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芦名(あしな)

主人公。

本名判明前はあーさんと梅津に呼ばれている。

梅津のことが好き好き大好き愛してる♡で純愛貫いたら殺されて埋められた。それでも愛は薄れなかった。

薄れないその愛が芦名を幽霊としては抜群にレベルアップさせた。

梅津のことは梅津が埋められた時に顔をばっちり見ているのでもちろん最初から気づいていた。その上でこんな絶好の機会逃してたまるかと梅津を逃げられないようにした。

A & Uの指輪は梅津からのプレゼント。気づいてくれてとても嬉しかった。


梅津(うめづ)

ヒロイン(男)

恋愛に関しては渡り鳥のような性質を持ち、男女問わずその時に興味のある相手と付き合う。自己満足と自己愛の賜物なので、ハイスペックに惹かれやすい。

芝浦に惚れ、当時付き合っていた芦名に別れを切り出すも難色を示され、言い合いの後に衝動的に殺害、死体遺棄に至る。被害者の様な顔をしているが、普通に加害者。

因果応報で芦名と土の下で永遠Loveの予定。

多分もう少し時が経てばそこそこ心も壊れて幸せにしかなれなくなる。


芝浦(しばうら)

元凶。

梅津と恋人同士だったが、他の人間に好意を持ったため、別れを切り出すも断られ、逆上して殺害。死体遺棄に至る。

芦名にとっては恋敵だが、梅津とずっと一緒にいられる状況を作ったため、見逃された。

芝浦は基本クズで小物なので、芦名は梅津を心配して止めていた面もある。


白樺山(しらかばやま)

原因。

地元民に死体が埋まってそうと冗談で言われる暗くて鬱蒼としてて誰かの私有地で禁猟区の山。別名「シカバネ山」。

入る人はまずいない。マジで死体がたくさん埋まってる。

白骨死体を求める「何か」がずっと呼びかけているため、死体を呼び寄せる性質がある。

「何か」はもうすっかり壊れてしまっていて、土地もそこに棲むモノもマトモではない。


花鶏(あとり)

全ての始まり。

むかしむかし生贄にされた少年。むかしむかしはマトモだった白樺山で幸せに暮らしていたが、生贄が幸せになることを人は赦さなかった。

花鶏の死は白樺山を狂わせ、結果花鶏を捧げた地元民には軒並み不幸が訪れた。今は何とか生き残った人々の子孫が白樺山を管理している。

当たり前だが、特別骨が美味しいとかそんなことはない。そう感じるなら、別の要因があるのだが、狂ってしまった「何か」が気付くことは無い。


余談

・芦名、梅津、芝浦は一応植物由来の名前。+で白樺山と花鶏もそうなった。

・白樺山にいる「何か」が白骨死体を集めているという設定は一応あったが、なんなのかまでは決めていなかった。

・白樺山に霊能力者がやって来て「破ァ!」する展開も考えたが、梅津が大体悪いので止めた。

・芦名はこんなにじっとりする予定はなかったが、愛の前では狂っても仕方なしと思っている。

・梅津は芦名に対する罪悪感は持っていたが、芝浦と普通に交際した。

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白樺山いわく 292ki @292ki

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