②「私と共依存になりなさいよ」と言ってきたメンヘラの貞操観念が、どう考えても高すぎる件について

【2巻発売】アバ【購入者は神。異論はない

第1話 プロット


企画に気が付いたのが今日ですが()、企画応募用(https://kakuyomu.jp/user_events/16817330647869497553?page=2#enteredWorks)のプロットです。


○お題

②ラブコメ 共依存もの


◯参考作品

クズの本懐


◯コンセプト

共依存物の難しい点は、(1)際どい描写に行きがち、(2)暗くなりがちという部分にあると思った。

なので、ヒロインの恋愛観のハードルをひたすら低くすることにより、(1)際どくなりがちな描写を避けつつ、

それに対する主人公のツッコミを出すことで、(2)明るい共依存ものにする、というのがコンセプト。

基本的には明るい感じで、物語が深まるごとに共依存ものの良さ(例:ヒロインの愛が重い、主人公からの愛が重いなど)が出るような状態を作りたい。


◯世界観

現代日本。主人公たちは高校生。

ただし現実よりは、規模が大きい学園を想定(イベントを作りやすくするため)


◯主要キャラクター

・鹿島

主人公。

元々はやる気のあるタイプだったが、完璧超人の兄と比較され続けたことにより、無気力で眼が死んだようなタイプになってしまった。

憧れの女性である「風音先輩」と一緒の高校に通うためだけに入学したものの、その風音先輩が兄貴と一緒に過ごしているのを目撃して以降、無駄な青春を送っている。割とツッコミ属性。

「俺はストーカーではない」


・漆原 潤香

ヒロイン。

地雷臭が漂う残念美人なメンヘラ高校1年生。主人公の兄である「鹿島先輩」に(一方的に)思いを寄せているが、自分の姉が付き合っているのを目撃し、意気消沈。それでも諦めきれずに、屋上で姉と鹿島先輩をストーキングする際に、主人公と遭遇。

外見がメンヘラの癖に、恋愛レベルが著しく低い。そして胸がでかい。

「私たちで、共依存しましょう」


・鹿島先輩(兄)

主人公の兄。運動神経抜群、人当たりもよく、成績優秀という完璧超人。おまけに性格もいい。

主人公が好きだった風音先輩と、青春感MAXの高校生活を満喫している。許せない。

「大丈夫、やればできるよ」


・風音先輩

ヒロインの姉。天真爛漫な美少女。

主人公が高校に入学するきっかけを作った人物だが、自分に憧れて入学してきた主人公の目の前で、主人公の兄といい感じの雰囲気を作るなど、無意識に主人公のメンタルを殺しにかかる、という一面を持つ。妹のことが好き。



・委員長(名前未定)

黒髪ロングの委員長。主人公とヒロインと同じクラスだが、クラスでも目立っているヒロインや、クラスで浮いている主人公のことはあまり好きではない。風紀委員であり、不純異性交遊を絶対に許さないが、こう見えてド変態。

「………ッ!! 変態………!!」


◯物語構成


全4章を予定。


1.主人公とヒロインが出会う。

本文(作品2ページ目)に相当。

お互いに「憧れの人がいるが、その人が付き合ってしまっている」という状態の主人公とヒロインが出会い、ヒロインに「共依存しよう」と言われる。

――が、ここでヒロインの恋愛レベルが物凄い低い、とバレる。



2.お互いに「共依存」することに同意した主人公とヒロインが、デートっぽいことをしてみる。


いざ共依存っぽいことをしようとしてみるが、ヒロインの恋愛観ゆえ全然、共依存っぽくないカップルになってしまう。

しかし、クラスのイベント(未定)に巻き込まれるなどして、徐々にお互いの良さを知り始めた主人公とヒロインは仲を深める。


3.一度、仲が悪くなりかけるが、そんな中ヒロインがピンチに陥る。


共依存カップルとして、それなりに仲を深めていた2人だったが、ヒロインが憧れの先輩(主人公兄)に声をかけられるなどして浮ついてしまう。そんなヒロインの様子に主人公は嫉妬し、2人は決裂する。

そんな中、学校主催の夏っぽいイベントが始まる(夏祭り? 肝試し? ※現実的には学校が開催できるイベントではないが、そのくらいできる巨大な学園を想定)


あれほど楽しみにしていたイベントの場にいないヒロイン。口げんかをして喧嘩別れしていた主人公だったが、必死にヒロインを捜索し、ヒロインの危機を助ける。


4.仲直りしてさらなる展開へ


なんやかんやで一夜明け。

お互いに最初にあった場所で落ち合うヒロインと主人公。恋愛観がおこちゃまレベルのヒロインだったが、感謝の証としてお互いにハグをすることを提案。

 

ハグをする2人だったが――


偶然、2人の憧れの人も、その場面を目撃していた。

そして、ハグを目撃された主人公に、主人公の兄とヒロインの姉は笑顔でこう告げた。


――そっか、2人は付き合っていたんだね、と。



○次回への引き

ここまでやっても、ヒロインから主人公への肉体的接触は「ハグ」のみなので、さらに、ここからドキドキ感や2人の「共依存」感を深掘る予定。






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