第3話 手がかり

エルミ 「母さん……。生きてて…!」 



俺とアメリは手がかりを求めて洞穴へ向かった。

洞穴の周りは悲惨なものだった。

中にいる人を守るために戦った兵士の死体が積み上げられている。


エルミ 「な、何だここは……。」

アメリ 「こんなところに人はいるのかしら?」

エルミ 「俺、奥を見てくる!」ダッ

アメリ 「ちょっと!エル!もう……!これは…。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


タタタタタッ

奥に行くと人の声が聞こえてきた。

よく聞こえないが悲鳴にも聞こえる。


 「声が聞こえる!もしかしたら…。」


声のする方に進んでみると、魔物に襲われている人たちがいた。

 

「まずい!!助けないと!」


背中に背負っていた練習用の剣を手に取り、構えた。


 「おい!こっちだ!」


魔物はエルミに気づき、襲いかかってきた。


 「かかってこい!!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

一方、アメリの方は…


 「これは……、ベッルべッカでしか売られていない剣の装飾…。」


アメリは他にも手がかりがないか探すことにした。


 「この死体の中にさらなる手がかりが…。」


色々と探っていると遺言のようなものを見つけた。


 「勝手に見るのは気が引けるけど…手がかりを得るためには……。すみません!」ペラッ

手紙の中を見るとそこには…!


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