あとがき
こんにちは。はたまたこんばんわ。『殺人鬼R』を投稿しました赤目と申します。この度は『殺人鬼R』を読んでくださりありがとうございます。
今回は『角川ホラー文庫 デスゲーム小説コンテスト』のために久しぶりに本気で作ってみました。
今まで半年ほど投稿し続けてきた小説の文字数をこの数ヶ月であっという間に抜き去ってしまって、僕の小説の中じゃ文字数が1番多いです。
これでも何とか八万字に到達させるべく文字数を稼いでいますが本当にしんどいですね。読むのとは勝手が違います。当たり前ですが。
この小説のインスピレーションは山田悠介さんの『ドアD』と言う作品です。小学六年生ぐらいの時に一度読んだだけなのですがその頃の僕を本の世界に引き摺り込みましたね。
白い部屋とか部屋が進むごとに人が減っていくとか、そう言う感じのとても大好きなんですよね。
山田悠介さんの作品は『角川ホラー文庫』の説明にもあった『リアル鬼ごっこ』なども有名ですよね。ダブル佐藤とか今でも記憶に残っています。みてない方は是非読んでみてください。
この小説のネタバラシと言いますか、このデスゲームのルール説明に書いてある『このデスゲームで生き残れるのは1人です。』の文が、『ナンバーゲーム』では2人になっているんです。
これは考えてみれば当たり前なことで『ナンバーゲーム』では2人2組なので勝者が2人でます。なら生き残るのは2人ですよね。ですがそれだとルール説明のデスゲームの指示語は統一されていないですよね。
そこが気づくポイントです。からの実は脱落していった人が生き残ると言う大どんでん返しです。思いついてしまったからには書くしかないと考えてみましたが流石に長編はまだ早かった。と後悔しましたね。
気付いた方は居られないと思うのですが、一応この小説の豆知識というか小ネタをいくつか紹介したいと思います。
まず登場人物の名前ですが、将棋の駒から着想を得ているのですが気付きましたかね?
主人公の呼び方の方に将棋の駒が入ってるんですよ。主人公は北川 歩。一角は角。
金城さんと白銀さんは金と銀。香織は香桂は桂馬の桂といった感じで。
飛騨先輩は飛車の飛で、「王」が思いつかなかったので新玉さんは玉にしました。
名前関係でもう一つ。一角が主人公を憧れの先輩としている部分がありましたが一角と主人公だけが「新玉さん」と呼ぶのは一角が歩のことを真似してのことだったんですね。
話が変わりますが、書けば書くほど飛騨先輩がかっこよくなっていく問題が出てきて戸惑ってしまったんですよね。自分でもびっくりしました。
飛騨先輩繋がりで、桂が『ババ抜きゲーム』の時、放火はしたと自首してましたよね。その時点で既に一角以外が自分の罪を認めてるんですよね。だから『飛騨太陽はもう死んでいる。』と言うのが嘘になり、生きていると言う伏線だったちゅうわけや。(どこぞの西の高校生探偵風)
これを香織が暴いても良かったのですが会話しながらネタバラシって本当に難しいですね。因みに、最後の飛騨先輩の言葉は飛騨先輩が主人公を助けたもう一つの理由です。香織が秘密にしてたやつですね。
『殺人鬼R』の題名の意味ですが特に大きな意味はありません。結局「R」は何の頭文字なんだって話ですよね。何でもいいですよ。一応。「room」が1番しっくりきているのですが「手紙」でもいいですよね。死を告げる手紙という意味で。
「手紙」は「letter」だから「L」だって?細かいことは気にしない。
題名が本当に決まらなくて、それでも書き始めなければ進まないので捻り出した結果、ここでも「ドアD」を参考にさせてきただきました。「ドアD」のDは「Death」のDなんでしょうね。
そう言えば『ドアD』も確かエピローグが居酒屋からだったような気がします。これは本当に偶然です。
正直今思えば『殺人鬼R』にエピローグが必要だったのか分かりません。とりあえず登場人物を紹介してみたのは良いものの、掴みがしょぼすぎましたね。
タイトル回収には自信があったのですがそもそもタイトルが決まらないという問題、難しいですね。タイトル案募集してます。良かったらコメントに。
最後にもう一度。ここまで読んでいただきありがとうございました。
殺人鬼『R』 赤目 @akame55194
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます