第8話 異世界人は川に洗濯に

あるところに異世界人がいました。

異世界に飛ばれされながらも健気に生きていき、

着実にレベルを上げていたところ、

ふと気が付いたのです。

「俺!臭い!」

そう思った異世界人は川に洗濯に行きました。

川に入るとは身体を洗い、着ている服を脱ぐと洗濯を始めました。

洗濯を行っていると川の上流からドンブランコ!

ドンブランコ!と桃尻が流れてくるではありませんか!

なんと桃尻を前にした女の子が木に引っ掛かり流れていたのです!

異世界人は急いで引き上げたのですが

その姿は全裸で女の子を川から引き上げる、

まさに変質者ではありませんか!

この変質者は桃尻を美味しく頂いたそうです。

めてたし!めでたし。





んな訳あるか!

取り敢えず女の子を引き上げて川のほとりに置く。

女の子は怪我をしているので回復魔法をかけて傷を癒したが

俺の服はほとりにある焚き火で服を乾かしており、まだビチョビチョなので俺はパンツだけをはいて女の子の服を脱がす。

下着は流石にヤバイので服だけは乾かす方向で動いていたが、

案の定脱がしている最中に女の子は目覚めると、

周りを確認し、俺がパン1で服を脱がしているので!

見事なボディブローをかましてきた。

勿論、俺は悶絶して倒れ、

こいつの戦闘力はきっと100オーバーだ!

そう確信していたが意識はとおのいていった。


目が覚めると俺は両手を縛られていた。

焚き火の向こうには女の子が服を着て座っていたが手にナイフを持っており、警戒をしている。

俺は「命を助けた上に怪我の治療をしていきなり殴るは両手を縛られるわ、意味が解らないだが?」

女の子は

「川から引き上げもらいありがとうございます。

いきなり殴ってごめんなさい。

怪我を治してもらったのですがその上で貞操の危機があったので致し方無いのですがご了承いたたけませんか?」

俺は「なら濡れた服のままでか風邪でも何で引いてくれ。こっちは水風呂の最中に助けてからそこにナイフをおいてくれれば勝手に切って無かった事にするから消えてくれ!犬に殴られた思って記憶から消すとするよ。」

勿論ガチギレだよ!

これはあれだよね。運が1でレベルが上がって一向に変わらない奴だよね。

そう言って俺は腹に回復魔法をかける。

女の子は困った顔をしながら

「貴方の服も乾かしてあったから間違いないだと思うけど本当にごめんなさい。私たちは人間を敵視しているので。」

そう言われて初めて気が付くこのおなご、

耳ながエルフやんけ!

初エルフに初見でボディブロー喰らったわ!

女の子は「お礼をしたいのですがもうダメでしょうか?」

勿論、俺はゲスなので

「俺が死ぬまで朝 昼 晩でエロい事を込みで面倒見てください。」

そう言うと女の子はナイフを片手に

「今 すぐに命を狩り取ればいいとの事でしょうか?」

女の子もガチギレでした!

すぐさま土下座を実行し、

「勿論 嘘です。申し訳ございません。」


こうして俺とエルフの女の子のファーストコンタクトは終わった。


お腹いっぱいだから帰ってくれないかな?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る