　少し前に、TwitterのTLにて、ある人気漫画について、心理学の先生が独自の読み解き方を語っていました。その批評について、賛否があったそうですが、その中には、作者が描き出していないものを語るなというものがあったそうです。

　私は、文学について勉強していたので、作者の意図しない部分を読み解くのは批評として歓迎すべきだと考えています。もちろん、根拠がしっかりしていて、誹謗中傷をしないという前提がありますが。

　ただ、自分の小説に対する感想についてはどうしようとは思います。

　小説というのは、書き上げて、アップした時点で、独り立ちした子どものようなものだと捉えています。あとはご自由に。お好きに呼んで、どんな感想でも大歓迎、ではあります。

　とはいえ、上記は理想です。想定外の感想が来ると、「うぐぐ……」と思ってしまうのが現状です。感想に、良し悪しは良い宅なのですが、「あっ、伝わっていない」と思うことは時々あります。もっと表現力を磨かなければと、日々反省しております。

　あと、質問も困りますね……。好きなように想像してくださいと言いたいけれど、聞かれてしまったら、どうしようかと。まあ、「ご想像にお任せします」と結局濁すんですが。

　とはいえ、流石に反論したくなる言葉もあります。自作の感想から、それとはあまり関係のない偏見が繰り広げられてしまった時は、流石に「私はそう思いません」とはっきり断りました。

　他に、個人的なものですが、作品からプライバシーを推測されるのは滅茶苦茶嫌です。好きなストーリーラインとか、趣味とか、それくらいならいいのですが、家族関係とか、セクシュアリティと鎌で推測されると、すごくつらい気持ちになってしまうので、苦手です。

　そんな風に考えると、私が書いた感想も、作者さんに受け入れてもらえているかどうかが心配になってきました。人によって、地雷はより蹴りですからね……。返信が来なくても、怒ったり凹んだりしないようにしたいです。

　余談ですが、私の返信が遅いのは、寝かしているからです。あと、カクヨムの活動が夜遅くなって、今返信するのはまずいかなぁと感じて、二の足を踏むからなので、気を長くして待っていただきたいです。一方的ですみません。

　さて、今日の宣伝です。

　「ファミレス夜噺一席」

　二十四時半のファミレスにやってきた女性・秋代。彼女は、男友達に何度も電話するが、中々取ってくれない。切羽詰まった秋代は、店内に唯一いた喪服姿の男性二人組に、あるお願いをする。

　KAC2022の「真夜中」がテーマの参加作品です。テーマが広くて、真夜中の話は書いていないのが結構あったので、大分悩みました。

　昔考えていた、ファミレスを舞台に、いろんなお客さんと従業員の交流の群像劇的な話があるのですが、そこからワンシーンを抜粋しました。他のシーンも、書く機会があるかどうか……。

　喪服姿の二人組は、他の作品でもちょいちょい出ています。彼らの話もがっつり書きたいですね。あと、タイトルも気に入っているので、「○○（場所）✕噺一席」みたいな形式で何か書いてみたいですね。

　では、今回はここまで。

　また次回に。お疲れ様です。

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