大作、のサインにじんときました。やさしい風が大作さんに届くようになって、よかったです。
確かに松嶋先生って何者だったのかしら。実はビリヤード療法? こんな素敵な先生の治療、受けてみたいです(*´∀`*)
遅くなりましたが、完結おめでとうございました。寄せては返す、穏やかな波のような物語。眠れない夜にぴったりですね✨
作者からの返信
最後まで読んでいただきありがとうございました。
引っ掛かっていただきましたか「D」→「大作」。嬉しいです。
松嶋先生の設定は、たまたま、大作氏の以前の趣味がビリヤードだったことを家族から聞いて、台を部屋に投入し、偶然にも心得があった松嶋先生が謎めきながらお相手をした、そんな感じです。
たぶん精神科で手術の訓練をする必要がなかったから
ビリヤードに費やしたのでしょうね。
親が院長で学生時代は自由だったのです。
最終的にあとを継げばなにしてもよいと言われていて
アメリカ留学といって
ビリヤード留学をしたのかもしれません。
たぶん大会でよい成績をおさめましたね。
作者からの返信
九乃さん、最後まで読んでいただき、また、Twitterでもリツイートしていただきありがとうございました。
まあ、玉撞きの世界ですと、上位の技術を持った人ですと、プロかアマかはプロテストを受けたか受けなかったかの違いだけでありまして、オープンの大会ですと、アマチュアがプロを打ち負かすシーンも珍しくありません^^;
したがって、松嶋先生はその上位のアマチュアを演じていただきました。
病室として、患者の好みや経歴から台を用意したのか、最初から台があったのかはぼやかしておきましたが。
橙suzukake様、こんばんは😊
大作さん、退院されたのですね。
あれから半年は経ったのでしょうか。
薪ストーブと白い部屋とは別世界のようでしょうね。
雪の降る季節から、セミの鳴く季節に変わりましたね。
「やさしい風」の詩に大作さんの穏やかな日々が感じられます。
玉撞きが上手な松嶋先生は、また新たな患者さんに向き合っていらっしゃるのでしょうね。
完結おめでとうございます。
そしてお疲れ様でした。
楽しく読ませて頂きました。
今夜はゆっくり眠れそうです。
橙様、ありがとうございます✨✨
作者からの返信
のこさん、最後まで読んでいただきありがとうございました。
退院して半年後を最終回で書きましたが、そんな都合よく社会復帰まではしてないだろう、と踏みました。また、奥さんや娘さんとすぐに同居する、というのも不自然かな、とも思い、アパート暮らしにさせてもらいました(^^;;
催眠小説と銘打っておきながら、然程の作用がなかったようで、それが心残りです^^;
完結おめでとうございます(*^^*)
奥様と娘さんが料理を食べた時に、もしや病院なのではと思いましたが、人物描写がおもしろく夢中になってしまいコメントしそこないましたw
登場人物がみなリアルで、ただ松嶋先生は故意に非リアルにしてあるように感じ、余計にリアルでした
面白かったです、ありがとうございます!
作者からの返信
びゅうさん、最後まで読んでいただきありがとうございました。
登場人物を最小限度にして、私氏の視線だけでどれだけ書けるものなのかな、って自分でも不安混じりのワクワク感で書き進めました。
非現実空間ではありましたが、その中でリアルも感じていただいて嬉しいです。
完結おめでとうございます。
ラストに相応しい優しい、それでいて明るい未来を感じる詩ですね。
ゆっくりと、ゆったりと家族で前に進んで行って欲しいと願います。
大作さんの社会復帰を、これからの豊かな人生を願います。
実在する人物がいるようで、入り込んでしまいました。
玉撞きの上手な松嶋先生もお元気で……。
作者からの返信
ハナスさん、最後まで読んでいただきありがとうございました。
最終回では、さらに半年以上経過して、でも、まだ社会復帰してないけど、その態勢は整いつつあるという体で終わらせました。
なんとか、このままゆったりと戻っていってくれたらな、っていう願いを込めました。
気付いたら知らない部屋に軟禁されていた、という出だしの作品はたくさんあって、様々なパターンで書かれてきた題材なので、どういう方向で終わらせるんだろうと気になっていました。
この作品の展開は、意外と見かけないパターンですね。記憶喪失その他の治療のために日常社会から切り離される作品はありますけど、だいたい冒頭で「あなたは記憶喪失で、記憶を取り戻すまでここで治療することになります」などと状況説明を受けます。その説明がウソというパターンもあるわけですが、それはそれとして。
このタイプの作品は、冒頭が刺激的な分、終わらせ方が難しくて、だいたい読者の膨らんだ期待から外れることになるのですが、これはうまいですね。
私が読んでいて引っかかったのは、主人公が手伝いの人に料理を振る舞ったのがきっかけで部屋のルーチンが変わるところで、なんで今まで守られてきたルーチンがそれきっかけで変わるのかが理解できなかったのです。
その理由をいろいろ考えてみると、陳腐なヒューマンドラマ的なオチに行ってしまうのかな、と思っていたのですが、最後まで読めば納得です。そりゃ変わるに決まっていますね。治療にとって重要な変化だったわけですから。
しかしまあ、自殺しかけた記憶喪失の人に『どん底』を勧めるのは、やっぱりちょっと笑えますね。ちゃんと読んで内容を理解すれば元気になるかもしれないですけど、まず読むのが苦痛ですし。
私は、医者がビリヤードがうまいのは別に謎でもなんでもないと思うのですが、あの本を勧めるところは抜けているというかなんというか、面白いところだと思います。
作者からの返信
涼格さん、丁寧な感想をありがとうございました!
恥ずかしながら、読書量が少ない私故、“記憶喪失もの”のパターン、ということすら念頭になかったわけで(^^;
ただ、読み手も、主人公と同じ気持ちになれるように、と謎めかせるように書いたつもりでした。
って、ネタバレさせると、清掃員二人を主人公の家族として設定したのも、清掃員を登場させてから決めたわけであります(^^;
ルーティーンを変えたのは、それまで、だらだらと退屈なルーティーン通りに暮らしてきたそれまでと大きく違わせることで、ストーリーが此処から大きく変わる、というのを主人公と読み手に意識させる目的がありました。
『どん底』の採用は、私自身が読むのを挫折した経験から、主人公も挫折させようと思ったのと、読み手に謎めかせるのが理由でありました。確かに、自殺未遂を繰り返す人に読ませようとする作品ではありませんね(^^;
と、まあ、大したプロットすらままならないまま書き始めて、書いているうちにどうにかなるだろ!という楽観を失わずに書き続けて、治まるところに偶然治まった、という作だったわけであります^^;