第26話 天使少女(尊死)
まあこうなったら聞き込みするしかないよね。
聞きやすそうな少女が有力。
んー…あの子とかでいいか。
「ちょっとごめんね、ギルドってどこにあるか知ってる?」
「…ぎるど?」
あちゃ、ギルド知らないか。難しそうだな。
「じゃあ王都とか、ここからの出口とかわかる?」
ニアが聞いてみる。
さすがこうゆうのに憧れてた厨二病なだけあるね、聞き方が上手い。
「おねえちゃんかわいい! 名前なんていうの?」
「ボク? ニアっていうの。こっちはレマだね」
「ニアおねえちゃん…!」
「えっっなにこれかわいすぎる」
わあ打ち解けんのはや
「助けてレマ、この子天使すぎる死にそう」
「死因:尊死になるが大丈夫そ?」
「何も問題ないわ…いやまってごめんなさいあります嘘ですそんな圧かけてこないでくださいこわい」
「わーはいはい コワイネー(なげやり)」
まあこうしてても何も進まん。
「どうしたのレマおにいちゃん」
グハァッッ‼
「やばいニア助けろ天使すぎて死ぬわこれ」
「えキモ」
グサッ
レマに99999のダメージ!
レマはしんでしまった!
あいつ急に裏切るじゃんよ…なにあれ…
[ほらイチャイチャしてないで早く聞けよ]
「イチャイチャなんてしてない!!!(大声)」
「え」
「おにいちゃんとおねえちゃんはかっぷるなの? つきあってるの?」
「「ンゴフゥッ」」
レマとニアに9999999∞のダメージ!
ふたりはしんでしまった!
「おにいちゃんごりんじゅうさまー」
まじ天使のくせにどこで覚えたんだよそんな言葉…
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