応援コメント

4」への応援コメント

  • 完結おめでとうございます
    ただ最後まで読んでいくつか疑問点が…。

    まずジャガイモですが、芽と違い葉や茎はそれほど毒性が強くないらしいですが、それ以前にあくが強く食用にならないそうです。
    王宮で出されたジャガイモ料理で料理人は味見すらしなかったの?味見してたら食中毒とか気づいたんじゃないの?というのが一点。
    大司教様がレティシア殺害を指示してたけど、レティシア死んだら恵み無くなって国中餓えてどっちにしろ詰みじゃないの?のというのが二点目。
    最後にアベルが聖樹に魔力注げるんなら自分の領地もっと栄えてんじゃないんかーい!?と疑問に思いました。
    特にアベルの方は魔力吸い上げ機があるんだし…。
    聖女の魔力とただの魔力は違うんでーす!とかあるんかもしんないけど作中では全く説明がなかったので…。

    作者からの返信

    Nor_220さん
    最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

    疑問点として挙げられている点について、お答えできる範囲で回答いたします。
    ①宮廷で出た料理について
    仰る点は確かに謎ですね……
    ただ、これ史実にあったことを引用させて頂いているのです……。本当に最初は芋じゃなく茎や葉を使って、宮廷で出して、食中毒が出て、しばらく食べられなくなったらしいです。(まぁ普通は葉の方を食べますよね)
    あまり細かい点考えずに利用したので、その点をぼかしていてすみません……。

    ②大司教の目論見について
    これは完全に作中で記載漏れでしたね。申し訳ありません。
    一応、レティシア以外にも聖女の使う神聖術の素養を持った人は何人かいるのです。
    レティシアが魔力も強いので第一候補だっただけで、彼女がいなければいないで、別の候補をこっそり見つけてあるんです。嫌な言い方ですが「繋ぎの人材」ですね。頃合いを見計らって「いい人材を見つけましたよ」とでも言って連れてくる算段だったんでしょう。

    ③アベルが魔力を注げるなら~の件
    魔術と聖女の神聖術についての記述箇所が少なくて混乱させてしまいましたね。申し訳ありません。
    アベルが得意としている魔術は、自身の魔力を精霊に差し出してあらゆる事象を呼び起こすもの。
    レティシアはその他に、神聖術の心得があります。魔力を生命力に変えて、他者に分け与える術で、これを使いこなすには独特な素養が必要なのです。アベルにはその素養はありません。
    なので、領地でアベルがやっていたのは、自身の魔力を抽出して、魔石に籠めて、誰でも魔術に近いことができるようにすることなんです。
    最終話での聖大樹に魔力を注いだのはレティシアであり、彼女が魔力切れを起こさないように、自身の魔力をレティシアに分けてあげていたという流れです。
    アベル→レティシア→(生命力に変えて)聖大樹
    という感じでしょうか。

    すみません、こういったことは作中でもっとわかりやすく書いておかねばならないところなのですが……
    ご指摘頂いた点も含めての補足を入れたスピンオフでもまたお届けします。

    上記不明点がある中でも最後までお読み頂いて、本当に感謝申し上げます。