始・学園編 4 恋の逃避行


そして 放課後に なると


ナル○ 『放課後に なった てば よう!』


………


○影様には 何故か冷たい あたし

あたしは サ○ケ派だった



───


春日さんが 本田さんの鞄を持ち 一緒に教室を

出ようと 扉を開ける と


春日さんが 先に廊下に出たタイミングで

ドン! と誰かが横からブツかって来た


「キャッ」と小さく悲鳴に悶える春日さん

「ッ イテッ あ… わりぃ」と男子生徒が謝り

「…うん 大丈夫… あ! 」と 顔を見て少し驚いた


ここでも 人間の悪い癖である 大丈夫の魔法が

発動してるね


春日さんに ブツかって来たのは 1組の青木くん

他人にはあまり関心が無い あたしでも知ってるくらいには 有名人で


いわゆる サッカー部のエースってやつ


ダ○ヤのA 野球とはスポーツ違いだから間違えないでね♪


茶髪に整った顔立ち背丈もそれなりにあって実家が

お金持ちとくれば モテ無い訳がない


何を隠そう 春日さんも恋心を抱いている? のかは

よく知らないけど 『青木くんて カッコ良いよね』

と 同じクラスの山本さんと話しているのをよく耳にする


青木&春日

「うん どうした?」「…っ ! ううん 何でも ない

青木くんも 今帰り… な訳ないよね 今から…部活かな?」「うん ああ 春日 チラッ… と明石は 今から帰るのか?」チラ


脳ミソ(ッぺッ!コイツ いやらしい目つきで あたしちゃんのことチラ見しやがってーッ 許さん!!

あたしちゃんは 僕が 絶対に守る!!)


脳ミソが 唾を吐き そう言い放つと

あたしに 絶対守る宣言した… なんだそれ


春日「…うん 帰るんだけど これから 本田さんの

家に… あ 早退しちゃったから 明石さんと一緒に このカバンを届けに行くんだぁ 」ニコニコ


青木「ふーん そんな訳か なるほどな まッとりあえず 下まで一緒に行くか?」チラ

春日「うん」ニコニコ


脳ミソ バスター( バ○ターシールド !!!)


脳ミソが そう チラ見から あたしを守ると


春日「それじゃ 明石さん 行こっか」♪

あたし「……うん 」と頷き下駄へと向かう


道中


青木「そう言えば 春日とは 少し喋ったこと ある

けど 明石 とは無いよな?」


脳ミソ初号機( ATフィー○ド 全開 !!!」


もうイイから 話が前に進まないから!


脳ミソ(シュン)ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙(*-ω-)ヾ(・ω・*)ナデナデ


あたし「だね」

春日「へぇ〜 そうなんだねぇ」

春日「ところで 青木くんてさぁ 付き合ってる人

とか… いたりする?」

青木「 な なんだ 藪から棒に まあ 特に そう言うの

は いねぇよ」春日「ふーん そうなんだね…」

青木「お前ら こそ どうなんだよッ!」

春日「私達も 特に そう言うのは ないよ ねッ?

明石さん 」あたし「だね」


だね から 始まって だね で 終わるは会話の基本…


春日「こんな機会だし 連絡先とか交換しておく? …どお?青木くん?」青木「ああ 別に いいぜ」

春日「わ〜 良かった ♪ ほら 明石さんも 」

あたしも! 「… うん そうだね」


そう言われるがまま あたしは 渋々 スマホを取り出すと 3人で連絡先を交換した


そして 下駄箱まで到着し 外靴に履き替え

昇降口から出て


春日「じゃあ 青木くん 部活 頑張ってね」

青木「おう お前らも 気を付けて 帰れよッ」

春日&あたし 「「 うん じゃあね」またね」と2人でハモりつつ 青木くんとは ココで別れた



───


その後 校門を 出て 本田さんの家へと向かう


道中


春日&あたし

「やったーッ ♪ 青木くんの連絡先 GET できちゃったよ」わーい 「良かったね 春日さん」ニコ

「これは 運命の神様の お導きとか かもだよ♪ な〜んてね どう 思う明石さん?」


運命の神様なんて いるとは思わないけど


「そう かもだね 」とそう言う

春日「あ!あとコノ事は 山本さんとか 他の人には 内緒だからね 明石さんと あたしだけの秘密だよ」


なんだか 嫌な 秘密ができてしまった…







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