1/26 世界がエロで溢れている
カクヨムのスマホ版アプリを開くと、必ず注目作品紹介の画面になっているのですが、毎回、そのタイトルを見る度に、「AVのタイトルか」と心の中で突っ込んでしまいます。
ちょっと前に、「ストレートにHな言葉はいけないと思います!」というようなカクヨム公式からのお達しが出ていたのですが、あまり効果ないような気がしますね。あの後にも、「セ○レ」が入ったタイトルを見ましたし、かなり婉曲しているけれど絶対本番のことじゃんというタイトルもありましたし。
まあ、流石にR18シーンがある小説は、消されると思うので、そういうのを期待して開いたら、肩透かしを食らうと思うのですが。でっかい釣り針を垂らす、迷惑メール方式だと思っています。
ただ、迷惑メールの釣りタイトルだと、「主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました」に勝てるものはないと思うので、むやみに手出しすべきではないでしょう。あと、最近私個人に迷惑メールが届くのですが、その内容は占いするよ系のあんまりおもしろくないタイプです。
ウェブ小説に限らず、ウェブ漫画でも、エロい関係の話かと見せかけて、実際はハートフルだった、あるいはギャグだったというパターンも増えてきているように感じます。こういうのも、でっかり釣り針形式のように見えますね。
漫画やPCゲームのバーナー宣伝画像が扇情的なのが当たり前になってずいぶん経ちますが、もはやエロが入り口として機能するのはネット界の常識となりつつあります。男女関係なく、みんなエロが大好きなんだなぁと感じ入ってしまいますね。
という話をして、舌の根を乾かないうちに今日の宣伝です。
「恋の前夜」
→https://kakuyomu.jp/works/16816927861880925918
人間の女では満足できなかった男が、初めて猫の獣人の娼婦を抱く。その後に芽生えた感情は……。
KAC20229の「猫の手を借りた結果」のテーマの作品です。えーーー、散々あれこれ言ってきましたが、こちらの作品、タグに「事後」がありますので、ご注意ください。
特殊性癖の人を書くのが好きです。普通じゃないのが自身の不通となっているような感覚を書きたいです。それについて悩んでいる最中よりも、もうしょうがないと受け入れている、あるいは開き直っている様子が個人的には好きですね。
それから、こちらはピロートークオンリーの話です。何気に、ピロートークがシチュエーションに入っている話は、こちらで三作品めです。まあ、その内の一つは正確には事後ではないのですが。
何と言いますか、肉体関係を描くのならば、エロをメインに、あるいは釣り針にするのではなく、もうちょっと奥ゆかしく書いていきたいなとは思いますね。
理想としては、川端康成の「片腕」です。男性が、ある女性の腕を借りて一晩共に過ごすという話なんですが、そんな特殊設定がどうでもよくなるくらい、愛撫の描写が良いんですよね。わびさびとは、かくあるべきと思っています。
では、1/26分の更新はここまでです。
ありがとうございました。また次回に。
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