第2話 街の異変

エルミ 「な、なんの音!?あ、あれは…火?」

アメリ 「ねぇ!!燃えてるの私達の街じゃない!?」



アメリの発言を聞き、いても経ってもいられず大急ぎで街に向かった。


〜移動中〜

アメリ 「私達が隣町にいるときに一体何が……。」

エルミ 「街が火に包まれているということは…魔物が襲ってきたのか?」

アメリ 「いや、それはないわ。あの街の警備はこの近辺でも一番のはずよ。」


街に何があったのか考えていると、街の門についた。


     剣術国家 

        シャルトワ


アメリ 「………!な、なにかおかしいわ!」

エルミ 「アメリ?どこもおかしいとこなんて……!」

アメリ 「気付いた?そう、ここは近辺でも一番の警備。なのに、門の警備が誰もいない。つまり…」

エルミ 「つまり、何かよっぽどのことがあった…ということか…。」


 二人は嫌な予感がして門の扉を開けた。


門を開けると、そこは地獄絵図と化していた。

街は燃え、そこら中に死体は転がり、叫び声が響き続けている。


アメリ 「これは……一体……!?」

エルミ 「い、生きている人は…!!母さんは!?」

アメリ 「あっ!街の端っこに洞穴が。行ってみよう!」

エルミ 「母さん……。生きてて…!」



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