12/2 すごいことが起きた
私がその初報を聴いたのは、朝の蒲団の中でした。
母の聴いているラジオから、「スペインに勝ってて――」みたいなパーソナリティ二人の話が流れてきて、最初は、スペインに勝てたらという仮定の話だと思ったんです。いつ、試合が始まるのかをよく分かっていなかったですし。
そしたら、本当に勝っていたという訳で、非常にびっくりしました。そして、すごいなぁと思ったまま、二度寝しました。寝坊しなかったけれど、ギリギリで起きました。
ヤバいと思って急いで準備して出発すると、意外と早く職場に着けました。寝坊した時ほど、時間が巻けちゃう現象、何と言うのでしょうか?
ともかく、めでたいです。スポーツ全然見ない人間なんですが、今回の異業の素晴らしさは、それなりに分かっているつもりです。
日本のスポーツ界の壁みたいなものとして、ワールドカップに優勝する、100メートルで金メダルを取る、凱旋門賞を優勝するというのがあると勝手に思っているのですが、ワールドカップは意外と早く達成できるかもしれません。それくらい、夢のある勝利でした。
凱旋門賞にちょっと関係あるので書きますが、『ウマ娘 シンデレラグレイ』の8巻を読みました。ゲームが苦手過ぎてアプリはしていませんが、今一番ハマっているコンテンツがウマ娘で、アニメや漫画で楽しんでいます。
シンデレラグレイの8巻は、オグリキャップとそのライバル・タマモクロスの最終対決の有馬記念が描かれます。迫力あるレースの絵にぞくぞくしていましたが、所々で涙が出そうになりました。
スポーツの物語って、なんでこんなに人々を熱くするんだろうと思います。当然、その界隈にも闇と光がありますが、全身全霊を掛けたぶつかり合いというものに、どうしようもなく惹かれてしまうのでしょうか。
スポーツ関係の傑作小説もたくさんありますからね。私は、『風が強く吹いている』が好きです。ただ、こういう話に憧れがあっても、自分で書けるほど詳しくないのが悔しいです。
さて、今日の宣伝です。
「叫んで五月雨、金の雨。」
→https://kakuyomu.jp/works/16817139555168638772
高校入学してから、話したことのない同級生男子の拓海に、いきなりプロレス部に勧誘された「俺」。プロレスに詳しくないのに頷いてしまったのは、拓海が彼自身の初恋の相手だから……。
おくとりょう様が主催の同題異話への参加作として、5月に公開しました。誤字脱字をチェックしたのですが、「交換」が「好感」になっていたり、人物名をずっと間違えていたりと、中々恥ずかしい思いをしました。
プロレスの話になったのは、「金の雨」という文字を見た時に、オカダカズチカさんのレインメーカーのポーズが頭から離れなくなったからです。舞台は沖縄というのは決めていたので、あまりプロレスに馴染みのない沖縄で、プロレスをやりたいという話になりました。県内には実際にチームはありますよ。
BLになったのは、この前の月の「さよならを忘れて」を意識した結果です。ただ、この作品と「さよならを忘れて」のリンクは、すごくささやかなので、気付かれたことはまだないです。
あと、井上涼さんによるアニメMVの「確信」の影響もあったと思います。こちらは、周囲にゲイだとカムアウトしていない男子高校生の物語が歌詞になっているのですが、いつ見ても涙ぐんでしまいます。
どんなセクシュアルマイノリティでも、その気持ちが報われる時がきっと来るよ、そんな思いが籠っている、のかもしれません。
最後に、今日の執筆進捗について。
日曜日にアップする新作に着手しています。新作と言っても、『蜘蛛ノ巣短奇譚』というホラーショートショートにアップした話に、続きを付け加えるという形になります。ジャンルは、サスペンスになっています。
15分だけ書こうと思ったら、意外と筆ノリが良くて、第二場面を一気に書き上げてしまいました。あともう一つの場面を書けたら閑静なのですが、一万文字以内に収められそうでほっとしています。
今日のところはこの辺で。お疲れさまでした。
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