第4話 妄想こそ、ロマンだ!

魔力感じ、

ラッキースケベに妄想し、

ガッカリを抱きながら振り抜いた右手。

その右手は若干溶かされて、爛れていた。

物凄く痛いです。


振り抜いた右手の先にいるスライム。

少し小さくなっているが健在だ。

何故?

最初の二体は小さくなり消えたのに。

あれか?魔力吸収はスライムキラーになり得るが吸収スピードは少ないと?

そう仮定して逃げているスライムをゆっくりと掴むと。

手が触れる三センチ前くらいからスライムが抉れる。

素早く触れないように手を伸ばすと三センチまでゆっくりと溶けていく。

つまり?俺の魔力吸収は三センチ分?

足も伸ばすとやはり三センチ位から溶け出すスライム。

膝や肘でも同じように。

つまり、あれか。それの身体周り三センチが魔力吸収エリアなのか?

俺は魔力吸収の性能を知った。

しかーし!オタクはな!そんな幻想をぶち壊す!

背中に魔力吸収エリアが有ったとして誰得なんだ?

多分エリア拡張は無理だろう。

魔力吸収にもレベルがある。

ならば収束だー!

全身の魔力吸収エリアを手に収束。点だ!


俺の右手が真っ赤に燃える、(実際は爛れている!)

スライム倒せと轟き叫ぶ!

エロと痛みと悲しみの?

マジックイーターフィンガー!!!

そう叫び!

右手を甲を前に向けて止まること約一時間。

最初は特に変化が無かったが、最初に足に有るエリアが薄くなり、

左手も薄くなり、少しずつエリアが収束していく。

感覚を感じたら収束スピードは早くなり、

遂に右手のみに集まった。

そうしたらスライムの見つけて右手で始末する。

次はマジックイーターフィンガー!レベル2!

右手と左手二つに収束。

ダブルマジックイーターフィンガー!

更に!

このダブルマジックイーターフィンガーを一つに合わせて両手剣にする。

マジックイーターフィンガーソード!

最後は!

両手剣を二つに分けて!

ツインマジックイーターフィンガーソード!


この技に有頂天になった俺はスライムを惨殺し、レベルが上がった!

この出来事に更にテンションが上がった俺は見知らぬ魔力を関知する。

勢いのまま突っ込み!

こいつに対してツインマジックイーターフィンガーソードをバツ型のクロスで斬りつける!

斬られたのはなんと!ゴブリン!

次の瞬間!

キョトン顔のゴブリンは、

「ゴブ?」

そう、斬られたゴブリンは無傷だった!


ステータス

名前  ◯◯

戦闘力 8

レベル 2

HP   14/14 UP

MP   14/14 UP

ちから 6 UP

素早さ 6 UP

賢さ  8 

魔力  11 UP

体力  4 UP

運   1

スキル

錬金術(1)

魔力吸収(2)UP

魔力変換(1)

雷魔法(1)

雷耐性(5)

魔力操作(1)NEW

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