第6話 エルミの母親の行方
子供 「お兄ちゃん、お姉ちゃん、助けてくれてありがとう」
礼を言うと子供は母親の元へと戻っていった。
子供の背中を見送ったあと、エルミは気になっていたことをアメリに聞いた。
エルミ 「ねぇ、さっきから気になっていたことを聞いていい?」
アメリ 「ああ、これのことかしら?」
アメリはそう言うと手に持っている弓を見せてきた。
エルミ 「これはどこから持ってきたの?アメリは何も武器を持ってなかったよね?」
アメリ 「ここに向かう途中に落ちてたの。武器も持ってなかったし、少し借りたの。」
アメリは手に持っていた弓を元あったところに返しに行った。
エルミ 「あっ!!母さんは!?」
エルミは辺りを見回したが、母親の姿はどこにもなかった。
エルミは嫌な予感がした。
エルミ 「そ、そんな……。母さん……。」
エルミが絶望していると洞窟に逃げてきていた住民の一人が話しかけてきた。
住民 「君、もしかして誰か探しているのかね?」
エルミ 「え?あ、はい…。」
住民 「もしかしたら、街を襲った奴らに連れて行かれたのかも…。」
エルミ 「!?それはどういうことですか?」
住民 「理由は分からないがこの街の人間、何人かを連れて行ってたんだ。」
エルミ 「一体どういうことなんだ?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一方その頃
??? 「おい!奴らはちゃんと連れてきたのか?」
??? 「はい、でもこんな奴ら…一体どうなさるんですか?」
??? 「まあ、そのうち分かる。黙って見てろ!」
??? 「は、はい!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます