第16話
そんな金持ちのところの娘とか。どんだけクソやろうかと思ってたが違うのか。いやぁ、驚いた。普通の人じゃないか。
「金目当てじゃないから」
「わかってるぞ?」
「私はファッションなんてよく知らなくて。それで、やるって言い出して」
「守はファッションセンスあるもんな。いやぁ、すごいなぁ。守は社長かぁ」
「別にグループトップじゃないし」
「無理はするなよ?」
「無理しないよ。そのつもりで予定組んでる。だから敏兄ちゃんに頼んだ」
「そうか。…多喜ちゃんには、ちゃんと話したのか?」
「いや、別にそんな話さなくても」
守冷たいなぁ。あんな人に聞きまくるくせに。自分も一緒だぞ?かわいい守め。
「そうか。守、相談にはいつでも乗るからな?奥さんも連絡して下さいね」
「業務時間外なのにいいんですか?」
「いいよ?」
「私が相談してもいいんですか?」
「え、あぁ…」
今なのかい?
「いつからやっていいですか?」
「はぁ?なにを?」
守はぜーんぜんわかってない。
「まだ安定してないからだめですね」
「だからなにが?」
「挿れなければいいんですよね?ボディタッチとかなら」
「今はまだ控えてください」
「なら、開発ならいいですか?守の乳首」
「はぁ!?ば、バカなに考えてんだよ!は?なんの会話?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。