前のエピソード――12/17　恩田陸『ユージニア』読了

　突然ですが、私はお笑いが好きです。今は結構落ち着いていますが、マイブームだった時は、実際にお笑いの舞台を見に行くほどでした。

　そんなお笑い好きにとって、大切な一日……今日は、M-1の日です。……なんで見ていないんだと言われそうですが、我が家のルールで、夜の八時までは祖母の時代劇タイムなので、それが終わってから追いかけ再生しようと思います。それまでの間は、情報を一切遮断しています。

　正直言いまして、今年のM-1はすごく荒れています。優勝候補者が、準決勝、準々決勝で殆ど破れていて、お笑い好きの中でも知る人ぞ知るコンビが挙がってきているんです。

　例えると、今年のW杯みたいな感じです。いや、ベスト8にブラジルやスペインも破れて、日本やモロッコや韓国の名前が並んでいる、それくらい極端な状況なのかもしれません。

　ちなみに、私がM-1出場者の中で、一番の推しだったコンビの金属バットは、決勝で上がれませんでした。しかも、今年がラストイヤーであり、来年はもう出られないのです。その傷跡がまだ癒えていません。

　とはいえ、誰が優勝するのかがとても楽しみです。去年の敗者復活で見て滅茶苦茶笑ったヨネダ2000と男性ブランコ、生で見たネタがとても面白かったさや香、コントも面白ロングコートダディ、ボケツッコミに縛られない漫才のダイヤモンド、ネット世代に刺さるボケが多い真空ジェシカに期待しています。……羅列したら、すごく多いですね。

　敗者復活戦も見ました。視聴者投票で決めるので、私も見ながら、特設ページで得点を当てていきました。

　こういうのはとても難しいですね。みんな違ってみんな面白いですから、全員に100点を入れたい気持ちになります。こういう所が、自分で参加作品に順位を決める自主企画をできない理由だと思います。

　さて、M-1とは無関係ですが、今日も新作をアップしたので、その宣伝です。

　「彼女の悩み、彼の天職」

　→https://kakuyomu.jp/works/16817330650858745895

　OLの亜美子は、同期で親友の正美に、一緒に住んでいるヒモの彼氏について愚痴っていた。一方で、亜美子の彼氏の宗大は、商店街で知り合いを見つけていた。

　時々描いている、現代妖怪の日常的なお話です。別の話とも登場人物のリンクがあるので、コレクションにまとめたいですね。

　妖怪に関する話を書くのは楽しいです。既存の妖怪に、どんな風な事故設定を付けるのか考えるのは至福の時です。

　妖怪ものって、人間に住処を追いやられてしまって、という話がベタではありますが、私が書いている妖怪は、現代の生活を大分エンジョイしています。自分の身近な人が、妖怪かもしれないというシチュエーションが好きなので、彼らには色々紛れ込んでもらっているのもあります。

　はい。今回はこの辺りで。また次回に。

【追記】

　M-1見終わったので、これを書いています。