2022/12/04 死の欲動が足りない

 朝からポルタの喫茶室に珈琲を飲みに行った。Kが仕事をはじめて一週間だけどやめたいと嘆いていた。あんなに期待していた仕事だったのに……。期待値が高いと絶望も多くなる。仕事に期待を持たないために最悪の最悪を想定しよう。エクアドルの珈琲を飲んだ。ふつうだった。コクが強いわけでもなく、フレーバーが強いわけでもない。BLTサンドを食べた。全体のバランスが絶妙だ。店長さんが仕込みを四時から初めていてその間にワールドカップを見ていると言っていた。すごい早起きだ。


 書いていて思ったけど、書くときに心がけることを決めよう。そうしないと指の動くままに書いてしまう。事実を書いたらそのとき感じた感情も書くこと。なるべく深く掘り下げよう。自然に書いているのは気持ちいい。この日記を書いているのは気持ちいい。自分だけのために書いているから負荷が低いからかもしれない。


 ほか何をしゃべったかあまり覚えていない。ベーシックインカムの話をKが楽しく話していた。理想を熱く語るのは自分がそうなって欲しい気持ちがとても強いからだろう。ベーシックインカムは面白いと思うがまず日本では導入されない。財源は? という話になるだろう。まず消費税減税だ。正しいことがあるわけではない。答えのある問いと答えのある問いがあることは意識しておこう。文章を書いている時間を記録したほうがいいだろう。この日記をどのくらいで書けるのがわかる。

 たっくんの夢の話を思い出した。かつらと目の上の部分だけを切り取った人間がエレベーターを降りてきて追いかけてくる。

 その日見た夢のこともここに書いておこう。

 振り返りなのだから、反省点と改善点も書こう。


 うちでぼっちざろっく1-8全部見かえした。やっぱりよくできてる。映像表現の多さが豊かさにつながってる。ギターで曲を練習してみたがなかなかおもしろい。遠距離からのカットと近くからのカットの切り替えがいいかも。叙情感がでる。

 越麺屋でフォーとクレープを食べた。まぁまぁ。パクチー食べ放題の喜びがある。もとを取ろうとする行為に自分は喜びを感じている。

 シェイクスピアを読む予定だったが読めない。明日はハローワーク後にポルタに行こう。社会的な要請で働かなければならない。モチベーションやコミットメントが欲しい。切実なもの、大切なもの、失いたくないもの。死の欲動が足りないのだ。

 すこしつまらない。新規性が足りない。

 働きたくないのは自分の無能さを認識したくないからだ。

 口だけならいくらでもいえる。行動で見せなきゃならないのがむずい。

 小説は書けていないから時間管理しよう。


 













 

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