始・学園編 12 お お前は …


この日の 5限目、6 限目は 事なく 終わり



放課後


あたしの席まで山本さんが来て

「カッシー… 今朝の事… ちゃんと 謝れてなかったけど ………… ッ ごめんなさい …」ぺこ


「えッ… 山本さん… 全然 大丈夫だからホント気にしないで」手をパーにして ふりふり


お昼のやり取り で 少しでも 元気を 取り戻して

くれているのなら 何よりである ウン


「…それで 今日 帰り 一緒に帰らない?」不安そう

「もちろん 喜んで ♪」あたしが そう応えると

「良かったよ〜 (>_<。) もし 嫌われちゃって たら どうしよう…って イロイロ 考えちゃてて」てへ

「そんな 訳ないし 山本さん 大袈裟過ぎだし」嬉

良い感じで ことは 運んだと そう思った


脳ミソ(茜ちゃん元気になって (>_<。) ホント 良かったよ〜 ♪ 茜LOVE命 )


真似すんなぁ! 涙顔とか!それと言葉を顔文字

表現するのは やめい! まあ 友達とかなら

話しは また別なんだけどねぇ w


脳ミソ( ∑(゚Д゚) !それがキミの願いかぁ … )


また使っとるし! それと同じネタ も やめれい


脳ミソとの 小ネタも 終わると


「それじゃあ 帰ろっか」「うん」


山本さんと一緒に教室を後にした


───


2人で 校門を出た 後


「カッシー今日 これから 何か用事とか ある?」

「ん? 特にないけど」


あたしに 用事などない… そう 何もない…

青春を桜花してない… 寂しい あたし……


脳ミソ(あたしちゃんだって 前のネタ使ってる

し! ネタの乱用はやめてよねッ!)


と 脳ミソに お説教されたので


はい と 猿でも出来る 簡単な 反省をしてみせた


「じゃあ 何処かに? 寄って帰らない?」

「うん 別に いいよ」快く承諾する


「何処にしよっ かな? とりあえず駅前の方まで

行って 歩きながら 考えよっか」

「うん わかった でも チョットだけ待って」

あたしは鞄の中からスマホを取り出すと

お母さんに友達と寄り道して帰ることを

一応 電話で伝え


そして

「じゃあ 行こっか」「うん」と交わして


道中


山本&あたし

「そう言えば… 今日のお昼 青木くんが 最後に

『春日か明石に』また 連絡するって 言ってたね

どうして ?」「……」… ヤ ヤバ い


『あ!あとコノ事は 山本さんとか 他の人には 内緒だからね 明石さんと あたしだけの秘密だよ』


昨日こんなことを春日さんと約束したことを

思い出していた… 理由は聞いてないし 実は話しても 良い内容なのカモしれない もしかしたら 敢えて あのように言っていた可能性…… でも現状で求められているコトは 今 この状況で 上手く相手の質問を回避して 納得させられる方法を 脳内で最大限に

思案、模索して カチカチカチカチカチカチ 頭の中で計算式を高速で組み立て はじき出し そして

パチン☆ ヨシ 出来た!それを実行に移すのみ!


今は

「ななななんで だろ~うね?」(。・ 3・)~♪ 

と完璧な艤装を試みる

「……………」ジーッ


山本さん凄い見てくる (.'A'.) あたし 何か? 間違えた? 脳ミソ助けて ヘルプ


脳ミソ (あたしちゃん あたしちゃんが 今さっき

とった その行動は至って普通だぜッ 心にヤマしい気持ちがある者は目を逸らしながら口笛を吹くモノなのだと 僕は そう 脳立大学で教えを学んだくらいだから その小ぶりでNICEな胸を 前面に姿勢で

張ってて貰っても 全然 大丈夫さッ )


……… 小ぶり言うな それと 今のが

大学で教える内容なのかッ! あ それより あたしの脳に 勝手に大学を建てるんじゃない! … おっと

突っ込んで場合じゃない 焦 汗 もう 限界が近い


ジ〜〜〜ッ

「………」 (.'A' ;) (> <。;)


あたしは もう だ だめだ… いろ○す にこんな

見つめられたら … 萌え死んでしまう…


脳ミソ名誉教授(それは いけませんね それでは

あたしちゃん 私が 代わりましょう)キラン


代われるか!


「…… まあ カッシーを無理に 追求するのは 酷な話しだよね たとえ 嘘を ついてたとしても 何か

理由があるんだろうから…」

「………」 ( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン

そうなの 何故だか知らないけど 春日に

口止めされてるんだよ〜〜〜〜ッ ( 」゚Д゚)」<


とりあえず 脳内では 思いっきり 叫んでおいた


「じゃあ また 明石さんが 言えるようになった

時にでも教えてね」( •ω- )☆

「 … う うん」 い○は〜す ハート


そんなこんな で 駅前に 到着した


「結局 決めれなかったねw」

「ほんと だねw」


クスクス


と していたら


ドン


山本さんが 誰かと ぶつかって


山本 VS ???

「 あ ごめんなさい」

「…………」ガン見


「えっ と〜…」

「…… あんた 確か… 楠校 の?」


制服で 私立 楠木原 高校だとバレた

そう 発言をした彼女は キャバ校の生徒だ


公立 木矢場 高校 (きやば 高校 略して キャバ校)

ここの生徒は 少し 柄の悪い感じの子が 多いと

もっぱら有名な学校である


そして 今 山本さんが ぶつかってしまった相手は

ギャル番長グループのリーダー的な存在に思えた…


髪は金色で染まり背中まであるロングのソバージュ白ギャル特有の野性味を持ち合わせてた様な その風格が 際立って窺えるコトから 恐らく彼女がリーダー格なのではないだろうか その後ろに 黒い子と 中途半端な 子の 腰巾着が 2人いる このコトからも それが あたしには 読み取れた


山本 VS 麻宮

「一応 謝ったけど… もう いいのかな?」チョイブル?

「あーッ オ! いい訳ある訳ないじゃんw お前あの

山本ッチ だろ?」


どの山本ッチだ!友達枠外の他人が 使うワードではない!それに世の中に 山本の苗字は多いぞ

あたしは なんだかんだ 冷静にツッコミ(頭の中で)を入れつつ 少し傍観を装い 事の様子を伺う


「… 山本は 合ってる けど… あなたは?」

「あーッ ? あんだとーッ 名前? そんなモノ 特区に 捨ててるしーッイィゆーッ」


名前は 大切にしろ 捨てんな

しかも 勝手に 特別区域に…


「…じゃあ 別に名前は いいよ もう行っていい?」

「んな訳ある訳ないじゃん わかるっショ あんたが

山本ッチ なら 少し面貸してもらうっしょーッ」


「… あなたの言う 山本って ホントに 私?」

「見間違う 訳ないしー その茶髪 そのグレイの

カラコン 山本茜だろ!」


合ってる まさかの 大正解に少し驚いた


「だったら 何? 」

「流石 あの山本ッチだけのコトはあって 結構な口

叩いてくれるねーッフィー ファーッオ ! あんたらは手を出すんじゃねぇよッ ヨォ ファーッ! 」両手をパーにしたら状態で 後ろの2人に その手の平を見せる様は まさに アノ 噂さの 抑止するポーズだ


山本さんと 対峙している この子が ヤバい ことは 既に理解は出来たね ウン ある意味で…


脳ミソ塔 (この子 顔は結構 美人さんで 僕の好みなんだけど ♪ お笑い芸人の尾杉がよくやる

フィー ファーッオ ! とか やったりしている時点で モウ かなりヤバい娘 なのがワカルねッ あたしちゃん ほら見て チラッ 僕の 脳みそ電波塔が もう ビンビンさぁ!)


変なモノ 見せるなッ! あと長い


「 …それで ? どうするの?こんな目立った 駅前

の大通りで いったい何を…… 」

「 言うねぇ あんた 校則のルールとか 見た事

あんの? 生徒手帳に記入してあるルール とかさぁ

それは そこに書いてあった ルールの内容で禁止されているのか ?」


不良の子達って細かい

校則のルールとか やけに詳しいよねw


「そんなの チョットしか読んだことないよ!!」

「へぇ〜 その世の中を舐め腐った考え方は 嫌いじゃないねぇ けど 校則のルールに則って さらに

法律の制裁も 少年法の適用に 引っかからない

やり方で ウチらは やらせて貰うけどね」


会話が 噛み合っているかは 少し不安ではあるが

途中で話しに割り込んで 拗らせるのも アレだと

考えていたのだけど もう そろそろ あたしも 動いた方が良いのか?


「……… ッ 」

「急に黙って どうしたんだい ? さっきまでの威勢の良さが 消えちまってるよ ヨアッ ハ〜 ッ」


もう 山本さんは 飽きれてるのかもね


「流石の ウチらも こんな派手な場所で ドンパチ

やろ〜ッて 訳じゃ無いじゃんw マッポのお世話に

なりたく無いじゃんよーッ ヤッ ハ〜 ッ」

「…… 移動する ッてこと?」チョイヤバ?

「わかッてん じゃん よ そう 今か


そう言いかけた時に あたしは山本さんの前へ

出て 相手と向かい合うと


あたしVS 麻宮

「あたしが 一緒に いるの 忘れてない?」

「カッシー…」腕ぎゅッ

「あ〜ッ ? さっきから目障りな 蝶々が

ふわふわ してるのは 見えてたっ ショーッ

まさか 自分から 蜘蛛の巣に 飛び込んで来る

とはね 〜ッ」ペロリ


その比喩表現やめれい キショイし(気色悪い略)


脳ミソ (ペロリして 良いのは ペロリする 覚悟の

ある奴 だけ!! )ペロペロペロペロ ペロッリン


この場に居る女子総ナメすな!

脳ミソを 2人相手している気分に さいなまれる…も まあ 脳ミソよりは 彼女の方がまだマシか…


女(ギャル)の名誉争いや 縄張り争いも ある

と言った事実は この界隈でもたまに 耳にするし

ネットの情報でも目にしたコトはあった 実際

自分達が 巻き込まれたら こんな感じなのか


「飛び込んで 来てやったけど それで次は?」

い○はす を守る為に 強気に出た でも少し怖い


「へぇ〜 言うねぇ 蝶々だと 思ってたら まさかの

蜜蜂さんだった とはね〜 まあ いいよ じゃあ お前達 2人 コッチ 来なッ」あたしは か弱い手首を

掴まれて 少し引っ張られる と

「チョット やめてよ」あたしの 逆の腕にしがみついてる 山本さん にも 少し引っ張られる


あッ チョット 痛い

アレ ? これって 例のヤツなんじゃ… 何て思っていたら


「おい!! お前ら 何やってんの?」

後方から 声がした


「… あ〜ん? 誰だ テメェ…… 」チラ


「いや まあ ウチの学校と他の学校の生徒が

何か 争ってたら 普通 とめるだろ?」


「……… お お前は ……まさか…あの 帰宅部 …の…… 主将… B !?」


帰宅部… 主将… て 何だ…


「へぇ〜 俺のコトを 少しは 知っるて感じだな」


麻宮 VS 男子クラスメイトB


え! コレ 次回に続くの〜〜〜ッ






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