1/18 PARODY×PARODY


※17日分の更新がまだですが、執筆に時間がかかっているので、先に本日分を公開します。


 えー、もったいぶって話すことではないのですが、私はパロディが大好きです。このエッセイの章題でも、ちょいちょいパロディタイトルもあるくらいですし。

 ところで、今回の章題は『HUNTER×HUNTER』のパロディです。その『HUNTER×HUNTER』も、タイトル自体は『SMAP×SMAP』のパロディなんです。初めて知った時、非常におしゃれで痺れました。


 パロディには二パターンあります。おしゃれなパロディと、笑えるパロディ。おしゃれなパロディで思いつくのは、ジョジョのスタンド名です。洋楽の曲名やバンド名が由来なのが殆どなのですが、中の悪いことで有名なオアシスとグリーン・デイの両バンドを、名コンビ敵キャラのそれぞれのスタンド名にしたことには、「クレイジーだぜ……」と思いましたね。

 あと、『HUNTER×HUNTER』の念能力もパロディ率が高いです。ピトーの能力の一つ「玩具修理者ドクターブライス」は、小林泰三さんのホラー小説「玩具修理者」が元ネタらしいです。元ネタの方は滅茶苦茶怖くて、しかし、ちゃんとこちらが元ネタなんだとちゃんとわかります。


 他にも、小説タイトルを他の小説のタイトルにパロディにしたものも数多くあります。ポーの『アッシャー家の崩壊』から津原泰水さんの『蘆屋家の崩壊』、デイヴィッドスンの『あるいは牡蠣でいっぱいの海』から筒井康隆さんの『あるいは酒でいっぱいの海』が思いつきます。ちなみに、『あるいは牡蠣でいっぱいの海』自体は、ホームズシリーズの台詞が由来です。

 そんな、ネタじゃないおしゃれなパロディタイトルを、私も書いてみたいとは思うのですが、こういうのはやはりセンスが物言うので、中々思いつけませんね。「小説的な、余りに小説的な」が精いっぱいな状況ですので、もっと精進したいですね。


 ついでに、お笑い系パロディだと、『ポプテピピック』が最強だと思っています。アニメ1期の第1話は『君の名は。』のパロディで話題になりましたが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のパロディが織り込まれていたことに、ビビりましたね。あと、人形劇コーナーの世界で一番ダサいPVのパロディがどうしようもなく好きです。

 アニメだけではなく、漫画の方のパロディの群を抜いているイメージがあります。この4コマに興味が無い人のために、コマの半分を猫の写真にするというネタがあるのですが、それの元ネタは、『TopGear』車に関する番組が、車に興味のない人のために説明中は動画の半分を猫画像にしていた点だそうです。これは知らなかったのですが、見た瞬間に笑ってしまいました。分からなくても面白い、パロディネタとして最強だと思います。




 では、今日の進捗を。

 私が主催中の自主企画「問えば響く君の答え」の「どうして嬉しいのに涙が出るの?」用の作品を書き始めました。まだまだ冒頭で、プロローグのところなので、いつにアップできるのか私でも分からないところです。




 では、今回はこの辺で。ありがとうございました。また次回に。

























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