「ふう、話変わるけど」

「王都でしょー？　レメル知ってるよー！」

お、知ってるらしい

「レメルちゃんっていうの？　くそかわいいんだが。助けろレマ」

「その展開さっき見たぞ。学習しろし」

「王都ねー、ぴかーってしてるすごいとこだよね！　案内してあげるよー！」

「えっ何この天使好き。ニアこれは尊死するぞ本格的に」

「お前ロリコンだったのかキッモ」

「ねえおにいちゃんたちは学習しようとしないの？？」

「…言われてるぞニア」

「私じゃないしー」

［ほらまたいちゃいちゃしてるうざい。はよ聞けリア充がよぉ］

「すぅぅぅぅぅーー、……よし。」

「どしたん」

前回の二の舞にならなかった俺えらい。

「王都こっちー、きてきて！」

「ほらいくぞ」

「はいはいわかってる」

［…なんだかんだ言って似合ってんな］

うるさい。

「なにしてんのー？　はやくはやく！」

はい、やっぱり天使ですね。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい