第2話〜私もスパイに......?お断り致します!〜
「それで....自分を守りたければ....あなたを誘拐しろと......」
子供の私が言うべきではないと思うが多分この人は大丈夫であろう
そう心の中で安心し.この事は言わないと心の中で誓った、
ただその決断が失敗に終わると,今のところ誰も知らなかったのである
八乙女「でしたら私の所のメイドになりません?」
私はそう言葉を出した.きっとこのままその施設?に帰っても
私を誘拐しなかった理由などを問い詰められて、最悪の場合死んでしまうだろう
そう思い私の所のメイドにならないかと誘った.メイドになれば一緒に本を読んだり一緒にいられる.友達になれるかもしれない
「えっ......よろしいんですか?」
八乙女「お母様にお願いしてみるわ、少しかわいそうだけど....捨てられてたって言っていい......?」
だって知り合いでもない人を急に家に連れ込んでメイドにしてくれと言ってもきっと怪しんで絶対正義の組織とかいうやつに突き出す!
捨てられてたとか言ったらかわいそうだとか理由があるのだとかつけて警察には突き出されずに済む!
その理由を説明すると彼女は理解してくれ.首を縦に振ってくれた
私は彼女を連れ、歩いて家まで戻った
私の家はまあまあ...というより結構...いやめっちゃでっかい
東京ドーム一軒ぶんぐらいだ.まあ大量の従者を雇っているとその人たちにも
住むスペースが必要なのでほぼ全部使い果たしているが....たぶん掃除が大変だろう
八乙女「お母様.帰りました」
玄関から入るとお母さんがこちらへ顔を出してきた.
お母様はアイドルとはいかないが女優というほどの美貌で.〈私が言うのもなんですが〉はっきり言って芸能人になってても..世界進出しててもおかしくないぐらい
まあさっき私を襲ってきた子もアイドルで世界進出してそうなんだけどね.....
お母様「そちらの子は...?」
何か怪しげな顔をして私に問いかけてきたので私はこういった
八乙女「実は親に捨てられているところを見てしまって......」
実際この国では親子で仲がいい家が多い.ただまれに子供がダンボールの中に捨てられていることがある
ただそれはお金がない家は貧乏の家が多いと教わったがそれは本当かわからない
子供に言うことだからこそ嘘をついている可能性がある
ただお母様は納得した、家の防犯セキュリティはかたいし.うちの家に忍び込むこともほぼ不可能だ
しかも私の部屋に入るには重大なセキュリティがある.
そして見た感じ悪いことをしなさそうな見た目の彼女だ.
きっとお母様も了解してくれるだろう
お母様「とりあえず....そこの空いてる部屋に生活するものは全て揃ってるから今日はそこで寝なさいね、」
そう言うと女物の服を出してきた.
うちの家では急に誰かを雇うことが多く.10人ほどが生活できるスペースが常に準備されている
「あっ.....はい!」
キラキラした笑顔でお母様を見つめるとニコッとお母様も笑った.めっちゃ絵になる
少し汚い服をきている彼女は服を持って部屋に入ると可愛い服に着替えてきた
本気でアイドルかと見間違うほどの美しさで.
お母様と並んだら親子に見える.二人とも綺麗で美しいから.DNA が遺伝してるとか考える人もいるだろう(... ?)
八乙女「お母様.この子の髪が乱れてしまっているので私の部屋の櫛で髪を解いてあげてもいいですか?」
「私は大丈夫です!...私の名前は..八千代です」
なんか名前が似てるなと思いつつも八千代という名前を覚える
お母様「そうね.楽しく話でもしてきなさい.」
そう言われたので私は八千代と一緒に私の部屋へ行った
私の部屋に行くまでもちょっと道を迷ってしまうほど廊下が広く迷路のようになっている
そんなところを直感で歩いて私の部屋まで行った
ドアを開けるとメイドがいたのでお母様の所に行きなさいと伝え.
私がいつも紅茶を飲んでいるテーブルと椅子が二つずつあるところに.座った
彼女がもう一つの椅子に座るとはぁとため息をつき、そしてこちらを見た
八千代「実は私....洋の国から来たんです」
八乙女「えっあんなに遠いところから?」
この国と洋の国は一つの国を挟んだところにある、隣の隣の国ということだ
八千代「ここのメイドさんで思い出したんですが.....そこにもメイドをさんがたくさんいて.....あそこに乗り込んで昼はメイドとして行って夜に情報を集めるというのはどうでしょうか?」
私は漠然としながらこういった「ごめんなさい.お断りさせて頂きます」
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