第20話 Bomber《爆弾魔》
今日の
メイクさんと衣装さんの力によって、
本当に同一人物か? と、疑いたくなる大変身。
女王様に変身した
歌番組では、
バラエティ番組では、女王様に芸人達がヘコヘコ
ソロラジオでは、視聴者のお便りに女王様が上から目線で応える設定になっていた。
どれも人気番組らしく、人気の高さが分かる。
私と
特に何事も起こらず、全ての収録が無事終了。
純粋に、
こんなに楽しいなら、ずっと
仕事が終わると、
事務所には、山のようにファンレターやプレゼントが毎日届くそうだ。
「刑事部
「ありました!」
プレゼントを調べていた
しかし、 箱の中には未完成の爆発物もどきがひとつ入っていただけだった。
何故、
それとも、危害を与える気は
それとも、何か他に
プレゼントには、メッセージのようなものは何もない。
可能性は、いくらでも考えられる。
一番問題なのは、爆発物がだんだんと本格化してきていることだ。
爆発物が完成したら、被害はどれほどのものになるのだろう。
あと少しで、爆発物は完成するかもしれない。
それとも、完成させる気はないのか。
何を持って、「危険」と判断するべきか。
考えすぎて、訳分かんなくなってきた。
ふいに、
――まるで子供のイタズラだ。
もしかしたら、容疑者は子供なのかもしれない。
現在は情報化社会で、爆発物の知識は簡単に手に入れられるようになった。
中学生程度の化学知識と材料さえあれば、誰でも爆発物は製造可能と言われている。
材料の化学物質は、薬局やホームセンター、インターネットなどで簡単に買える。
それを見た子供が、見よう見まねで自作したのかもしれない。
事務所は、インターネットで調べればすぐ分かる。
だから事務所に、自作の爆発物を送り付けたんじゃないだろうか。
そう考えれば、
「
人を
爆発物については、「爆発物
本罰則が
・爆発物使用罪
・爆発物使用
・爆発物使用予備罪
・爆発物使用
・爆発物
・爆発物
・爆発物
・爆発物使用
・爆発物犯罪者
・爆発物
――は、「公共危険罪」として位置づけられる。
基本となる「犯罪類型」である第一条「爆発物使用罪」は死刑、または
また、製造・輸入・
それだけ、爆発物を取り
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