自主企画「孤高の短編小説を称える本棚」から拝読させていただきました。
さて何故敢えて並行世界を舞台に設定されたのかを考えながら読み進めておりました。
そしてその心はネット環境のなかった新聞だけが主な情報源であった世界の危うさを炙り出そうとされているのだと拝察申し上げております。それは逆説的に情報源の多様化した現代社会においても能動的な情報収集に務めなければ、物事を多角的に自ら判断できないという警句であったようにも感じ入らせていただきました。
この度は自主企画へのご参加に心より御礼申し上げます。どうぞ今後とも益々のご活躍を祈念申し上げております。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
並行世界だと現代社会の課題とかを出しやすいというメリットが多いですね。
とはいえ、どう解釈するかは読者の皆様に丸投げしておりますが。
(一つのテーマに絞っていたはずが、無意識に他のも混ざっている時もあるので)
主人公メアリーが体験した奇妙なニューヨーク……ビルがなくスマホが使えない以外は日付も言葉も一緒……
劇中では石油に代わる楽器的なエネルギーが見つかったとの事ですが、それ以前からこの世界に「分岐」する為に何が起きたのかが謎ですよね
多分びりびりするアレかな^p^
作者からの返信
コメントありがとうございます。
どの辺りから分岐したのか。どういうところが異なっているのか。その辺りは主人公視点では謎のままにしています。