第5話 VSゴブリン

魔力吸収スキルを収束し、変形させた剣で斬りつけた。

簡単には説明すると

俺の先制攻撃!

ゴブリンに零ダメージ。

ゴブリンの攻撃。

こん棒で腹部にヒット!

俺に3ダメージ与えた!


くそ!マジックイーターフィンガーは魔力吸収だから、肉体がある奴にはダメージはほぼ零だ。

もしかしたら心臓に突き刺せば魔力を吸い取り倒せる可能性が有るが今は検証するタイミングじゃないな。

そう考えているとゴブリンは

「ゴブッブップ!」

まるでバカを見つけたような眼差しと格下を見つけたかのような態度だった。

冷静になった俺だが状況はかなり悪い。

よく考えろ、俺!俺は可能性のけだものだ!

手持ちの武器は最所に作った小さめの石のナイフ、

投げれば何とかなるか?

魔力水 100ミリリットル、

嫌がらせ位になる?

スキル

魔力吸収、ゴブリンには効かない。

錬金術、周りにあるのは土と木と石。

変形させて武器にする?

魔力変換、土と水で泥にする?

大量に必要だがMPが持つのか?

雷魔法、低周波マッサージ器。

雷魔法でレールガンによる射出を行いナイフを刺す。

つまり?低周波マッサージ器を使ってレールガンを作ればいいのか…。

.

..

...。

出来るか!そんなこと!

ならば出来ることはただ一つ!


「あばよ!とっちぁん!」

後ろに向かって全力前進!

戦略的撤退だよ!

それを見たゴブリンは驚きながらも追いかけてきた。

速さは俺の勝ちみたいだが体力は負けている気がする。

なぜなら最初は差が開いた気がするが30秒ほどすると少しずつ縮んでいく。

対策を考えるしかない。

だとすると、前から水の音がするから多分、

川があるはず。

川に飛び込み逃げるしかないか?

俺は今後の展開を妄想した。


妄想①

川まで逃げる俺。

川から突如、目の前にゴブリンが三匹現れる。

ゴブゼンは

「ゴブリンが一匹だといつから錯覚したんだ?」

 ※ゴブリンは喋りません。

俺は「な、なんだと!?」

その後 四匹ゴブリンにボコボコにさせる。

YOU DEAD 

駄目だこれ?


妄想②

川に飛び込む俺。

ゴブリンから逃げて一安心。

しかし、川から大きな魚が急襲!

魚は「妾の領域に入るとはバカな人間め!」

周りから小魚湧いてくる。

魚は「妾はクイーンギョマンサ!

逝きなさい Cファンネ、間違えたました。

水魚ネル!(スィギョンネル)」

小魚がソードのように飛び、俺に向かってきた。

YOU DEAD

これも駄目か。


やはり逃げるのは駄目だ!

川の安全がわからない。

ならば、俺は!

途中にある 木の枝1メートル位の物を拾うと、

石のナイフを先端に取り付けるように錬金術をかける。

木の成長で取り込まれたような石のナイフ。

これで石の槍が完成した。

次に石の槍に雷魔法を封じ込める。

唯一使える魔法を込めて殺傷能力アップ。

魔力が有るなら身体に満たし、筋力アップ!

身体強化!!

穿て俺のゲイボルク(仮)!

振り向くとゴブリンは約五メートルの位置で走っている。

俺はゴブリンに向けてし自作の槍を投てきする。

「サンダーボルトラーーーンス!」

俺の中二病を爆発させた!

次に地面に手を触れて

「錬金術!土の槍よ!敵を貫け!」

次の瞬間!


槍はゴブリン腹を貫く!

ゴブリンは「ゴブ。」口から吐血する。

こうして俺はゴブリンを倒した。


因みに

雷魔法の付加は成功。

身体強化魔法は成功。

錬金術は失敗。

錬金術は発動せず、ただ地面に手を置いただけになっている。



ステータス

名前  ◯◯

戦闘力 8

レベル 2

HP   11/14 

MP   0/14 

ちから 6 

素早さ 6 

賢さ  8 

魔力  11 

体力  4 

運   1

スキル

錬金術(1)

魔力吸収(2)

魔力変換(1)

雷魔法(1)

雷耐性(5)

魔力操作(1)

付加魔法(1)NEW

身体強化(1)NEW

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る