第16話 装備について
俺は
「なんでエルダーリッチが来てるんだ?明日じゃないないのよ?後、あの暗闇はなんたんだよ!」
エリーも
「そんなのわかる訳ないでしょ!私も知りたいわ!
あとあの暗闇はアンデッドが昼までも動けるようにする魔法だと思うわ。」
取り敢えず、愚痴を吐いて落ち着く。
出来る事ならこのまま反転して帰りたいが、
無理だよね?魔力水を渡して逃げたいな~。
仕方がないから気持ちを切り替える。
俺は里まで道を作る為に作戦を考える。
今なら奇襲扱いで里までの道を作れば侵入は出来るだろ。
まぁ侵入してから抜け出す時は倍の努力が必要な気がするが…。
今の俺に対アンデッド魔法と言えば、
「混合魔法 聖雷雨」
光魔法 水魔法 雷魔法 三種混合だ!
全体に聖なる雨を降らせ、弱体化を目指し
雷はエルフの里まで続くように落とす。
支点を作ると、
「エリー、精霊魔法で里までの道を作ってくれ。」
支点を繋げるように風の通り道を作り、一気に進む。
エリーは
「わかったわ。シルフよ、力を。
サイクロンウインド!」
竜巻を横にするように形で風が通り抜ける。
中心は道のようになっているのでここを通れば里までの進める。
聖雷雨を唱えたときから一部のスケルトンがこっちを見ていたがサイクロンウインドのせいで回りは確認出来ない。
その勢いで里まで着くと数ヶ所光の結界が見えた。
あれが数少ない光魔法の使い手?
あそこを機転にして防衛を行っているようだ。
光の結界の一つが薄く消えかけている。
俺は「エリー!」
そう言って指をさすとエリーは頷き、二人で走り出した。
突然たが俺たちの装備は多少更新させている。
俺の魔力変換は実は魔力の籠め具合で色々変化した。
魔力1 魔力土
魔力2 魔力水
魔力3 魔力銅
魔力5 魔力銀
魔力10 魔力鉄
ここで話すのは魔力銅 魔力の通りがそこそこよく銀より硬い鉄
魔力銀 いわゆるミスリルだ。魔力通りが物凄く良いがあまり固くない。
魔力鉄は魔鋼と言われ、かなりの固さとそこそこの魔力通りになる。
俺は剣を使っているが重さは2キロぐらい。
魔力変換10で生成させるのは100g。
計算すると魔力2000で作った物だ。
エリーには弓を作りたかったが、弓に関しては余りうまく作れなかったのでロッドを作ったので魔法を補助する。
これも魔鋼で作ったので打撃にも耐えられる。
スケルトン相手に弓矢や風魔法水魔法では効率が悪いからだ。
光魔法を付与にしているので発動させればアンデッドに対しては光りになれ!ごっごも可能である。
まぁピンチにならないとやらないが。
本当になら光の魔石をつけて魔力を籠めたら光魔法を発動させるようにしたいが光の魔石は見つからなかった。
俺自体は付与魔法が使えるから魔鋼の剣を持ち、
光の魔剣!雷の魔剣!水の魔剣!
そう言いならが遊んでいたことは内緒だ。
実はエリーは遠くからそんな俺をみて、
「なんで男はあんなことばっかするのかしら?」
っと言われていたのだが俺は知らなかった。
迫り来るスケルトンを光魔法を付与して斬りつけ突破する。
盾や剣など当たらなければスケルトン骨は予想以上に脆い。
何体か倒し、ガードした奴らには蹴りなどを放ち、ノックバックさせながら光の結界が消えかけて…。
あぁ、今消えてしまった。
更に急いで向かうと
「キャーー!」っと
幼子の声が聞こえる。
ここだけは言っておく!
俺はロリコンじゃない!
しかしながらこれはフラグの可能性が大だな。
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