始・学園編 11 円卓会議 B地点ルート

火曜日


1時限目の自習は その後 ことなく 終わり


───


職員会議の結果


2時限目 以降も 通常通りとなった


しかし 授業時間が 決まっている高校では

休んでいる生徒が多い場合 学級閉鎖などあれば

休んだ生徒達は 土曜日に授業を受けなくては

ならない など 色々ある


そして 2限目 3限目と 卒なくこなし



───


4限目の授業中 (化学)


今日は 1階にある 化学室は 使わずに教室

で 座学のみ


は〜


やはり まだ1時限目の出来事のわだかまりが

和解したとはいえ 2人共お互いに残っている

ことだろう


それを思うと 心が痛い


脳ミソ (あたしちゃんは全然悪くないんだぜッ

この俺が命に代えても保証してやるからな だか ‥


脳ミソ! それ もう前にやったヤツだから

どうせ最後はハグ END なヤツだし 絶対そうだし


脳ミソ( 今回はチョット違うんだぜッ こ ‥


あーーーッ!もうコイツ 面倒くせぇ!シャーーーッ!


Σ(OωO ) 脳ミソ!!!


|彡サッ


とりあえず 脳ミソを 威嚇して 追い払うことに成功すると


授業開始 10分後くらい経過した その時


バタン


え!!


教壇の上で化学の先生が倒れた


キャー ッ


ざわ


「先生ーーッ !誰か 1組か3組の先生呼んで

来て 」 いち早く それに気づいて 声を出したのは

春日さん


「わかった」 ダッシュ ガラガラ

今朝 株の上がった Bくんが それに 応じる


春日さんと 数人の生徒達が 先生に 駆け寄り

「…大丈夫 息はしてるみたい」


ホッ


それは何よりだ あたしも行ってみよう


側にいる春日さんに近寄り

「大塚先生 急にどうしちゃったん だろうね?

大事がないなら いいんけど… 心配だね…」そう

あたしが言うと

「ホントにね… 一体何が原因なんだろうね」と

返答があった


その後直ぐ


男子クラスメイトB 「先生 コッチ」


男子クラスメイトB「ほら アレ見て」


Bくんが1組に居た教科の先生を連れ戻ったようだ


現国先生 「ほお!どれどれ … ! ! これは大変じゃな! ! じゃが…ワシには わからん 誰か職員室の先生か保険の先生を呼んできておくれ」


男子クラスメイトB「わかった 俺が行く!」


ピューッ


脳ミソ009(俺にも任せろ! 加速装置 三(๑˃̵ᴗ˂̵) )


無駄 加速 すな!


1組にいた 現国 お爺ちゃん先生は まったく

役には立たなかった が B株は さらに上昇した


まあ それでも あたしは お爺ちゃん先生 好きだけどね ♪ たとえ そこに保健の漢字を間違えていたと言う その事実があったとしても…… ね…


化学の先生は 特に 苦しそうでは無く

まるで眠っている様だった


コ○ンくん の仕業かな?


まあ それは イイ 山本さん と 本田さん は


この出来事には 無関心で 席に 座ったまま


何処か上の空 と いった感じだった


はぁ


いろいろ 気が滅入る



暫くすると


保健の先生が来て 「う〜ん 特に検査してみないと

何が原因か は わからない わね」

「一応 救急車は もう 呼んであるから タンカが

来るまで そのまま動かさせないで待ちましょう」



ピーポー ピーポー


そして 化学の先生は保健の先生の付き添いの元

救急車で 運ばれて 行った



───


なんだかんだ ドタバタした感じで


キーンコーン 4限目の授業の時間は

終わり


お昼休憩 凸 入



「明石さん」と

春日さんが あたしの 下へとやってくると


ボソボソ


なるぺこ 春日さんが提案して来たのは

少し険悪になってしまっている山本さんと本田さん あたし 春日さん の 4人で 昼食を一緒に食べよう

と言う内容だった ウン 悪くないね〜


それから 山本さんと本田さんを 無事に誘い出す

ことに成功し ♪ 教室では 流石に食べ辛いので

食堂へと 移動するこになった


これで 2人の 蟠りが 少しでも 取れてくれれば

良いのだけど… あたしは そんな事を考えながら


4人で教室から移動しようと

春日さんが まず先頭を切って 教室から廊下に出た


その時 !

「キャッ」と小さく悲鳴に悶えると

「ッ いてッ あ… わりぃ」と男子生徒が謝り

「…うん 大丈夫… あ!! 」と 顔を見合わせて

春日さんは少し 嬉しそうに 驚いた


脳ミソ ( アレ? 私(俺)達 入れ代わってる? )


変わるか! 何処かの 新○作品など ではない


「あ 青木くんも これから お昼?」

「ああ お前らも 今からどっかいくの?」チラ チラ チラ


脳ミソ○ャム( やらせな い ⊂(・x・)⊃ よ〜ッ)


と どこかの 妖精さんが チラ見から 守ってくれたようだ


「これから 皆んなで 食堂 いこって」

「ふ〜ん 俺も 今日は弁当ないからな… 一緒に

行っても いいか?」


「私は 全然いいけど」チラチラチラ


脳ミソ( パクパクパク (๑⃙⃘・༥・๑⃙⃘)パクッ)


喰うな!


山本「…」少し顔が赤い?

が 無言で頷き

あたし「あたしも 大丈夫」と言い

本田「……特に問題はないかなぁ 青木くんが

ハーレム王子に なっちゃうかもだけど ね」クス

青木「… ッ お 俺は 別に そんな つもりで ッ …」

春日「大丈夫 みんな わかってるから 本田さんて たまに 意地悪な発言しちゃう時があるからね」笑


ハハハハ


───


そんなこんなで


食堂 (1階)


ワイワイ ガヤガヤ


「お! 青木 オマエも 今日は食堂かッ」

「はい G先輩 お疲れ様ッス」


サッカー部 3年 G先輩

「そうか… |´-`)チラッ で そちらの女子達は

クラスメイトか? ……」

青木「いえ 別のクラスの子 達ッス けど」

G先輩 「…… … この ハーレム王子がッ!!」フン

そう捨てゼリフを吐いて去っていった

青木「………」


みんな ハーレム王子 好きだな…


春日「私と青木くんは 今から 何か買ってくるから 明石さん 場所取りは 任せたよ」

あたし「うん わかった」


4人席や6人席は 多いから そこまで急ぐ必要はない

テキトーに 隅っこの方にある 6人席を あたし達は確保し


お弁当組みで 手前から 山本さん あたし 本田さん の順番で テーブルの同じ列に並ぶ…… なんだ…

この配置は………


暫くして 春日さんと 青木くんが 戻ってくると


春日「あ! 何で みんな そっちーッ」

あたし「… さあ? 何でだろ…」

本田「………」 山本「………」

青木「まあ 席なんて 何でも いいし 俺ココな」と

山本さんの前の席へ座り

春日「だねッ」青木くんの右隣りへと座る


1組 青木ハーレム王 & 2組 女子軍団


「とりあえず 食おうぜッ」男子

「「うん」そう「だね」」女子軍


いただきます


青木 チラ「その腕 食べにくそうだな?」


脳ミソ(本田ちゃんも 悪魔の目から 僕が 守る!

くらえ ッ (⃔ *`꒳´ * )⃕↝ デビルビーム! )


お前も 悪魔なっとる!


本田「… お陰様で…」 ?少し怒ってる?

青木「…… お陰様っ て 何だ…」引きつりかけ

青木「まあ… いい…ッか そう いや 化学の安村が 倒れたって?」モグ

春日「そうなんだよ 急だし ビックリしちゃて

大変だったよ ホント」モグ

あたし「何とも なかったら いいね」モグ

本田「……… ね」モグモグ

山本「…………ん 」モグモグ


空気が 少し 重い気がする …


他愛のない会話が続き


青木「あ ッ そう言えば 7月になってからの話に

なるんだけど 来週の土曜の練習ない日に サッカー部の連中と交流も兼ねた感じで ドスニーランド行くんだけど よう」

春日「ドスニーかぁ いいねぇ 楽しそう」

あたし「……ハム ハム うん」山本「…いいね」

本田「……… ハム ハム 」

青木「人数が 少なくってさ〜 女子って こういう

イベントとか 好きだろ?」春日「私は好きだね

山本さんも好きだよね?」山本「そうだねッ…」

春日「明石さんは?」「あたしは ドッチでも ナイかな」春日「本田さんは多分嫌いかな?」

本田「明石さんと 同じ意見…」春日「へッ」?


青木「で もし良かったら お前ら来てくれたら

助かるけど どうだ?」春日「私は 行きたいし 予定

も大丈夫かな ♪ 山本さんは?」山本「… 私も予定ナイし 行っても いいよ」春日「明石さん 本田さん

は?」本田「… 私は 予定あるから 今回はパスだね 」あたし「… 行ってもいいかな」ホントは行きたくないけど 本音とは腹裏に 体裁を見繕ってしまう あたしの 馬鹿!! 春日「じゃあ この3人だね」

青木「ホント 助かるよッ ウチの学校 部活とか自由だし帰宅部 多いん だよ…な…」チラ チラ チラ チラ


脳ミソ(俺の歌を聴けーッい !!耳を済ませば…

微ッかに 聞こえるだろ ほら あの〜声 あれは天使の声……… 信じて〜 きた モノが ある〜♪ バカだと 言われた けれど 変わらなか〜ッた あの日の 夢! エジェルVoice 見つけたのさ 遥 胸の奥に キラリ

光った お前の姿も夢………… エンジェ ッ Voice

ウォー ウォー ウォー ♪

ウォー ウォー ウォー ♪

ウォーウォーウォー ウォーウ ウォ〜〜♪ )


歌バ○ラ すな ♪ 歌エネルギーで防げたのか?

今のは? 長い脳ミソ演出は さておき


あたし「それは わるー ござんしたねっ」プンにこ

春日「ねッ 」笑 本田「… ッ ふッン」鼻で笑う

青木「おお 俺は そんなつもりで… 言ってたか‥ まあ 悪気は ねよーッ 個人の自由だと 思うし そう言うのは」 山本「……」


青木「でも マジで助かるわ ウチのサッカー部って

マネージャーは 3年の雪野下先輩と1年の月城しか 今は居ねぇし 雪野下先輩は その日は来れないらしくて 女子が月城1人じゃ 可愛そうじゃないかって

少し思ってて…」春日「う〜ん 確かに そうは思うけど 逆に私達 お邪魔じゃない? その1年の子にも

気を遣わせちゃうとか?」


青木「まあ その辺は大丈夫だろ 普段から 誰にでも の礼儀正しいヤツだし 気落ちするような タイプでもナイから 女子1人だけって 空気だけでも 失くして やりたかったんだよ」モグモグ


春日「青木くん 優しいねッ …でも よく見てるよね その1年の子のこと…… あやしい〜ね〜」怪しい目


青木 ブッ「バッ … ッ… そんな訳あるかッ」照れ


脳ミソ( コイツ やりやがったよ あたしちゃん!

茜ちゃん の 顔に ご飯粒 飛ばしやがって ぺッ)


はい はい


青木「あッ 山本 わりなッ 飛んだか?」

山本「… ううん 全然大丈夫だよ 気にしないで」


脳ミソ( 茜ちゃんは 優しい子だ お米粒が 可愛そう だからッて 自分の顔についた ご飯つぶ 食べてあげるなんて 普通じゃ できないよ )



青木「じゃあ とりあえず また 春日か明石に

時間と待ち合わせ場所の連絡入れるなッ」

春日「うん わかった」ニコ あたし「…うん」

山本「…………」本田「…………」



そんなこんなで 昼食は終わり



晴れて 来週の土曜日に

サッカー部 VS 2組 御三家 女子

の構図 が 完成 させられる こと と なった



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