第63話 熱波のジュリエットさん
「ちょっと!ぼうやたち? この間は、
外見年齢17才のフェアリーたちより
ショートカットで身体にピッタリはりついたタンクトップがおわん型の胸を強調しているわき毛は処理をしているのか
「
「正確に言うとぼうやの付き人のメイド2人なんだけどいつ英雄化してもおかしくない
「「
「良い話に聞こえますけど、具体的にはどうやって英雄化させるつもりですか?」
「普通の
「うまくいけば英雄になれそうですけど、場所はどうするんですか? えらく迷惑なんですけど?」
「密閉された建物の中なら
「森の奥だと森の動物たちやモンスターが迷惑して
「ないわよ?」
「と言う事なんですお母様!」
「ちょっと、リビングで待ってなさい!」とソフィアお母様、寝室に消える。
「それでどうしてそんな迷惑な能力が目覚めたんですか?」リビングのソファーにすわって一番に、ジュリエットさんに質問する。
「パパとママと弟のライちゃんとジュリエットで雪山に
「つまり、家族の死をきっかけに英雄化したんですね……」
「違うわよ? その時の英雄化で、ツアー客ふくめてジュリエットの家族全員助かったの!」
「え? 気温をあげる
「ジュリエットの常時発動型の能力は気温上昇だけじゃないの、
「ああ、それでですか……」と言ってメイドのシャーロットさんが、ジュリエットさんとエマさんとルイーズさんとフェアリーたちの前にワゴンからガラスコップの表面が結露したオレンジジュースとガラスの表面が結露したガラスの深皿に入った赤や青や黄色の謎の液体を並べる。
「もしかして……かき氷もってきてくれたんですか?」
「はい……」とメイドのシャーロットさん。
「あったかいオレンジジュースって初めて飲んだけど……おいしくないね……」と、しょんぼりしたリリオーネ。
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