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  • 編集済

    はじめに、「 マイクロフト編」一話漏れてました、直しました。すいません!
     読後感がすごく爽やか。「怪物は泣かない」にグッと来た。古風な語り口もあってたし、会話だけでの進行は難しいのに、歴史的背景も含め、しっかり書かれていて、時間をかけて練り込んだ話だと思いました。良い話です。視点の変換というテーマや、やや頭の中の概念が勝ちすぎてる時もあるけど(他の短編)この作品はリリックですごく良かったです。

    作者からの返信

    そう言っていただけると嬉しい限りです。

    この作品は、いわゆる吸血鬼伝説の元ネタであるワラキア公国のブラド=ツェペシュを元にして書きました。

    彼に娘がいて、人知れず生きていれば、というコンセプトですね。

    父の名誉、自身の存在の肯定、神への畏れ、そして、初めての理解者との邂逅。それらがすべて、泣かないはずの怪物に涙をもたらした。

    小さな優しい暴君が、今日もどこかでその手を差し伸べていて欲しい。

    そういう風に書きました。

  • 史実とファンタジーの合わせが斬新で面白かったです。

    作者からの返信

    ドラキュラのモデル、ワラキア公国のブラドに娘がいたらば、てな感じで書きましたんでね。

    分かる人にはさすがに分かりますね。


    感想、ありがとうございました!

  • 読ませていただきました。

    短編ながらもボリュームたっぷりで、かつ話が最後まで失速することなく綺麗に完結している素晴らしい作品だと思いました。アリスとダキアの問答もテンポよく進んでいたおかげで間延びすることなく読み進めることが出来ました。

    「涙を流す怪物などはいません」
    アリスのこの言葉は必ず少女の心に届くと思います。

    作者からの返信

    ホラーチックな吸血鬼の作品だと、どうしても超常的なバトルものの要素が入り込んできてしまうんですが、この作品はそう言った要素を廃し、二人の対話形式で話を進めるという作風で書いてみました。

    奇麗にまとめつつ、余韻を残すことを重点に置いていましたので、上記の感想は嬉しい限りです。

    ありがとうございました!

  • Twitterから失礼します。楽しんで読ませていただきました

    作者からの返信

    読んでいただいてありがとうございました!

  • いつも拙作を読んでくださり、ありがとうございます。今回はTwitterから来ました。

    文字数は結構ありましたが、読後感が凄まじいです。とてもいい作品でした!

    レビュー書けるかな…、この気持ちを文字に出来る自信はないです……。

    それぐらいいい作品でした!!!(もう既に語彙が怪しい)

    作者からの返信

    わざわざのコメント、ありがとうございました。

    気に入っていただけたのでしたら幸いです。

    文字数的には、何話かに分割してもよかったかな~、と今にして思っている次第です。

  • 理知的で力強く、すっきりとした読後感を与えてくださる良いお話でした。視点によって善悪が変わり、生い立ちがあって信念が生まれる。場面に派手な動きはないはずなのに、その巧みな話術で情景や世界が広がる感覚をいだきました。少女に救いが与えられたことに胸をなで下ろしております。

    作者からの返信

    コメントありがとうございました!

    気に入っていただけたのなら幸いです!

  • 読みにまいりました!
    文字数を見てビビりましたがとっても読みやすくて驚きました。
    逃げた馬が待っていてくれたのが地味に良いです。逃げた時は帰りどうすんねんって絶望感があったので……。
    仲良くなれそう、からのお別れ。行けそうで行けない場所。なんとも言えない切なさがあってたまらんですね。
    読後感がすごく良かったです。ありがとうございました!

    作者からの返信

    現世と幽世が偶然重なり、そして出会った二人ですからね。

    またどこかで再開できることを願いつつ、今日も神様に背を向ける、そんな二人のお話でした。

    気に入っていただけたのなら幸いです。

  • 今日は。
    作品を読んで下さいまして、有難うございます。

    この作品、読みやすくて面白かったです。


    途中までしか読んでいないので、時間があった時に読ませて頂きます。

    作者からの返信

    一話完結だけど、ちっと長めなんでね。

    お時間があるときに、またお越しください。

  • あぁ、こういう終わり方、すごく好みです……!!

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    気に入っていただけたのなら幸いです。

  • コメント失礼します。

    すっっっっごい良かったです!!
    世界観にぐっと引き込まれました。
    アリスは博識さの中にお茶目さが入れられていて好感が持てましたし、ダキアは絶対的な力があるのにしっかりと人の心を持っていて心情の描写が細かく伝わってきました。

    特に終わり方がきれいですね。よくまとまっていると思います!
    読み手側にその後を想像させるような終わり方なので、読み終わった後も余韻が残る作品だと思います!

    作者からの返信

    基本的には中近世のキリスト教世界の風俗や伝説なんかを混ぜ込んで、どうにか短くまとめれたかなと思っています。

    吸血鬼って、題材として使い勝手が良すぎて、相当なオリジナリティや惹き付ける設定がないと埋没してしまうというのが持論。しっかり設定練らないと、一気に駄作に成り下がる危険性を孕んでいるとも考えてます。

    ない頭をしっかりとフルに使って、無理なく二人の少女のやり取りを描きました。

    気に入っていただけたのでしたら、幸いでございます。

    感想、ありがとうございました!

  • 小説面白かったです。始終不思議な雰囲気を楽しませて頂きました。最後の「涙を流す〜」が凄く良いですね。グッときました。

    作者からの返信

    感想ありがとうございました。

    吸血鬼伝説や無辜の怪物やなんかを混ぜ込んで作ってみたのですが、気に入っていただけたのなら幸いです。

    (∩´∀`)∩

  • お初お目にかかります。企画から来ました。
    人と幻想の交流という話と思いながら読んでいましたが、ヒューマンドラマのタグがある通りに会話の内容の濃さ、アリスが自身の持つ強みを理解して窮地を乗り切ろうとする胆力、ダキアの豪然とした構えの裏側がどのように決着するのかというのも知りたくなってあっという間に読み終えてしまいました。
    あと誤字がと思われる個所がありました。
    中盤より少し下にある「捕食」と思われる部分が「補」となっていました。

    作者からの返信

    感想ありがとうございました!

    気に入っていただけたのなら幸いです。


    誤字の指摘も感謝です!

  • ありがちな設定のファンタジーとか思いきや、恐ろしく濃厚なお話でした。

    タグにわざわざヒューマンドラマと入れるのも納得の一作でした。