第7話 バッテリーの春 + 人気投票結果発表
スプリングトレーニングが始まる。
というわけでバッテリー組は、一足先にキャンプ地へと移動である。
アリゾナ州のテンピへ移動し、アナハイムのキャンプに参加する直史と樋口。
アレクは少しだけ優雅に遊んでから、野手陣として後から合流だ。
今年で引退と決めている直史は、一つ一つのプレイに集中している。
結局フィジカルなどではなく、天才と人が呼ばれるために必要なのは、この集中力なのだろう。
集中して、自分の肉体を自由に動かす。
それが出来る者こそ、天才と呼ばれるようになる。
自然とそれが行えるようになるまで、反復して練習できる集中力も、才能と呼べるのだろう。
スプリングトレーニングに集まっている選手は、30人以上。
もっともその半分は、開幕前に消えていく。
ピッチャーの視線が集まるのは、四年連続サイ・ヤング賞を獲得している直史。
とりあえず今のMLBの、と言うよりは技巧派ピッチャーの完成形と言おうか。
過去のあらゆるピッチャーと比較しても、かろうじて比較出来そうなのは、クローザー時代の上杉の一年しかない。
今年29勝したら、もう日米通算で200勝に達するので、なんと名球会入りの資格が発生したりする。
去年までの実績から考えると、シーズンを通じて先発で投げれば、難しくないところが恐ろしい。
直史のボールはバッターボックスに立ってみないと、なかなかその脅威が分かりにくい。
ただそれでもピッチングフォームから、力の流れが指先の一点に集中しているのは、ピッチャーの目からすれば分かる。
MLBではそれなりに、手投げで投げるピッチャーなどもいる。
それでバッターを打ち取れるなら、下手に標準化させる必要はない、というのがアメリカの考えである。
しかしさすがに直史ほどに、パワーロスのないピッチングを見ていれば、何かしら考えることもあるのだろう。
直史としてはあまりにパワーの効率のいいピッチングは、常に使えるわけではない。
チェンジアップ系のボールなどは、伝わるはずの力をどこで抜くかが、重要になってくる。
直史の場合は基本的に、全く同じフォーム、全く同じ手の振りから、様々なボールを投げることが出来るのだ。
フォームのわずかな差から気づいても、打てないのはフラットぐらいである。
これはそれまでのストレートの軌道が頭の中に入っていると、どうしてもボールの下を振ってしまう。
もっとも大介レベルであると、さすがにもうこれには対応してきているが。
スプリングトレーニングはまだこの時期、本当にアップをする程度の負荷しかかけていかない。
日本のキャンプとは違い、本当にMLBというのは、練習やトレーニングについて、する人間としない人間がくっきりと分かれる。
ベテランほどあまりトレーニングをしていないように見えたりするが、彼らはオフの間にもしっかり鍛えていたりする。
高い年俸で優秀なトレーナーを雇い、オフは体から疲労を抜きつつも、しっかりと筋肉の衰えるのを防ぐ。
若手も若手で、貪欲にトレーニングを、する者はする。
そもそもアメリカの場合アマチュアは、素質型の選手が多く、ドラフト一位の選手でも普通にルーキーリーグから始まり、一年目にメジャーで投げるのは5%ほどという記録もある。
高卒即戦力、という選手はNPBに比べて少ない。
それをNPBの方がMLBよりレベルが低いと考えるか、日本のアマチュアのレベルが高いと考えるか、それは分からない。
ただ日本でも高卒の選手は、普通に仕上がるのに時間がかかる、とは思われている。
大介などが異常なだけで、例えば一つ上の実城などは、ものすごい期待をされていたものだが、プロに適応するにはトレードを経るしかなかったという、相性の問題もある。
また高校に比べればプロは、週の六日はだいたい試合である。
この日程に慣れることが出来なくて、時間がかかった者もいる。
一年目から完全に主力になった、上杉、大介、真田などといったあたりが、異常なのである。
しかも上杉と大介は、一年目から脅威の成績を上げていたにも関わらず、そこからまだ伸びていった。
高卒即戦力でありつつ、さらに伸び代も凄まじい。
そんな二人ではあった。
直史と樋口は今年、かなり慎重な調整を行っている。
普通ならば開幕戦に向けて、肉体のピークに近いあたりを、安定して維持すればいい。
だが今年はWBCのために、三月の上旬に仕上げていかないといけない。
そして決勝から一週間後には、MLBのレギュラーシーズンが始まる。
爆発的な出力を一度、安定した出力に戻さないといけない。
そして安定して、レギュラーシーズンの先発ローテを回していくのだ。
今年も直史は、先発としてずっと投げていく。
昨年は35試合に先発したが、今年もそれぐらいは投げるつもりだ。
プロ入りしてから毎年、直史はシーズンあたり複数回のパーフェクトを達成している。
今年も当然のようにそれを期待されているのだろうが、直史はもう少し悲観的だ。
一度張りつめた弦を緩めて、また張りつめる。
直史にとってそれは、未知の行為であるのだ。
ただそれでも、やるしかないのは分かっている。
これが最後のシーズンなのだから。
ずっと思っていた、負けたくないという気持ち。
直史は既に、かなり満たされている。
圧倒的な飢餓感が、モチベーションになる選手は多い。
だが直史にあったそれは、義務感であった。
楽しんだ野球は、あくまでも高校まで。
大学ではまさに仕事であったし、プロでは義務感と責任感があった。
ただそこには、高みに到達する充足感もあったものだ。
モチベーションの維持というのは、スポーツ選手のみならず、創造的なことをする全ての人間に必要なことである。
直史にとってその限界は、五年であったはずなのだ。
それもNPBのシーズンとMLNのシーズンでは、試合数が全く違う。
このMLBでの四年間は、直史にとって本来の人生を充足させるものではなかった。
野球が嫌いな訳ではないが、人生の全てを野球に捧げたわけではない。
直史はエゴイスティックな人間であるので、下手に野球に期待することはないが、野球のために貢献しようなどとも思わない。
自分の価値観を大切にした上で、どこまで譲歩出来るか。
延々と自分がもう通用しなくなるまで衰えて、ようやく引退する。
そんなことはごめんであるのだ。
現在32歳、そしてシーズン終了時には33歳になっている直史。
確かに肉体的には、衰えが始まってきてもおかしくはない。
ただ野球は、他の四大スポーツに比べると、まだしも年齢の高いベテランが多い。
(そういえばマイケル・ジョーダンも一度、かなり若い年齢で引退してたな)
三連覇に父親の死と、モチベーションが低下していて、野球に浮気していたことがあるジョーダンである。
その後にNBAに復帰して、またも三連覇をしてしまうあたり、まさに伝説なのだろうが。
日々の練習を終えた直史は、樋口と話し合う機会を作っている。
スプリングトレーニング中であるが、WBCの正式なメンバーが決まったからだ。
今回は参加しない阿部も、次のWBCには選出されるかもということで、一緒に話を聞いていたりはする。
年齢は最年長が上杉と志村の34歳。
そして選手層は、33歳と32歳の年代が一番多い。
上杉の影響で実力が上がった、33歳の世代と、直史と大介に対抗した32歳の世代だ。
実際には甲子園経験がなく、大学で才能が開花したメンバーもいるが。
・投手(五十音順)
上杉勝(34)
上杉正(32)
小川(25)
金原(32)
鴨池(33)
佐藤淳(30)
佐藤直(32)
真田(31)
島(32)
津久井(26)
幅木(23)
毒島(25)
本多(33)
山根(25)
・捕手(五十音順)
岸和田(29)
樋口(32)
福沢(30)
・内野手(五十音順)
大山(32)
緒方(30)
小此木(24)
後藤(31)
西郷(33)
白石(32)
西岡(23)
水上(29)
・外野手(五十音順)
織田(33)
児玉(25)
近衛(32)
志村(34)
谷(32)
偏りすぎである。
33歳の選手も四人もいるが32歳の選手は九人もいる。
ベテランが多いため、安心して見ていられる、と思える人間もいるかもしれない。
そして確かにこの32歳という年齢は、二つ上の上杉の甲子園と、同じ年の白富東の甲子園を見てきた世代だ。
突出した選手が数人いると、その世代全体が突出してくるようになる。
そんな説を裏付けるかのように、三分の一近くもこの年代がメンバーをしめている。
ただトーナメントを戦っていくには、わずかな隙も見せないベテランの力と、わずかな隙も見逃さない若い爆発力が必要だと思う。
そのあたりが心配ではあるのだが、白富東出身者が六人もいるというのもおかしな話だ。
日本代表に六人も送り出している公立校。
日本野球史上の謎として、後世に伝わっていくのかもしれない。
なお武史は第二ラウンドから合流の予定。
そして第二ラウンドで交代する可能性のあるもう一人の予備ピッチャーは、ほとんどの候補が20代である。
ベテランは安定しているように見えるが、年齢が高いということはそれだけ、怪我へのリスクも高いということである。
若さゆえの柔軟性というのは、どうしても失われるものだ。
「キャッチャーは福沢がスタメンになるのか?」
「俺としてはどちらでもいいが、とりあえず勝也さんのボールを問題なく捕れるキャッチャーであることが第一だからな」
なので同じスターズから、福沢を選んだということか。
もちろん樋口も、高校時代からプロにかけて、上杉に加え武史と多く組んでいる。
また変化球の魔王である直史とも多く組んでいるため、おおよそのピッチャーの変化球は問題ない。
ただ100マイルオーバーのムービング系は、さすがに武史の方のピッチングを参考にするが。
WBCも迫っているので、そちらの話題は多い。
だがあくまでも今は、MLBのスプリングトレーニングだ。
今年のアナハイムは、打線にはほとんど変化はなく、ピッチャーも先発陣は一人入れ替わるかどうか。
ただリリーフ陣が、また更新される予定だ。
故障から復帰したスターンバックは今年で三年の契約を終える。
セイバーが故障していた一年を含めて、実質的には二年の活躍。
今年が最後の年となるので、頑張って新たな契約を手に入れるために、実績も残してほしい。
アナハイムの大型契約の多くは、今年と来年で切れる。
このあたりセイバーが、直史の現役延長を最初から狙って、チーム編成をしていたようにしか思えない。
ただピッチャーは若手とベテランで三枚の先発はいるし、打線に関してはターナーを中心に考えるのだろう。
もっともターナーの契約を結んだのは、セイバーにとってもやや計算外だったようだが。
巨大な年俸とインセンティブを持つ直史が、来年にはいなくなる。
その分でアナハイムはチームを強化することが出来る。
もっとも直史ほど安定した戦力というのは、ちょっと他にはいない。
味方が一点でも取ってくれれば、ほぼ確実に勝利をもたらしてくれるピッチャー。
一人で30勝以上もしていれば、誰だってその強さは分かるだろう。
今年が最後だと思うことで、集中力をより高めていく。
WBCとワールドシリーズ、その両方の頂点を狙う。
直史の調整は順調に進み、野手陣もそれに加わってくる。
人数はふくらみ、おおよそ100人前後といったところになるか。
ここからはアレクも加わり、いよいよ本格的なキャンプとなる。
とは言っても10日ほどすれば、直史と樋口は日本に一時帰国だ。
WBC開幕の一週間前には、沖縄に合流となる。
思えば沖縄に行くには、一度日本で乗換えが必要なので、面倒なことは面倒だ。
誰かプライベートジェットでも貸してくれないものか、などとも思うがさすがに、大介もそんな維持の難しい物は持っていない。
持っている知り合いはいるかもしれないが。
最後の年に、二つの課題が課せられる。
しかしその最大の障害となりそうな大介も、共に戦う仲間となる。
おそらくはこれが、本当に最後の共闘。
懐かしく楽しく、そして寂しい時間が、もう間もなく始まろうとしていた。
×××
本当は近況ノートに書こうと思ったのですが、傾向なども見ていると面白くて、かなり長い文章になってしまったので、こちらにおまけとして書きます。
改めて説明しますと、作者による略称エースシリーズですが、本編が完結したタイミングで、調子に乗って人気投票をしてみたわけですな。
一位に3ポイント、二位に2ポイント、三位に1ポイントというように。
もしも順位が付けられないなら、三人に2ポイントでもいいよ、という感じで。
そして投票してくれた読者の方が、なんと59人。
多いのか少ないのかは比較できませんが、とにかくある程度の格好がつく数字は得ることが出来ました。
さてこの人気投票でしたが、正直なところ一位は主人公だろうな、とは思ってしました。
そして二位は大介だろうな、とも思っていました。
主人公と、それに対抗するようなもう一人の主人公で、人気が出るのは当たり前のこと。
ですがその内容を見てみると、想像以上に偏った傾向が見られたのです。
普通なら10位ぐらいから紹介していくのでしょうが、色々と説明もつけるため、あえて一位から発表します。
さて、栄えある一位は、当然ながら主人公でした。
・一位 直史 134ポイント 一位39人 二位六人 三位一人 順位なし二人
二位とはダブルスコアをつける、圧倒的な一位でした。
56人の投票者が順位制で投票してくれたのですが、そのうち過半数の39人が直史を一位。
まさにぶっちぎりの一位であり、これだけで一位でした。
ただ二位票は6人、三位票はなんと一人と、好きな人は特別に好きだが、そうでない人間は全く興味がないという、極端な傾向。
ともあれこの作品は、やはり主人公の魅力によって、牽引されていたと言っていいのでしょうね。
・二位 大介 55ポイント 一位二人 二位20人 三位五人 順位なし二人
ダブルスコアをつけられているとはいえ、大介も三位にダブルスコアをつけています。
さすがはこの物語のもう一人の主人公といったところでしょう。
実際に物語の中でも、直史がクラブチームであれこれしている時期は、実質大介が主役であったでしょうし。
プロ入り後は先発が主で、数日のブランクを空けて投げなければいけない直史と違い、大介は毎試合活躍。
様々な記録も塗り替えたため、当然のようにこの順位でした。
さて、大介はとても特徴的なポイントの取得をしています。
一位票を二人しか入れられておらず、二位票が20人もいるという。
そして実は大介を二位とした人は、例外なく全て一位を直史としていました。
つまりこの物語は最終的には、やはり直史と大介の対決が、あるいは二人の関係性が、群像劇の中でも中心となっていたのですね。
SSコンビは史上最強だったのです。
ただ逆に大介を一位にした人に、二位か三位に直史を入れた人はいませんでしたね。
三人を挙げるという投票では、二人を共に挙げている人はいましたが。
さて、三位からは随分と混沌としてきます。
同ポイントでの順位がとても多いのです。
・三位タイ
樋口 18ポイント 一位三人 二位三人 三位三人
鬼塚 18ポイント 一位二人 二位四人 三位四人
樋口、一位票だけでしたら大介を上回っていました。
直史との相棒期間が多かっただけに、樋口が一位で直史が二位、直史が一位で樋口が二位、というパターンが多かったですね。
つまりカップリングとしては、直史と大介が一番人気で、直史と樋口が二番人気という。
別におかしくもなんともない結果ではあります。
そしてタイで三位なのが鬼塚。
いやまあ、群雄伝で取り上げる時のアンケートでも、圧倒的な一位でしたからね。
つまりモブの中での人気は一番といったところでしょうか。
一位票を二人も入れているあたり、モブと言い切れない強い人気を感じます。
タイではありますが、投票数という意味では鬼塚の方が10人と、樋口より一人多いのですね。
けっこう人気は取るだろうとおもっていましたが、まさかここまでとは少し意外でした。
さて、三位が二人いたので、次は五位となります。
五位もまた三人もいて、なるほど、と思わせるものがあります。
・五位タイ
武史 13ポイント 一位二人 二位二人 三位三人
セイバー 13ポイント 二位三人 三位七人
イリヤ 13ポイント 一位二人 二位一人 三位三人 順位なし一人
第三の主人公とも言える武史が五位となりました。
まあそこそこ妥当なのですが、極端な得票をしたのがセイバー。
一位票は一つもなく、三位票七人は最多という、かなり極端なポイントの取り方です。
そしてある意味、この作品におけるヒロインとして存在するイリヤ。
途中退場したキャラであるにも関わらず、その印象は強かったのでしょうね。
だいたいワールドカップ編が悪いと思います。
他に主人公的な存在は悟と優也なのでしょうが、やはり武史が登場回数が多いのが強い。
直史に絡めば人気が出るというのは、ほぼ確かのようです。
さて、第八位は二人です。
というか二人としか数えられない投票をしている人が多すぎです。
・八位
ツインズ 9ポイント 一位一人 二位二人 三位二人
ただ実は一人だけ、椿単独に三位票を入れてくれた人がいます。
つまり八位が椿で、九位が桜ということになるのでしょうか。
それでも分かりにくいので、ツインズで八位ということにしておきましょう。
さくさくと九位に行きます。
ここはなんと五人が同ポイントでした。
・九位 7ポイント
上杉 ジン 星 手塚 村岡
人数増えたので、点数の内訳は省略します。
大介にとっては長らく最強のライバルであった上杉、三部までは重要な役割であったジン、そして地味に星や手塚などがいますが、ここに村岡。
……ネタ枠って、とっても素敵だよね!
ただ村岡に、一位票を投票した人が一人。
ほんまにええんか?
まあこの試合におけるエラーの象徴とも言える、可哀想なキャラになってしまいました。
もっともプロの世界で見れば、充分に勝ち組であるのですが。
・13位 5ポイント
真田
なんとここは、単独で真田がランクイン。
第二部と第三部、両方でラスボスであったため、これぐらいは当然でしょうか。
プロ入り後も大介と同じチームであったため、登場は多かったことですし。
ただしこの企画が第三部終了後や第四部終了後であれば、もっと高かったかもしれませんね。
それは上杉などにも言えることですが。
・14位 3ポイント
アレク 岩崎 北村 織田 シーナ
このあたりになると、人気投票と言うには微妙になりますね。
ちなみにこの中では、織田が三位票ばかりで3ポイントを取っております。
逆にアレクと岩崎は一位票だけで3ポイントにもなっておりますが。
・19位 2ポイント
恵美理 淳 秦野 瑞希 西郷 国立
メインヒロイン、どうにか2ポイント獲得です。
ただセイバーにイリヤ、またツインズと比べると、ずっと得票数は少ないですね。
恵美理と同じく義姉妹でポイントは並びました。
また秦野と国立という、監督ポジもここで二人。
さすがに1ポイントは省略しましたが、名前も憶えてないキャラに投票する方もいましたね。
こうして見ていると、やはりメインルートが一番強いのだな、という当たり前のことをいまさらに感じました。
自分の作品の人気投票など恥ずかしいことをやってみましたが、それなりに得るものはあってよかったと思います。
それでは、ありがとうございました。
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