが、そんなお話しでした。
北海道の風景をちゃんとお届けできているのか分かりませんが、美しさや厳しさを伝えられたらなーと思っています。そして、肌感覚がすっかり道民になってしまい、別の場所を同じように書ける自信がありません(^_^;
異世界を書ける人は凄いなーと思っています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
第6話 生まれ変わりってあると思う?への応援コメント
加代ちゃん……🥲
このときにはもうわかってたのでしょうか😭
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね、もう自分の病気のことを分かっていて、死を意識していての発言ですね。
若い人の病死って、悲しいな・・・と思いながら書いていました。
第6話 生まれ変わりってあると思う?への応援コメント
やだ、某も海鮮丼食べたくなってきた…
本場北海道…美味しそう…
純文学ってタグに付けているんですから、それはもう純文学なんですよ!
自信持ってください!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
実は自分が留萌まで海鮮丼を食べに行った時に思い付いた話なので海鮮丼食べたくなったと思ってくださるのは凄く嬉しいです。
美味しかったんですよぉ。
は!タグに純文学と入れていましたね。...はい、言ったからには胸を張ります!
お時間頂きありがとうございます。
第1話 波は問うへの応援コメント
自主企画「第1話を称える本棚」から拝読させていただきました。
先日読ませていただいた別作とはうって変わった鉛色の世界観に唸らせていただきました。果たして京介に救いはあるのか、物語の先を渇望し気付けば最新話まで読み進めていました。京介の内面の変化を我が事のように求めずにはいられない哲学的な主題に挑まれていると感じ入らせていただきました。
一読者としてひとつ惜しむらくは今回京介が帰省した「実家」とは里子に出された先の家なのか、京介が生まれた生家なのか、未だ判断に迷ってしまっております。蛇足を申し上げてしまい大変失礼致しました。
この度は企画へのご参加に心より御礼申し上げます。どうぞ今後とも益々のご活躍を祈念申し上げております。
作者からの返信
自主企画でまたお世話になりました。最新話まで読んでくださってありがとうございます。
「実家」という表現についてのご指摘、真摯に受け止めました。
どうもありがとうございました。
第5話 猫と海鮮丼-3への応援コメント
せめて感謝ができる分、しっかりと心を保てていますね。
それだけが救いです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この後、じわじわと色んな感情が押し寄せてきます。
沢山コメント下さってありがとうございました。
第4話 猫と海鮮丼-2への応援コメント
うーむ、辛い。
自分を待ち望んでいる人は意外にいるという…
作者からの返信
コメントありがとうございます。
まさに仰るとおりで、京介はきっと顔を上げて色んなものを受け止めていたら故郷で自分を待ってくれている人がいると気付けたはずです。死んでしまった加代もその一人でした。
第3話 猫と海鮮丼-1への応援コメント
クローンってそういう意味だったのかぁ~っ。
何とも味のある純文学ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
これもファンタジーファンにはややこしい表現だったでしょうか・・・。田舎って勝手な人物像が一人歩きするんですよね。それを「クローン」と名付けてみました。
純文学と言われると、なんだかくすぐったいです(/ω\)
第5話 猫と海鮮丼-3への応援コメント
こんばんは。お疲れ様です。
夜分に失礼いたします。
遅ればせながら、新作投稿おめでとうございます。
今、衝撃を受けています。
1話目の1行目から、冬の冷たい海と灰色の空が頭に描かれました。
そしてそれを見つめる京介の昏い表情も。
決して全ては語らないのに、どことなく人物の背景が想像されて、意味の無い文字がひとつとしてない。
そんな印象です。
そして「本当に北海道がお好きなのだなあ」という愛が伝わるかのようです。
正直まだまだ書き足りないですが、ご迷惑と存じますのでこちらで失礼いたします。
続き、楽しみにしています。
作者からの返信
ご丁寧な感想をありがとうございます。勿体無いほどの褒め言葉に赤面しながらも、嬉しくて何度も読み返しました。
北海道愛だけは道民のベスト1000に入ると自負しております(^^)
留萌の寂れた街の雰囲気が伝わると嬉しいです。
第4話 猫と海鮮丼-2への応援コメント
もう会えない。
ざっくりと心に刺さる展開ですね(;ω;)
作者からの返信
感想ありがとうございます。
帰郷して告げられた友人の死を京介が受け止められるのか。受け止めるには時間が掛かるのでしょうけれど。続きをどうぞご期待下さい!
第3話 猫と海鮮丼-1への応援コメント
「増毛」って何だろうと思ったら増毛町という地名なのですね。
田舎町の空気感が本当に見事で、ただただ感嘆するばかりです。
作者からの返信
読みに来て下さってありがとうございます。
「増毛」ましけと読みます。最近アートネイチャーのCMで使われたらしいです笑
嬉しい褒め言葉ありがとうございます。大変励みになりますm(__)m
第8話 もう一つの道-2への応援コメント
近況ノートから読みにきました。
読みやすい長さでありがたい(*'ω'*)
なんだかめんどくさい男だなあと思いつつ、読み進めました(;^ω^)
加代ちゃん、なんで札幌に行けないのか言えなかったんですね~
ラストの二行が好きです。
素敵な短編をありがとうございました。
(*'ω'*)
作者からの返信
読みに来てくださってありがとうございます。
カクヨムコン向けに短編に挑戦してみたお話です。京介、面倒くさい奴でしょう?秋の終わりの日本海沿岸を走っていたらクサクサした気持ちになり、小説にぶっつけたらこんな面倒くさい奴を書いていました笑
ラストの二行、気に入って頂けて嬉しいです。留萌駅は去年廃線になりました。どんな町になったんだろう。春になったら山を通って海鮮丼食べに行きます。(カクヨムコンの中間通過したら)
お時間とって最後まで読んでくださってありがとうございました🙇