12/24 クリスマス・イヴ


 クリスマス・イヴの夜ですね。今頃、眠っている子供たちの元に、サンタさんからのプレゼントが届いている頃でしょうか?

 家に弟が三人いたので、私は中学生の頃までプレゼントをもらっていました。ただ、サンタクロースを信じていたのが、いつまでだったのかちょっとぼんやりしていて思い出せないです。


 ただ、確認をしたのは覚えていますね。小学校高学年の頃だったと思います。

 弟がいない時に、台所で食器洗いをしている母に、「サンタってお母さんとお父さんでしょ?」と尋ねました。母は、何と言ったのか覚えていませんが、肯定したのは確かです。


 サンタクロースを信じなく瞬間って、なんだか切ないもののような気がします。単純に言えば、子供が大人の階段をのぼると形容できてしまいますが、それだけでは言い切れない悲しみを勝手に抱きます。

 だから、子供向けのフィクションでは、サンタクロースを全肯定してほしいと考えています。私が、中・高の時に見た『ドラえもん』のアニメでは、はっきりと言わないものの、のび太のパパがサンタだと匂わせていましたから。


 サンタクロースを信じなくなった青年が、ひょんなことから日本のサンタ役をやる話を考えたことがあります。『サンタクロース・ダイアリー』というタイトルで、12月1日から25日までの日付が章題という構想でした。

 これ、カクヨム上で開催されている、12月1日から25日まで毎日更新を目指す「アドベイトカレンダー自主企画」にピッタリなんですよ。参加するなら、これかなぁと思いつつ、結局参加したことありません。来年ならと考えたりもしましたが、それはそれで別の長編を完結させたいですし……。


 代わりと言っては何ですが、毎日更新は一度やったことがあります。それも、日記形式のお話で。

 カクヨムコンに参加しておりませんが、ちょっと紹介いたします。


 『きょうを読むひと』

 →https://kakuyomu.jp/works/16816700428553928693


 『決して満たされることはなく貪欲に求め続ける』--魔術師によってそんな呪いをかけられてしまったある国の王女。今日も、飢えを凌ぐために、町民の日記を読む。

 去年十一月の同題異話の参加作品でした。「今日」を読むなら、日記だと、でも、ブログとかなら簡単に読めてしまうから、異世界で他人の日記を読むという話になりました。有難いレビューもいただいて、とても気に入っている作品なので、この世界観でまた何か描きたいですね。




 最初のイヴとサンタの話から、大分離れた着地点になってしまいましたが、ここで今日の宣伝です。


 「白の境に舞う金烏。」

 →https://kakuyomu.jp/works/16817330648751520362


 琉球ガラス作家の「私」は、親友の初江から結婚式の引き出物の制作を頼まれる。 はりきる私は、折角なら、親友との思い出を元にした引き出物を作りたいと、小学五年生の時の出来事を思い返す。

 おくとりょう様が主催の同題異話10月号の参加作品です。今回の主人公は、7月に登場した琉球ガラス作家の侑美です。6月の初江の親友という設定なので、彼女が引き出物を考える話になりました。


 作中、はっきりと書いていなくて、タグで記載していますが、侑美は発達障害グレーゾーンです。コミュニケーションが苦手で、空気が読めないと言われやすく、マイルールを厳守したいというタイプです。

 こういう話を書く時って、「発達障害」とタグ付けしていいのか悩みます。あまり、こういう人が出ますと書くと、偏った見方をされそうな気もしますし。私自身、発達障害があるので、真摯に書いたつもりではあるのですが。


 さて、今回のタイトルを最初に見て、「グレーゾーンの話にしよう」というのはすぐに決まりました。ただ、どう言うグレーゾーンなのかが難しい。

 発達障害グレーゾーンが一番書きやすいけれど、色々言われそうかなぁというのが、正直な気持ちでした。いじめの傍観者とか、飲酒運転した人に酒を勧めた人は罪になるのかとか、そう言うのも考えたのですが、どうも暗くなりすぎる気がしたので、グレーゾーンを肯定する話になりましたね。


 幸いにも、ツッコミらしいものはいただいていないので、ほっとしています。むしろ、小学生時代の、みんな同じ方向を見ているのが普通という空気感を出せたなと、一人で自画自賛しております。

 そして、今回も友情の話です。5月以来、恋愛関係については、遠回しに書いたり、その前後を吹っ飛ばしたりしているので、ずっと同題異話関連は、現代ドラマのタグになっています。がっつり、成就した恋愛について書きたいですね。




 それでは、今回はこの辺りで。

 サンタさんに怒られそうなので、もうちょっとしたら寝ます。また次回に。




















































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