第64話 エマさんの手ごたえ
「
ちなみに今の場所は王宮内の
その戦闘訓練をしている
「あたしとルルも、
「いいけど、ずいぶん危険な魔法を使ってるのね……」とジュリエットさん。
「危険って?何が?」とフェアリーのロロ。
「それぞれが自分自身をしっかりもっていないと心がまざりあっちゃうから、一般的には言葉を
「ロロだよ! フェアリーの竜使いロロ!」
「じゃあジュリエットはエマちゃんロロちゃんルイーズちゃんルルちゃんの順番で
ジュリエットさんが数をかぞえる中、エマさんは両手のひらの指をそれぞれそろえて胸の前の空間にかまえ両足を肩幅に広げジュリエットさんがかぞえ終わるのを待つ。
「エマちゃん!
「し~い」
「
「ご~お」
「それより、
「ろ~く」
「
「な~な」
まずルイーズさんがエマさんをかくすように前に出て、エマさんと同じポーズをとる。
その右にロロが、ルイーズさんをはさんで左にルルが配置につく。
「はちきゅうじゅう!」それを見てジュリエットさんが、残りの数を早口でかぞえ終わる。
まずジュリエットさんがルイーズさんの右手側をぬけようとそぶりを見せるとルイーズさんもそちらを通さないようにふさぎに行こうとする、その反対側のあいた場所をジュリエットさんが
そのジュリエットさんが
ジュリエットさんは残りのエマさんには
「じゃあ、10かぞえてね!」と言ってエマさんの右側を
「なんか
「ああ!手ごたえはある!
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