エピソード:21 ラズロフ大火山にて(二日目)

 二日目は、ヌベラ・ワイバーン達がいた火口付近の先から。どれだけやばい相手がいるのかわからないので、グリ助達に超低空で先行偵察してもらい、発見されて追われたら後方にいる本隊の方におびき寄せてもらう事にした。

 弱気と呼ばれようが、ドラゴンにいきなり集団で襲われるとか、可能な限り避けたいからね。

 慎重に進んで8合目辺りまで到達した辺りで、先行していたグリ助が、中ボスらしき赤竜レッド・ドラゴンの編隊と遭遇。当初は三体だったので引きつけて戦い始めたら、五体、十体と増えていった。


「本気で戦うのか!?」

 とリグルトさんには問われたけど、

「もちろん!」

 としか答えようが無かった。地上戦力を除いても、メジェ助1と2、グリ助1から5と、それぞれの複製を2体ずつすでに用意していたのだから。

 ただ、まともに戦えば損害率が50%を越えそうな雰囲気はあったので、私はいつものグリ助1ではなく、メジェ助1に搭乗。グリ助1体に複製グリ助を2体ずつつけて、3対1で相手の正面には留まらずに常にブレスの死角になりそうな背面や後方下面に回り込んで翼を徹底的に傷付けていくよう指示。メジェ助2には、危機に陥った組がいればフォローするよう頼んでおいた。


 そして私はメジェ助の速度を活かしながら、五体の赤竜の間を飛び回りながら攪乱し、一体の背面を取った時に両翼の付け根にギー助ギート・サラマンダーを実体化。その凶悪な牙で翼の付け根に噛みつかせた。

 翼をはためかせて飛んでいる訳ではないにしろ、魔法的な推力や揚力を得る機能を翼は提供している。鱗に比べれば脆弱な翼を食い破られた一頭は地面へと墜落していったので、チフ助達に追撃を指示。

 残り四頭の内一頭はブレスを吐こうとしたタイミングに合わせてジガ助ジガド・マグマ・ゴーレムを実体化。右ストレートで拳を喉につっこんで塞ぎ、ブレスで自爆した赤竜は、その首に絡みついたジガ助と一緒に落ちていった。相当なダメージが入ったぽいからまともに飛べまい。マグマ・ゴーレムは実体があって無いような物なので落下ダメージも受けない。泥仕合的にでも倒してくれるか、時間稼ぎはしてくれる筈。メジェ助2にフォロー入れてもらって担当の敵を倒したグリ助5のチームに、念のためのヘルプを命じておいた。ジガ助は今後も使い勝手が良さそうだったからね。


 さて、次のは、順番的にはヌベラなんだけど、どうにも勝てそうな絵が見えてこない。ヌベラってどう見ても炎竜の完全下位互換な存在だしなぁ。一頭の背面に出して翼に攻撃するよう命じてみたけど、あっさりと敵にかわされて隙を見せて炎のブレスで大打撃を受けたので即座にスケッチに戻した。ここまで役立たずな魔物は、これまでの記憶にないくらいだった。

 ヌベラの名誉の為に言っておくと、赤竜はほぼ全身が赤い堅い鱗で覆われていて、明確な弱点てたぶん翼か、もしくはブレス吐くタイミングで口の中を狙うくらい。鱗の堅さは、メジェ助の風の刃ならそれなりの深い傷は与えられるけれど、例えば首をすっぱり切り落とせるほどでは全く無い。グリ助達なら複数で同じ箇所を攻撃すれば、メジェ助の一撃に近いダメージを与えられるかも、という感じだった。

 ただまぁ、生物である以上、どうしても繕えない構造上の弱点はある訳で。


 メジェ助の最大の武器は、風の刃でも鎧でも嵐ですらも無く、その速度だった。飛行速度では全くついて来れない赤竜達は、炎の息ファイア・ブレスに活路を見い出そうとしたけれど、はっきり言ってその速度は遅く、射程は30メートルも無いくらいで、一度に吐き続けられるのは五秒程度だった。

 私は一頭がブレスを吐き終わって呼吸しようとするところを狙って急接近し、メジェ助に頭部を両前足で掴ませると、そのまま360度ぐるりと回転した。竜の首も後方を向けるくらいには柔軟性は高いけれど、それはぐるぐるそのまま回転させられる事を意味しない。人体の頭部と同じく、無理に可動範囲以上に回転させられれば頸椎を破壊されて死に至り、落下していった。

 そろそろ何か来そうな雰囲気がしてきたので、私はもう一頭も同様にしとめ、メジェ助2にもこちらの真似をして仕上げていくよう伝えた。


 私とメジェ助1が担当していた赤竜五頭の最後の一頭は逃げようとしたけど、翼を傷つけつつ地表へと追い込んでいきながら、スケッチを開始。翼をぼろぼろにされ地表に叩きつけられた頃には一枚目を描き終えた。この世界で初めてスケッチをした時の三倍の素早さは伊達ではなく、サラマンダー数匹をその背中にたからせて嫌がらせをしながら、さらに二枚スケッチを終えた頃に、山頂方向にある別の火口から、何か強そうな存在が向かってきているのを感じた。


 十頭の赤竜は、残らず倒せていた。こちらの損害は、複製グリフォンが五頭やられたのと、複製メジェ助の二頭が中軽傷を負ったくらいで、これは修繕スキルで治しておいた。複製した魔物を修繕する場合は、スケッチブックのページそのものからではなく、一時的に表示される液タブみたいな仮想スクリーンが表示されて、そこから補修をかける感じだった。


 さて。赤竜が、いわゆる元世界ファンタジーもの映画やアニメやゲームなどに出てくる強いけどやられ役なレッド・ドラゴンだとすると、今向かって来てるのは、そいつらのボス。竜王の一体とでも言うのかな。単なる魔物以上の魔物で、はっきりとした知性までありそうだった。


 グリフォンのサイズが、高さ3.5メートル、体長5.7メートル、翼を広げた時の全幅が12メートルくらいだとすると、メジェド・グリフォンは、高さ5.5メートル、体長9メートル、翼を広げた時の全幅が20メートルくらい。

 赤竜は、二本足で立つタイプという事もあって、高さ7メートル、頭頂から尻尾の先までの体長18メートル、翼を広げた時の全幅は35メートルくらいあって、グリ助やメジェ助達よりかなり大きかった。

 安直だけど、大赤竜と仮称すべきこいつは赤竜のサイズの2倍以上の大きさはありそうだった。さらに言えば、メジェド・グリフォンよりもはっきりと強そうだった。


 だけど適わなそうなほどでもない。

 さて、どう戦おうかなと思っていたら、大赤竜は語りかけてきた。頭の中に直接。


「何をしにきた?人の子よ。死の嵐達を従えて、我ら炎竜を滅ぼしにきたのか?」

「別にどうしても滅ぼしたかったわけでも無いかな。あなたみたいな存在をスケッチさせてもらいに来たのが主目的で、経験値稼ぎが副目的みたいなものだから」

「ふむ。我が命が目的だというなら戦うしか無いが、我はそれなりに強いぞ?お主とその手勢をまとめて滅する事が出来るくらいには」

「それは困りますね。あなたの姿を描くくらいは許してもらえます?」

「お主、この世界の者では無いな。神々の運行に巻き込まれた者か」

「そうですね。殺し合いを強要されてて、逃れられません」

「お主の手勢の内容を見れば、お主の能力の内容も透けて見えてくる。描いた相手を再現、実体化して使役出来るし、一回り弱まるが複製で数を増やす事も出来る。違うか?」

「すごいですね。竜にして大賢者だったりしますか?」

「長く生きていればいろいろ学ぶだけの事だ。我の姿を描く事は許そう。ただしこの世界に現すのは一体のみに留めよ。複製する事は許さん」

「わかりました。その条件を飲みましょう。では、さっそく、描かせて頂きたいのですが、描いてる間に話したり質問させて頂いても?」

「許すが、質問に答えるとは約束できぬ」

「それは仕方ありませんね」

 私はスケッチブックに彼?の姿を描きながら尋ねた。

「あなたのお名前は?」

「ジグヴァーノ。そなたの名前は?」

「七瀬綾華です。あなたがこの山の主なのですか?」

「違う」

「私がここに来たのは、あなたみたいなドラゴンとかを描いておきたいのがあったのと、炎の精霊みたいな存在が居るのなら、描いておきたかったからです」

「倒すのではなく?」

「私が使役?というか描いて実体化するのに、倒す必要はありません。私はその内、嫌でも、七大神の加護を受けた相手と戦う事になります。その時、有効な対抗手段を持っていなければ、どれだけの魔物を従えていても、私は為す術無く殺されてしまうでしょう」

「地水火風光闇時か。そうだな、悪足掻きは出来るだろうが、勝つのは至難の業となろう」

「で、ここに居るんですか?頂上の火口とかに」

「居ると言えば居るが、我以上に危険な存在だ。会いに行く事は勧めない」

「マグナスって、知ってます?前回の主神を決める戦いの勝者になった男性なんですけど」

「知っている。会った事もある」

「彼が、私達の間の参加者の一人の護衛についてるような状況で、しかもその一人に加護を与えてるのが主神その人、アルゴニクスだけど、まぁそういう絶望的な状況なんですよ。少しくらい危ないからって、ためらってたら、たぶん殺されておしまいです。遅かれ早かれ。

 さて、描けました。いろんなポーズとか描いてみたいので姿勢とか向きとか適当に変えてみて下さいね」

 相手の許可を取って、襲われる心配が無い状態で描いたのって、初めてな筈で、私はグリ助の背に乗りながら相手の周りをぐるぐる周りつつ、時折スケッチブックに描けた内容を見せてあげた。

「上手いものだな。これなら精霊も興味を引かれるかも知れない。実体化させてみろ」


 私は言われた通り、最初のページに描いた相手を実体化してみた。


ジグヴァーノ

生命力:25

力強さ:25

器用さ:10

素早さ:12

知性:10

HP:250

MP:100

スキル

炎の息

爪撃

???


 これまでスケッチして実体化した中で、文句無くダントツの存在だった。これまでの最高峰だったメジェド・グリフォンと比べても一ランク上だった。


メジェド・グリフォン

生命力:20

力強さ:17

器用さ:9

素早さ:19

知性:10

HP:200

MP:100

スキル

風の刃

風の鎧


 ジグヴァーノの???となっているスキルが、こちらを一撃で殲滅できるというものなのだろう。たぶん、話して許可をもらってなければ、スケッチは出来ても実体化出来ないまであったかも知れない。話せる事なんかを含めて、格別な存在なのかも知れなかった。


「じゃあ、その精霊さんに会いに行ってみますか!」

「精霊を七大神の加護を受けた者との戦いに活用したいと言っておったが、精霊はそれぞれの上位存在たる七大神に逆らえんぞ?」

「え”っ!?」

「地と風、水と火、光と闇といった相克関係にある精霊達は常にじゃれあってケンカしている。その戯れ合いの程度などを時の精霊や確率の神などが調整して世界を回しているのだ」

「じゃあ、精霊の助けを得ようとするのは、無駄って事です?」

「七大神そのものと戦うならな。その加護を受けた者にも害を為す事にはためらうだろうが、相克関係にある者なら積極的に力を貸してくれるだろう」

「相克関係に無い場合は?」

「おもしろそうかどうかくらいか。精霊は刹那的で享楽的な存在でもあるからな」

「そしたら、力を借りる意味はありますよ。私がスケッチした存在は、元々持ってたしがらみから解放されるみたいですし」


 そうじゃなければ、自分に使われる事なんて到底許してもらえない関係ばかりだっただろう。


「命の保証はしない。それでもいくか?」

「はい。どのみち、デスゲームに勝ち抜くまで命の保証なんて無いので」


 護衛とか不要というかたぶん役に立たないので、私はメジェ助に乗り、ジグ助を気に入ったらしいジグヴァーノとで、山頂の火口へと向かった。居残り組には、火竜の死体からの魔石取りをお願いしておいた。ジグヴァーノに襲われなかったという事は、あの辺りで火竜に襲われる事も無く、安全が保証されているような物だった。


 火口に近づいていくほど暑くて熱くて死ねるかと思えるほどだったけど、ジグヴァーノの助言に従ってジグ助に乗ってみたら、快適温度だった。

「どういう事?」

「グリフォンの類に乗っている時、風の抵抗や圧力などを感じる事は無かっただろう?炎竜の類に乗っている時、炎や熱などについて心配する必要はほぼ無いという事だ」

「炎飛竜に乗れないのはまぁそういう生き物だとして、ドラゴン・ブレスとかその上の何かとかは例外って事ですね」

「そうだ。さて、今日は両方いるかどうか」

「両方?」

「ああ。普段からここにいるのは、炎の精霊ではなく、溶岩の精霊だ」

「溶岩の精霊って、七大神との関係ってどうなんですか?」

「精霊はおおまかに、純精霊と、混合精霊に大別される。溶岩精霊は、土の火の混合精霊だ。混合精霊は純精霊と違って、七大神に従属を強制されない」

「めちゃくちゃいいじゃないですかそれ!」

「そううまい話も無い。精霊の力は、その環境に大きく左右される。依存していると言ってもいい。深海や大雪原の中の炎、虚空の彼方の土くれ、とこ闇の中の蝋燭の光、それらの逆もまた然り。いかに強力な精霊とは言え、十全の力を震える環境や機会は思いの外に少ない」

「それは使う側の裁量や機転で何とか補うしかないですね。そもそも、十全な力で無かったとしても完全に無いのとは大違いな筈ですから」

「・・・お前は、本当に最後まで勝ち抜こうとしているのだな」

「当たり前ですよ。途中で負けるつもりがあるなら、もっと適当にやってます。死にたくない、殺されたくないから、出来る事はやってるだけです」

「そうか。さて、着いたぞ。最初の顔つなぎくらいはしてやろう。オーライ、いるか?」

「ああ、いるぞ。いきなり増えてたからどうなってるのか様子を見てただけだ」


 溶岩が人っぽい姿を取って、ジグヴァーノの眼前までせり上がってきた。性別とかはなくて、あくまでも人の様な姿なんだけど、体の下半身は蛇のように伸びて溶岩と直結していた。これは、今までの溶岩にいた魔物達と違って、全身が出てない訳じゃなくて、あくまでも溶岩が精霊として人の様な姿を取っているだけだと何となくわかった。

「オーライ。この人間の娘の不思議な力だ。500年に一度の主神を決める戦いに巻き込まれた一人だ」

「はっ!あの気の毒な戦いがまた始まったのか」

「そうだな。この娘は、描いた対象を実体化したり、一段弱体化はするものの複製も出来る。ここに連れて来たのは、この者が描いて実現化した私だ」

「ほうほう、おもしろいものを見つけてきたの~」


 溶岩の精霊は、指先をぴっ、と弾いてジグ助に飛ばしたけど、ジグヴァーノの手のひらに遮られた。

「なんじゃ。その者が本物通りか見てみたかっただけだろうに」

「お前が逆の立場だとして、見逃したか?」

「からから、それは確かにそうだな。で、そこな人間よ。私も描きに来たのか?」

「はい。いずれ七大神の加護を受けた者達と戦う事は避けられない故に、いずれかの精霊の力も得ておきたいのです」

「精霊は七大神に逆らえぬと知っていてもか?」

「混合精霊はその限りではないと、ジグヴァーノから伺いました」

「描く事を許す。だが、我の写し身は精霊達か、七大神の加護を受けている者との戦いでのみ使う事を許可する。守れるか?」

「守ろうとはするでしょう。ただ、相手がどの神の加護を受けているのかはっきりとわかるのは、相手を倒してそのメダルを奪った後です」

「なるほど。倒すまで使えないのなら意味が無いという事になるな」

「わざわざ、自分の手の内を戦う前から開かしてくれる者が大半とも思えませんので・・・」

「ううむ。ならば、こうしようか。お主、複製を作れると言ったな?」

「はい。スケッチから直接実体化したものは、私が寝たり気を失ったりすれば消えてしまいますが、複製にはそれがありません」


 ぴくりとジグヴァーノの体が震えた。何だろ?


「複製とお主との間の意志の疎通は?」

「言葉での対話こそ出来ませんが、可能です」

「では、こうしよう。我を描き、満足がいく出来だったら、使う事を許可する。そして複製を我の手元に残せ。いずれそれらしい相手と当たった時、複製を通じて我に知らせよ。我が見極めてやる。興が乗れば我も手伝ってやろうではないか」

「それは心強いですね。ぜひ、お願いします」

「うむ、純精霊は混合精霊を何かにつけて見下してくるのだ。混ざり者とな。そして、七大神の直下である七大精霊にもまた同じ傾向がある。そいつらに意趣返し出来る好機であろう」


 オーライは愉快そうに笑っていたのだけど、なぜかジグヴァーノが彼?をジト目で見ていた。


「楽しそうで何よりだが、オーライ、貴様、炎の精霊アーライは怖いとか言ってなかったか?」

「む、そうか?そんな事言っておったか?」

「ああ。我の聞き違いや気の迷いで無ければ、自分がどれだけ強くなったとしてもアーライには及ぶまいと嘆いていなかったか?」

「お主の聞き違いであろう、ジグヴァーノよ。確かに、我より彼奴の方が強いだろう。悲しいが、それが事実だ。だがな、お主とお主の写し身、我と我の写し身、それとこの妙な力を持つ人間がいれば、良い勝負以上は出来そうではないか?」


 ジグヴァーノさんは悲しげに首を左右に振ったので、私はオーライさんの背後に向けて言った。


「初めまして、アーライ様」

「うむ、人などゴミの様な存在だとして、敬意を払うべき相手に払える人は良いと思うぞ。少なくとも、礼儀を知らぬ混合精霊よりはマシな部分もあるという事だからな」


 かわいそうに。オーライさんは、たぶん内心滝汗を流しながら、振り向き、ごまかそうとして尋ねた。

「や、やあ、アーライ。いつからここにいた?」

「ジグヴァーノがその写し身を連れて来るなど、何か面白そうな事が起こっていると踏んでな。要は最初からだな」


 はっはっはと楽しそうに笑うアーライとは対照的に、流体で固体になる筈の無いオーライは固まっていた。


「やってみようではないか、オーライ。勝てばそこの女に褒美をくれてやる。火の大神が加護を与えた人間には手出し出来ぬだろうが、それ以外なら暴れてやろうではないか」

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