第2話 始まりの世界に立つ者は
俺は草原に立っていた。風に吹き、草木の匂いがする。見渡す限り草原が続くが1本の道が通っている。このゲームにステータスが存在している。利き手近くに「・・・」のマークを押すと、
名前 ( )
失われた種族:人間族
固有スキル:創造
ユニークスキル:???
称号:羽ばたけぬ者
…名前は今決めるべきだよな。
俺の名前が霊だから…英語とかを組み合わせよう。
それからユニークスキルはなんで???なんだろうか。…もしかして、、
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名前を入力したところ、ユニークスキルの???が熔け、ステータスらしいステータスが露になった。
ステータス
名前 レイスト Lv.1
失われた種族:人間族
固有スキル:創造
ユニークスキル:風霊蓑 《ふうれいみの》
称号:羽ばたけぬ者
HP30 MP30 SP30
名前も決め終わったことだし少し実験を………
小一時間程試して分かったことはまず固有スキル『創造』はレシピが出てきて材料さえあれば一瞬にして作ることが可能のようだ。
次に風霊蓑は使うと30分のクールタイムが発生するみたいだ。効果としてはまだわかってない部分も多いが数分間姿を消して相手から見えなくなる、意識した身体の一部から風を出すことができた。
草原にはスライムがたくさん湧いたが風霊蓑を使って吹っ飛ばした。Lv.1からLv.3まであがりステータス上昇した。
街道を進むと朽ちた看板を発見した。
|¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯ ¯¯¯¯¯¯-¯¯¯¯¯¯¯ - ¯¯¯¯¯¯¯¯|
| ↙魔族領ゼロ |
| ╮ 精霊の森→ / |
| ↑天族の里 |
| 人 方 ノ城 ╳ |
| ¯ |
─--─-─-───---┬───-────-__/
│
│
│
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
魔族領は下にあって、精霊は森にすんでる、天族…天使かな?は遥か上にいるみたい、だけど問題はこの「人」だよな。城に
考えてると突如として地震が発生し砂嵐が起こった。
地震がおさまると看板は壊れ獣道があらわれた。武器を所持してなくて危険しかないが進むことにした。
管理棟AI
テイル「やすやすと人間族承諾するんじゃなかったですわぁ…失われた人族領土なんていまさらバックアップしたら世界が壊れちゃいますわよぉ…、けど少しでもないと…うぅ。」
アイ「…地形担当AIちゃんたちに任せればよくない、?結果がどうであれおもしろそうだから付き合うけどw」
テイル「そうしますわぁ…」
テイルの悲痛な叫びは霊に伝わることはなかった。
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