第45話 楽しい楽しいバトル無双
てことでニアがめちゃくちゃガチってます。こわいなあ。
……まあバトル無双なら大歓迎だからな!!いっちょかましたるで!!!!
「ニア、俺も手伝う」
「は当たり前だろぼけ」
「えなんで俺怒られてんの?」
「さっさと動けよおっそいな。時間の無駄」
「ハイ」
この人バトルってなると人格荒むなぁ……
まあニアはこつこつ探してるっぽいけど俺はそういうタイプじゃないからなぁ。
さて。巻き返しに行ってくるとします
「ねえそこのモブさん方? 俺とタイマンしねぇ?」
そうさっきのモブにタイマンを持ちかける!
これが俺の中で一番効率良い稼ぎ方。
「は?」
ほら、あいつらめちゃくちゃ間抜けな顔してるww
さすがに勝負してる最中に
「……みたところ君は魔法使い、タイマンに一番向かない職業のはず。自分の戦力も分からないとは愚かすぎる。可哀想に。」
「いいぜ、そのタイマン受けてやるよ」
お、タイマンを受けたのはTHE近距離職の拳闘士。いいねいいねー、近距離職を遠距離職である魔法使いが倒してこそのチートだ。楽しくなってきた!!
「んーそうだな、俺が勝ったら、お前らがこの場で持ってるもの全部ちょうだい」
「………いいぜ。そのかわり、これは代理戦争だ。こっちが勝ったら負けを認めて土下座して、さっき取り決めた”冒険者やめる”っていうのを実行してもらうからな」
「りょー」
軽く準備体操して、戦闘態勢にはいる。
「じゃいくぞ」
「いつでもかかってこい!! 喋れなくなっても知らねぇからな!!」
「んじゃ遠慮なくー」
どーやってたおそっかなー。
…………うは、最高に楽しい倒し方思いつーいた
「こねぇのか? こっちからいくぞオラァッ!!!」
モブのパンチを左手だけで受け流す。
その受け流した流れで、右手で腹パンを決める。
「⁉ グハァッッ」
「……ふはっ」
モブが腹に手を当てたおかげで、パンチで塞がっていた左手も解放される。
…その空いた左手でさらに頭を地面に叩きつける。
やばい、バトル無双くそ楽しい
その後も蹴り殴り……………
気付いた時には、モブが気絶していた。
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