捜査一課のアイルトン・セナ

辺理可付加

一杯の不覚

1.聖母の裁き

──思い込みはよくない。必ず確認するように──






 一ヶ月ほど前のこと。人のいない教会で。

 明石小春あかしこはるはマリア像に向かい、手を組んでいた。

 ダークブラウンのやや癖っ毛でやや小柄、やや童顔の愛らしい顔。もう二十中頃だが、たまに高校生で通ることがある。


 それを二、三歩斜めに引いた位置で眺めているのは五木絵梨いつきえりである。

 シャギーのセミロングで、特別長身ではないながらシュッとした体躯と顔立ち。「目に力があるね」とはよく言われるが、それは誉められているのやら。


 二人は高校からの馴染みで、学科は違えど大学も同じ。勤め先で部署までまた同じに戻るという、やや数奇な付き合いをしている。

 そんな仲の二人にも、知らないことはあるものだ。今この時のように。


「小春。あなたクリスチャンだったの?」

「香水はね」

「そういう話をしてるんじゃない」


 絵梨は小春が自分との話はすぐ茶化すというか。くすぐるようにからかうことはよく知っている。

 が、休みに教会へ通う人種だとは知らなかった。もちろん宗教に偏見はないが。


「最近来るようになったの」


 小春は椅子から立ち上がった。

 スカートの尻を払うと、埃が舞い散る。ステンドグラスから差す、冬の弱い日光の中でキラキラ、はらはら。

 しかし絵梨にすれば、それは美しい光景ではなく。ただただ椅子に埃が溜まるほど、この教会がさびれているという自己紹介に見えた。

 そういえばまだ神父様や牧師様を見かけていない。いるのは三十センチのブロンズ製聖母さまだけである。


 あなたも埃まみれね。


 普通哀れみをくださるのは聖母の方だが、逆に哀れむ気持ちになる。

 それと同時に。


 目の前の哀れな殉教者にも……。


「最近聖書を読む機会があってね」


 小春の声に絵梨の思索は中断される。


「どんな機会よ」

「キリスト教では、相手をゆるすことが大切なんだって。だから私も、人を赦せる心を持ちたくて」


 絵梨は小春が示す意味を理解した。


「それって先輩のこと?」

「ふふ」

「オススメしないわね。その考え」

「絵梨はそういう人」

「なによ」

「ふふ」


 小春が「ふふ」なんて笑うと、もう大体のことは。絵梨は諦めて話題を変える。


「この教会。ずいぶん寂れてるし、神父さんだか牧師さんだかもいないけど、大丈夫なの?」

「いるにはいるよ? 夜も戸締りしないくらいしてらっしゃいますけど」

「それはのんびりって言わない」






 一週間ほど前のこと。


「ノイローゼですって?」


 絵梨は小春の家にいた。それも実家である。


 小春は健康を害し、社宅を出て療養していた。


「ごめんなさい」


 小春は寝間着でベッドに横たわっている。


「何を謝るの。あなたは悪くないでしょうが」


 絵梨は小春の手を握る。袖が重力に従って下がると、腕に見えたのは痣。


「小春、まさか先輩にDV受けてるんじゃないでしょうね」


 彼女は何も言わず目を閉じる。


「ノイローゼの原因だってあいつに決まってる! もう許せない……」


 しかし、そこで絵梨は言葉に詰まった。


 小春が絵梨を見ている。悲しい瞳で絵梨を見ている。


 だがこればかりはどうしようもない。絵梨はその眼差しを振り払うように宣言する。


「言いたいことは分かるわよ。私たち三人、長い付き合いだから。その私が先輩を悪く言うの、気持ちは分かる。でもね」

「絵梨ちゃん、大きい声出してどうしたの」


 小春の母がコーヒーを持ってきた。


「いえ、別に」

「そう、ならいいんだけど」


 小春の母が部屋を出ると、気まずい沈黙になってしまった。



 コーヒーを飲み終えると絵梨は立ち上がる。


「また来る」

「無理して来なくていいよ」

「無理じゃない。会社から近いし、小春のお母さん優しいから。晩御飯ご馳走になれるし」

「絵梨はそういう人」

「いつも思うけど、それどういう意味なの?」






 三日前のことである。当の『先輩』である西城戸正貴にしきどまさきから、高校の同窓会に行くと聞いたのは。






 そして今日に至る。時間は午前九時二分。始業時間を少し過ぎた頃。

 ここは会社のオフィス。

 時計、あるじが出勤していない西城戸のデスク、絵梨。同僚たちは三角食べのように視線を移しては、ヒソヒソ話す。


「西城戸くん、また遅刻ね」

「なぁに、言ってもすぐ来るさ」

「つってももう二分過ぎたし」

「五木の鬼電が始まるぞぉ」


 周囲の目線が集まるのを背中で感じながら、絵梨はスマホ片手に廊下へ出る。そして、


「先輩! もしもし先輩! もう九時を回りましたが!? 今どちらに!?」


 廊下に出た意味がないほどの怒号を響かせる。同僚たちは皆、ヒソヒソクスクス。「始まった始まった」と笑う。


『今正面玄関くぐったところ。すぐ着く。いや、テレビで昨日のサッカーの特集やってて、見入ってしまってな』

「走れ!」

『そうカリカリするな。フレックスフレックス』


 これがこの部署で定期的に見られる名物である。

 西城戸は週一、二回くらいの頻度で遅刻をする。毎回十分前後で致命的な遅れはしない。何より絵梨たちが勤める『株式会社タングステンボディ』はフレックスあり。実質問題はない。


 しかし、制度的に問題はなくとも。『九時に来る予定のところ、しょうもない理由で数分遅れる』ことを許せないのが絵梨である。

 絵梨は小春と同じように、西城戸とも高校からの長い付き合い。昔から人間がだらしない彼の尻を叩く、『お世話係り』をするのが常だった。

 それがこの年になっても続いているのである。


 しかし今日の電話はモーニングコールだけが目的ではない。

 絵梨は周囲に人がいないのを確認すると、声をひそめて通話を続ける。


「先輩」

『どうした』

「あの、相談したいことがありまして。今夜空いていますか?」

『あー、前にも言ったと思うけど、今日は同窓会があって』

「何時に終わりますか? 何時でも待ちます」

『待つってお前』

「何時ですか」


 絵梨の有無を言わせない圧に、西城戸は明らかにいる。


『うーん、終わったら連絡するよ』

「お待ちしてます」






 十九時前、絵梨は小春の家を訪れた。としながら二階がある一戸建て。


「いらっしゃい。晩御飯用意するから、小春の部屋で待ってて」

「すいません。こんな時にご馳走になって」

「いいのいいの」


 リビングに小春の父もいる。ネクタイをゆるめながら、プロ野球中継をつけたところだった。


「やぁ絵梨さん。小春のために、どうもありがとう」

「私がしたくてしてることですから」


 リビングと繋がっているキッチンを見やる。流しにも洗った食器を置くラックにも皿がない。

 どうやら前もって来訪を伝えていたためか、家族で絵梨を待っていてくれたようだ。

 少し申し訳ない気持ちになるが、今日ばかりは都合がいい。絵梨は一階にある小春の部屋へ向かった。






「小春、入るわよ」

「絵梨」


 小春は相変わらずベッドに横たわっている。絵梨はリュックサックを床に置き、椅子に腰掛ける。


「調子はどう?」

「ふふ」

「あまりよくないみたいね」

「そんなこと」

「いいのよ。急いで治さなきゃ、って思うほうがよくないわ。ゆっくりゆっくり」

「はい。それより鞄、いつものと違うね」

「あぁ、これ? 今夜泊まっていくから荷物入れるためにね。床でいいから、隣、失礼するわよ」

「うれしいなぁ」

「そんな喜んでもらえたら、私も冥利みょうりに尽きるわね」

「晩御飯食べましょー!」


 リビングから小春の母の呼ぶ声がする。






 十九時過ぎ、西城戸の姿は貸切のビアホールにいた。


「久し振り、西城戸」

大隈おおすみ


 ひと通り学友との挨拶を終えた彼は、兄弟のように過ごした大隈道雄みちおと席に着く。


「乾杯」


 言うや否や、大隈はジョッキを飲み干す。対照的に西城戸はジョッキに口をつけず、摘んだ枝豆を皮も剥かず眺めている。しかもそのジョッキの中身は、


「それウーロン茶か? どうした。飲まないのか」

「そういう気分じゃないんだ」

「聞くぜ」

「やめろよ。同窓会だ」

「今さら。オレらの仲だろ?」

「大隈……」






「ごちそうさま」


 明石家の食卓。小春はゆっくり箸を置いた。


「あんまり食べれてないな。しっかり食べないと元気になれないぞ」

「あなた!」


 小春の母が小春の父を睨みつける。


「ごめん」


 父の「しまった」という表情に、小春の肩が小さくなる。


 まずいわね。


 絵梨は小春の父の手元からビールを取り上げる。


「はいお父さん、没収」

「あっはっはっは!」


 まったく似合わない自信がある茶化した声に、意思を汲み取った小春の母が大仰に笑った。


「勘弁してくれ~」


 さらにそれを理解した小春の父も、大袈裟に情けない声を出す。


「ふふふ」


 一安心ね。


 つられて笑った小春に絵梨は誘いかける。


「じゃあ部屋に戻ってお話ししましょう。私もすぐ食べていくから」


 小春は若干引くような顔をした。


「あんまり早食いは……」

「いいから」

「よく噛んで食べてね」

「分かった分かった」


 小春が部屋に引っ込んだのを確認すると、小春の母が絵梨の顔を覗き込んだ。


「絵梨ちゃん、本当にありがとう」

「いえいえ」


 絵梨は素早く食事を片付けた。小春にああ言われたものの、元々あまり噛んで食べないタイプだから仕方ない。何事もせっかちなのだ。

 食器を流しに運ぶ。


「絵梨ちゃん。お皿はお父さんが洗うから置いといてね。小春のところ行ってあげて」

「はい。ありがとうございます」

「野球終わってからでいい?」

「何時になるのよ」


 優しい家庭よね。


 絵梨は悲しくなる。こんな優しい家庭で温かな人柄に育った小春を、食い物にした男がいる。

 絵梨は小春の部屋に向かった。






「小春」


 ベッドで上体を起こしている小春が、少し驚いた顔で絵梨を見る。


「もう食べたの」

「急いだ覚えはないわね」

「ふーん」

「それより小春」

「なに?」

「これから、先輩とはどうするの?」

「その話は」

「大事な話よ。絶対別れた方がいい。別れなさい」

「別れるよ」


 DVを受けて、ノイローゼになるまで悩んで。そんな人の言葉とは思えないほど、あっさり小春は言い放った。


 きっと私、今、鳩が豆鉄砲食らったような顔してる……


 絵梨がそう自覚できるほど。


「あ、え、そう? あっさり……」

「そういうから殴られるんだけど」


 続いた、これもそんな目にあっているとは思えないほどの軽い口調。

 しかし絵梨の表情は先ほどとまったく違う。


「……なんですって?」

「もういいでしょ。違う話にして」






 十九時三十八分、ビアホール。


「仕事でさ、初めて大きなプロジェクトを任されたんだよ」


 西城戸は枝豆に指先で圧力を加える。鞘からゆっくりとツヤツヤの球体が出てくる。


「二十六でか。若いのに流石だな」


 大隈は途切れることなくポテトを口に運んでいく。


「同い年だろ。おっさんみたいな言い方するなよ。てか、どうでもいいんだよ」

「てぇと?」

「うまくいかないんだよ」


 西城戸は摘んだ豆を正面から、裏から眺める。


「そんで飲む気になれないと。オレは飲むぜ。すいませーん! ビールもう一杯!」

「オレの分も飲めよ」

「それウーロン茶だろ」

「それより、飲む気になれないのはそこじゃないんだよ」

「つまり?」


 西城戸はまだ口もつけていないウーロン茶に枝豆を沈める。


「そのストレスで彼女に当たっちまうんだよ」

「最低だな」

「おまえのそういう率直なところ、本当助かるよ」


 ボーイみたいな格好の、女性のウエイトレスさんがビールを持ってくる。


「ビールです」

「どうも」


 さっそく大隈はジョッキを半分空に。それを見届けてから西城戸は仕切り直す。


「それで彼女、ノイローゼになっちまった」

「おぉ」


 さすがに大隈も目線を逸らしてビールに逃げる。聞き役がうまく反応できなかったからか、二人の間に沈黙が割って入った。


「大隈、俺帰るよ」


 西城戸が椅子から立ちあがる。


「西城戸」

「別に気分を害したとかじゃない。でもやっぱり飲む気にはなれないし、人と会う約束もあるんだ」

「あぁ、そういう」

「むしろおまえの気分を害したんじゃないかと思う。悪かったな」

「やめろよ。それが一番効くぜ。また今度飲み直しな」

「おう」






 ビアホールを出た西城戸は携帯を取り出した。

 メッセージを送る。宛先は『五木絵梨』。

 内容は『同窓会終わったよ。どこに行けばいい?』。



 ややあって返信がきた。

 内容は『この住所に来てください』。






 絵梨は携帯を閉じると立ち上がった。


「小春、あんまり晩御飯食べれなかったでしょ。ビタミン剤持ってきたの。それくらい飲みなさい」

「はい」

「水もらってくるわね」

「ありがとう」






「お水いただいていいですか?」

「どうぞー」


 台所でグラスに水を入れると、廊下へ出てお薬カレンダーの前に立つ。

 そのままさっと頓服とんぷく薬の欄に入っているレキソタンを抜き取ると、


 そっと一粒ポケットに入れた。






「小春」

「はい」


 絵梨は水を小春に渡すと、リュックサックからビタミン剤を取り出し。


 三錠ほど取り出した中にレキソタンを混ぜて渡す。


 彼女はじっと、それが小春の喉を通るのを見届ける。

 こくん、と。






 十分もしないうちに小春は寝息を立て始めた。


「寝たみたいね」


 人差し指で頬を突いても、小春は一向に目を覚ます気配がない。


「小春。私はあなたがこんなに苦しむ原因になった先輩が許せない。ワガママに暴力、小春を傷つける事ばかり言う。そんなの許せないわ。あなたは食事もろくに摂れない、眠れない状態になってしまったのに。あいつは暢気のんきに同窓会ですって。私もう限界よ。小春、あなたは私が解放するから」


 小春に言い含めるように。自分に宣言するように。

 絵梨はゆっくりはっきり述べると、空のグラスを台所へ返しにいく。

 その過程でさりげなく、リビングにいる小春の両親にこう伝えておく。


「小春が寝ちゃいました」

「あら珍しい!」

「そりゃいいな! しっかり寝れるようになるのは回復の兆しだ!」


 喜ぶ両親に、絵梨はダメ押しの一言を添える。


「ですので起こしてしまわないよう、あまり近寄らない方がいいかもしれません」


 それから絵梨は玄関へ向かう。誰も見ていないことを確認すると、自分の靴を小春の部屋に持ち帰る。

 部屋の窓を開けると、そっと暗い外へ繰り出した。






「教会か」


 二十時二十四分。西城戸は夜の教会に来ていた。敷地の入り口は鍵どころか、そもそも閉められてすらいない。


「外にいればいいのか、中で待てばいいのか」


 西城戸がウロウロしていると、教会の建物の扉がゆっくりと開かれる。目を凝らして見ると、扉を開けて出てきたのは絵梨だった。


「五木」


 よく見ると絵梨は手招きをしているようだ。西城戸もそちらへ向かう。

 彼女はそれを確認すると、教会の中へ戻っていく。まるで誘い込むかのように。

 西城戸も追いかけるように中へ。






「五木!」

「よく来てくださいました。同窓会、楽しまれましたか?」


 絵梨は西城戸の方を見もせずに、ズンズン奥へ進んでいく。


「いや、そうでもないが。それより勝手に入って大丈夫なのか?」

「ダメなんじゃないですか? いつも戸締りはしていないそうですけど」


 マリア像の前でようやく足が止まる。


「じゃあなんでこんなところ待ち合わせにしたんだ。まずいだろ」

「どうしても先輩に、ここを訪れてほしかったんです」

「オレに? ここを?」


 いぶかしむ西城戸に、絵梨はマリア像を指し示す。


「小春がですね、ここに通っていたんです。キリスト教の教えに触れて、あなたを許そう許そうと必死に祈って」

「……そうか」


 西城戸はマリア像に祈るようにひざまづいた。


「オレは……。こんなオレでも、小春に愛されているんだな」

「愛されてるですって?」


 不意に頭上から、静かに鋭い絵梨の声が降る。


「五木?」


 そちらを見ると、彼女はマリア像と真逆の形相を浮かべている。


「そうよ。だから小春は教会に通ってまでがんばったのに。だからこそノイローゼにまでなってしまったのに。あんたはヘラヘラ同窓会なんか行って。自分は愛されてるなんて調子のいいこと言って……」

「い、五木。どうした急に」



「ここに来てほしかったのは、あんたを殺すにはここが相応ふさわしいと思ったからよ」



 言い終わるや否や。



 絵梨は台上のマリア像をつかむと、西城戸の頭を思いきり殴りつける。






 西城戸はすぐに動かなくなった。絵梨は握り締めたマリア像を眺める。


「ごめんなさい聖母さん。頭の方で殴っちゃったから、お顔を血まみれにしてしまったわ」


 絵梨はマリア像を元の位置に戻し、脚立を室内の隅から引っ張り出す。燭台に火を灯すために使うものだろう。それを祭壇上の、背が高い燭台の前に設置する。

 次にポケットから空のビールの小瓶を取り出す。西城戸に一度咥えさせ、唾液を付けてから手に握らせる。

 最後に西城戸の携帯を回収すると、死体を一瞥し、


「……あんただけと暮らすなんて、許さないわよ」






 小春の部屋の窓からそっと入ってくる影がある。影は深い寝息を立てる彼女の顔を、そっと撫でた。


「小春、もう大丈夫よ……」






 翌朝。スポーツ用具メーカー『タングステンボディ』のウェア開発部門オフィス。時刻は九時二十分を過ぎたところ。


「あれ? 今日も西城戸くん遅刻?」

「今日はいつもより遅れてんな」

「困ったなー。プロジェクトリーダーがいないと始めらんないじゃん」

「誰か何か聞いてない?」


 同僚たちが西城戸のデスクを見ながら、やいのやいの騒いでいる。


「五木さん何か知らない?」


 同僚の一人が絵梨に聞いてきたが、彼女は用意しておいた顔をする。


「さぁ? そういえば何日か前……。昨日は同窓会があるとか言っていたので、二日酔いで潰れてるんじゃないですか?」

「そうなのかしらねぇ」


 同僚は諦めたように自分のデスクに戻っていく。

 誰もこちらを見ていない状況になった絵梨は、思わずニマリと笑みを浮かべるのだった。

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