王女に恩を売りつけておこうの会!ぐぇっへっへ((((

第31話 王室へれっつごー

[ほらずっと進まないじゃん、はよ証拠探しに行くぞ]


はーい


「ほらいこー」

「って言ってもどこ行くの?」

「んー、やっぱ王室じゃない? ほら、その側近に親しかった人とかの話聞いてみよ」

「喋らせろさんはわたくしが思ってたよりも考えて行動しているんですねー」

「そうだよ、ちゃんと考えてるから。あと名前」

「だめだよベル、こいつ褒めたらすぐ調子に乗るだろうし」

「そんなことはない。たぶん。」

「そうゆーのがなかったら結構モテそうなのにねー」


んー俺が前世モテてなかったのはこれが原因か…?


[あれ、前世お前結構モテてたと思うけど…]


え? 俺ってモテてたの?


[あっ鈍感…]


えなんか言った? ちょ神はっきり喋ってくんない?

ゆっくり実〇とか見習ってよ


[オマエハケッコウモテテタト]


やっぱやめてくださいお願いします脳内でそれは耳と脳がしぬから


[ダロ?ヤッパマエノホウガイイダロ?]


「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ」


思わず耳を塞いでしゃがみこんでしまった


「ぇ、レマのそうゆうとこがモテないんだと思うよ…」


マジトーンでやばいものを見る目で見ないでくれ辛い


「お兄さんは…悲しいよ…(意味深)」

「「きっしょ」」


王女がきっしょって言うの…?


「ほら、ニアもからかっていちゃいちゃしてないで行くよ」

「「いちゃいちゃしてないし!」」




***



王室にやってまいりました。

これは城ですねはい。


「こっちです、ついてきてください」


見た感じ殺人事件が起きた場所とは思えないんだけどなぁ…



ギィィィ…、城の中に入っていく。

中はどうなっているんだろうか…

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