恋人を守るためなら…!
@KOUROSHIN
第1話 デートに遅刻
母 「エルー!いつまで寝てるのー?」
エルミ 「んー……!?」
母に起こされ、寝ぼけた状態で時計を見るともうすぐ9時を指そうとしていた。
エルミ 「わーーーーー!!!何でもっと早く起こしてくれなかったの!?」
母 「え?今日が学校休みでしょ?」
エルミ 「今日はアメリと出かけるって言ったじゃん!」
母 「そうだっけ?」
エルミ 「もーー!」バタバタ
あっ!紹介が遅れました。俺はエルミ。
家族や近所の人からはエルという愛称で呼ばれています。
普段は剣術の学校に通っていて、先生にボコボコにされています…。
今は夏休みで、しばらく学校はありません。
………って!悠長に話している暇はなかった!!
現在の時刻:9時21分
アメリ 「遅いわね〜……」
バタバタバタ
アメリ 「ん?あっ!来た来た!」
エルミ 「ごめん!遅れた!」
アメリ 「また寝坊?これで5回目よ…。」
エルミ 「うっ……、すいません……。」
彼女はアメリ。俺と同じ剣術学校に通っている俺の恋人だ。
アメリは剣術学校の中で2番目の実力を持っていて、みんなの憧れ。
今日はアメリとデートの約束をしていたんだが、寝坊をしてしまった……。
アメリ 「今日はどこに行くの?」
エルミ 「んー…。そうだなー。隣の街に行ってみよう。」
アメリ 「いいわよ。」
隣の街でまずカフェに寄り、そのあとはショッピング、魔法のショーを見に行ったりした。
アメリ 「あっという間だったわ。」
エルミ 「そうだね。そろそろ帰ろっか。」
一日が終わり、帰路につこうとしていると
ガタガタガタガタガタ
エルミ 「な、なんの音!?あ、あれは…火?」
アメリ 「ねぇ!!燃えてるの私達の街じゃない!?」
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