1/28 足元を掘れ、そこに沼あり
オタクには色々なタイプがいます。原作至上主義で、メディアミックスを受け入れないタイプ。自分で二次創作を作るタイプ。コスプレでキャラになりたいタイプ。
私は、作品に関する元ネタを調べたくなるタイプです。
例えば、ある本を読んで、「面白い!」となった場合は、その作家の別の本を読みます。その作家にどっぷりつかってしまった場合は、その人が影響を受けたとか好きとか言っている作品を見聞きし始めます。
ウマ娘が好きになったら、競馬について調べ始めました。ゴールドシップが一番の推しなので、その父のステイゴールド、その父の父のサンデーサイレンスについても調べました。そこからまた広げて、ステイゴールドの子供たちとか、ゴールドシップの子供とか、レースに出たらどうだろうと動向をチェックするようになっています。
一番知って良かったと思ったのは、ジョジョに嵌ってからですね。……このエッセイ、ジョジョの出現率が高いとか思うでしょうが、仕方ありません。放送中のアニメと露伴のドラマで、ジョジョ熱が高まっていますので。
ジョジョは、スタンドの名前や登場人物名を、洋楽が由来となっています。じゃあ、このバンドやこの曲を聞いてみようと思って調べた結果、「めっちゃいいやん!」とファンになったことが多々あります。QUEENとオアシスがそうでしたね。QUEENに至っては、映画の『ボヘミアン・ラプソディ』を映画館で見るほどでしたし。
ジョジョに触れていなかったら、私の洋楽知識は『ハッチポッチステーション』のグッチさんの洋楽替え歌コーナーで止まっていたかもしれません。いや、あれはあれで子供に洋楽を刷り込ませるすごいコーナーではあったと思うのですが、成長して、元ネタを調べて聴いてみようとまでの情熱が私にあったかどうか……。
洋楽を知って一番良かったのは、作業用のBGMの幅が広がったことです。この作品には、この曲やこの歌手のイメージがあると考えると、より作品への深度が増すことが出来ます。まあ、何でも小説を書くことに生かそうとする脳みそのせいではあるのですが。
また、好きを調べて知ることで、新しい作品が生まれるきっかけにもなります。作家の馳星周さんは、ゴールドシップのファンになったことから、競馬に詳しくなり、ステイゴールドがモデルの小説『黄金旅程』を書き上げました。
そんな風に、私も好きなものに関する小説を書いてみたいとは思っています。ただ、浅く広くで飽き症性格なので、中々掘り下げられないのが現状ですねぇ……。
それでは、今日の進捗。
「小さな勇気とラッキースター」の第二場面をちょっと書きました。完結にはまだまだ遠いですが、明日の自分に頑張ってもらうしかありません。
今日はこの辺りで。
また明日~。
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