主人公、薬子は医療系の職場にて酷いパワハラ、モラハラを受け、適応障害にかかってしまう。勇気を出して辞めることにした薬子は、仕事から離れて部屋の掃除やお茶やサブスク、小物の即売会など、家や外で今まで目に入らなかった事柄に触れていく。それは以前からは考えられないゆっくりとした日々。そんな日々を通して、深く傷ついた薬子の心は、少しずつ癒されていく……。人生、信じられないほど不幸な時は誰にでもある。そんな体験を経ている方、今現在どん底にいる方に是非読んで欲しい。薬子さんと共に癒されることだろう。