可愛い女の子とひとつ屋根の下で恋の進路指導。そのよん
「――零ちん、聞かせて欲しいの、麻衣のおっぱいって変じゃなかった? そ、その特に、先さきっぽの部分とか」
「ま、麻衣、先っぽの部分って、お、おま、お前、いきなり何を言ってんだっ!!」
「あう、ああっ、私、何を言ってるんだろう!? どうかしてるよね……」
「そ、そりゃあ俺も驚いたよ、麻衣のおっぱいは希少なパフィーニップ……」
「ぱふいにっぷ!? 零ちん、何ソレ……」
「うわあああっ!! 何でも無いっ、今の言葉は今すぐに忘れろっ!! 記憶を全部消去するんだぁ!!」
……ヤバい、麻衣が自分のおっぱいについてド直球で質問してきたので、
つい俺もフランクに解答してしまうところだった。
口が裂けても言えないよな、麻衣の乳首が通称パフィーニップル、
可愛いぷっくり乳首だなんて……。
おっぱい大好きな男子諸君なら、
その反対で女の子の乳輪がぷっくり膨らんでいるんだ。
日本ではあまり知られていない言葉だがデカ乳輪とはわけが違うぞ。
まあ、それはソレでイイ物だが……。
良い子のみんな、ここで零ちんと約束だぞ!!
絶対にパフィーニップルと検索しては駄目だ。
その破壊力の虜になって禁断の沼にハマっても当方は責任を取れないからな。
これはフリではないから零ちんとの約束は絶対に守ってくれ。
間違ってもお父さんやお母さんに質問するのも御法度だ。
【ねえ、ぷっくり乳首って何?】とか。
一瞬にして家族団らんの空気がぶち壊しになること請け合いだ!!
「……れ、零ちん、もの凄い怖い顔になってるよ、分かった。ぱふい何とかは聞かなかったことにするから麻衣の悩み、お部屋でゆっくり相談してもいいかな?」
「勿論だ!! 何でも相談してくれ麻衣、高価な壺を壊してしまった一件もあるし。そうだなお金を貸すのと俺が十七年間大切に守ってきた
「……もう、零ちんは子供のころからどスケベなんだから。麻衣、そんな物は欲しいなんて絶対に言わないから!!」
キングオブ童貞の守ってきたチャンピオンベルト。清らかな男の勲章をいらないだと!? 男の子の人生で、一度しか捧げることが出来ない大切な物をまるでゴミクズ扱いだ。これが女子高生の処女だったらまるで話が違って引く手あまたなんだろうな。
神様、なんて人生って不公平なの……。
「でも良かった、零ちんってまだなんだ。てっきり茜ちゃんと済ませているのかと思ったんだよ……」
「ぶはっ!? あ、茜と俺がせ、セクロスを済ませたって!? まさか……。まあ二人羽織で危うく未遂事件はあったけど……」
「零ちん、それは聞き捨てならないんだけど、二人羽織で未遂って、いったい何?」
「麻衣っ、じつは体育祭で二人三脚競技の優勝をするために、茜と秘密の特訓を始めたんだ……。その
ああああっ、しまったぁ!! 動揺して言わなくていい秘密まで全部口走ってしまったぁ、何たる不覚だ……。麻衣はきっとドン引き状態になっているに違いない。
「……零くん、ちょっといいかな?」
零くんって、あれっ!? 麻衣の口調が急に変わった気がする。
うつむき加減でまったく俺を見ようとしない。そして後ろ手でドアを開けている。
「入ってくれるかな、リビングの奥が麻衣の部屋だから……」
「……お、お邪魔します」
「ちょっと待ってて、部屋の中を片付けるから……」
そう言いながら麻衣は自分の部屋のドアを静かに開け放った。
驚愕の次回に続く!!
☆☆☆お礼・お願い☆☆☆
最後まで読んで頂き誠にありがとうございました!!
少しでも面白いと思っていただけましたら、
レビューの星★★★でご評価頂けたら嬉しいです。
つまらならければ星★一つでも結構です。
今後の励みやご意見を参考にしたいので、
何卒お願いしますm(__)m
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