パクリ疑惑
パクリ疑惑
男1「あの、あなたが投稿してる小説って去年僕が投稿した小説のパクリだと思うんですけど」
男2「あー、それはないですね」
男1「どうして断言できるんですか?」
男2「作者はここ10年、ネットなんか見ていないからです」
男1「でも、WEBに投稿してる時点でネットを見ているじゃないですか」
男2「それはそうですよ。だって僕、作者じゃないですもん」
男1「はぁ?どういうことですか?」
男2「つまり、小説家をネットが使えない山奥の家に監禁して小説を書かせて、僕がその原稿をパソコンで打ち直してWEBに投稿しているんです」
男1「そんなことして何の意味があるんですか?」
男2「だって、気になりません?世俗から切り離された小説家は、一体どんな小説を書くのかって」
男1「あなたが読みたいだけなら、WEBで投稿する意味あります?」
男2「ありますよ。だって、せっかく書いてもらったのに僕だけが読むのはもったいないじゃないですか。それに、あなたみたいなパクリとか言ってくるクソ野郎も論破できて楽しいし」
パクリ疑惑 @hanashiro_himeka
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます