そういう読み方も私は「アリ」だと思います。
ずいぶん昔に聞いたことなので、ソースは忘れましたが、「本を読んだり、ドラマを見たりするときに『この先、どうなるんだろう』という期待でワクワクする人と、『いつもお決まりのパターン』の本やドラマを見て、その『定番の流れ』に安心しながら、『そのうえで起こるハプニング』を楽しむという人がいる」と聞いたことがあります。
勧善懲悪ものの時代劇「水戸黄門」とか、「大岡越前」、「暴れん坊将軍」を好む人は後者、とのことで、納得したことを覚えています。同じ時代劇なら、前者の人は「鬼平犯科帳」などを好むのでしょう。
「ご自身で『謎』に気づきたかった」との思い、よくわかる気がします。子供のころなので、当然「伏線」に気づく能力もまだまだ未熟だったのだと思います。なので、ご自身で意識せず、呼んでいた書物を「初心者モード」に設定して、物語を楽しんでいたのだろう、と推察いたしました。
見当外れなら申し訳ありません。
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます!
なるほど、先の展開がわからないパターンとお決まりのパターンですか。そういう視点で物語を分析すると面白いですね。
恋愛ドラマなどでよくある王道の展開も、この「お決まりのパターン」に分類されるのでしょうか。王道は王道であるがゆえに面白みがないと思う半面、それを求めている自分もいます。
『「初心者モード」に設定して〜』、仰るとおりです。「読みが当たった!」という感覚を得るために、ほとんど無意識で最後の一行を読んでいました。
当時は伏線という言葉も知らなかったほど。あの頃に比べると、文章を読む目も肥えてきているので、今読めばそのとき気づけなかったことや、違った観点から物語を楽しめるかもしれませんね(*^^*)
最後の一文で物語の印象がガラッと変わるお話をいくつか読んだことがあって、先に読んじゃうと面白さ半減なので、ヒッ……となりましたが、今はそういう読み方をされていないんですね(;´∀`)
でも、自分の力で解いてやる! と意気込んで、ちょっとズルをしちゃう気持ちもわかります。ミステリで先のページを細目で見ちゃったり(笑)
挿絵がある本だと、挿絵を先に見ちゃってネタバレになることありますよね。ライトノベルは巻頭にカラーイラスト入りの注目の場面が挿入されているものもあったりして……ネタバレじゃん(汗)と子供心に思っていたことを思い出しました。
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます!
今はネタバレが怖くて、とてもじゃないですが、できません笑
共感していただけて、嬉しいです!
絶対に解いていやるという気持ちで読んでも、自分の予想の斜め上を行く展開で、なかなか上手くいかないんですよね(^_^;)
ライトノベルはあまり読んだことないのですが、巻頭にイラストが挿入されているものもあるんですね!それこそ細目で見てしまいそう笑